2014年9月18日 (木)
遊び心たっぷりのカードフレーバーの魅力に迫る!「ガンダムトライエイジ BUILD G1弾」特集【第2回】
ゲストは関西リョウジ氏!ボツとなった幻のテキストも公開!?
いよいよ10月上旬より稼働開始となる「ガンダムトライエイジ BUILD G1弾」。その魅力を全4回にわたって紹介する本特集の第1回では、大迫力のカードイラストの誕生秘話を、「ガンダムトライエイジ」の担当バンダイ長瀬氏と、開発スタッフ井之丸氏、山路氏に伺った。 続く第2回では、フレーバーや必殺技名などのテキスト、オリジナルMSのコンセプトデザインを担当する関西リョウジ氏と担当バンダイ長瀬氏をゲストに、カードの裏面に記載されたもう一つのお楽しみ「カードフレーバー」に込められた遊び心と熱い想い語ってもらった。 |
「ガンダムトライエイジ」でフレーバーや必殺技名などのテキスト、オリジナルMSのコンセプトデザインを担当している。主な参加作品は「機動戦士ガンダムUC」設定協力、「革命機ヴァルヴレイヴ」メカニカルコーディネーターなど。
長瀬裕
バンダイ カード事業部所属。ガンダムトライエイジ担当の1人で、立上げから現在に至るまで約3年ほど携わり続けている。
初めて遊んだガンダムゲームは「ガシャポン戦士2 カプセル戦記」。
――トライエイジのカードフレーバーは、一般的なものと比較するとボリュームがありますね。
長瀬: 当初、カードフレーバーのコンセプトを決めるにあたり、「証言」や「記事」のような、「いかにも本当に起こったこと」のようにフレーバーが楽しめるものはどうか、というアイデアがありました。
関西: 「ガンダム」は世界観の奥行がある作品なので、名も無き兵士や民間人など、いわゆるモブキャラたちの証言という形を取ることによって、さまざまなバリエーションを持たせられるのではと考えていました。
カードフレーバー作成自体は以前ガンダムバトレイヴという商品で一度担当しておりましたので、トライエイジ立ち上げ当初はその頃と同様に短めのボリューム感で進めていたように記憶しています。
01-003 ガンダムAGE-1 ノーマル 「普通のビームライフルじゃないんですよ。ビームをドリル状に回転させることで貫通力が飛躍的に高まったスゴイ武器、それがこの『ドッズライフル』です!」 (連邦軍兵士) |
01-044 フリット・アスノ 「フリット・アスノ?うん、すごく良いヤツだよ。……まぁ熱中しすぎて周りが見えなくなるってコトもあるけどね」 (ノーラ在住の子供) |
長瀬: ジオンの興亡編から、それまで全てのカードに記載されていた機体ごとの解説文を取って、フレーバーテキストの分量を増やして頂きました。
というのも、同じモビルスーツ、パイロットのカードを弾を重ねるとユーザーさんは何枚も手にされるので、同じキャラクターのカードだとしても、イラスト、そして裏面フレーバーで毎回違う面白さを感じて頂けるようにしたい、という思いがあり。
関西: データカードダスはカードを筐体で使用することが遊びの主となりますが、それ以外、例えば自宅にいるときにでもカードで楽しめるようにしたく、その役割を果たせるのがイラストであり、フレーバーテキストであると考えています。たから、弾が進んでフレーバーの方向性が固まって行くにつれ、一言というよりも「小話」くらいのボリュームのものが自然と増えていきましたね。
ユーザーさんから「あのカードのフレーバーが印象的でした」などの好意的なリアクションを頂けることもあり、作り手としてより熱が入っていったのかもしれません。
Z2-012 ガンダムNT-1 ――『専用』のガンダム 「ニュータイプ向けに開発したRX-78NT-1、コードネーム『アレックス』です。 現在は最終調整を行っており、担当のテストパイロットも頑張ってくれていますね。 あとは無事にホワイトベースへ届けることができれば……ええ、そこにはアムロ・レイ少尉という搭乗者が待っている」 (連邦軍の技術者) |
――フレーバーを作るにあたっての、「ルール」のような物は定めていますか?
関西: 原作の各シーンで実際に存在していておかしくない人、もしくは原作シーンの記録映像を見ていた人など、証言をする人物設定のバックグラウンドになるべく嘘が無いようにはしています。
劇中の映像を見ていて「この人にインタビューしたら、どんなことを言ってくれるだろうか」という気付きから、フレーバーを作ることもありますね。そういう決め事を個人的に作ったので、リボンズ・アルマークのような原作でモブキャラと同一空間にいる余地が少ない登場人物のカードは非常に苦労することになりました(笑)
B5-031 ウイングガンダム ――負けていた『けど』 「あの時はギャンのお兄ちゃんに負けちゃったけど……あれからボク、勉強したんだ。 ガンダムWのアニメでも、最初はガンダムが負けていたんだよ!でもそのあとは、すごく強かった!!お店のお兄ちゃんも、それを知っててわざと負けたのかな?」 (イオリ模型に来た子供) |
01-065 リボンズ・アルマーク 「つかみ所がない、という言葉は彼を表現するに一番ふさわしい。至る所で世界に関わりながら、その実体は一切不明なのである。 はたして本当に実在する人物なのだろうか……」 (民間ジャーナリスト) |
長瀬: そういう点では、「BUILD G1弾」のフレーバーが数ある中で印象的なのは、僕はゴールドスモーのものですね。
BG1-028 ゴールドスモー ――『金』のスモー 「ははは、眩しいだろ?あれはディアナ・ソレル親衛隊隊長のみが使用できる特別なスモーだ。機体性能は通常機と基本的に同等だけど、細かい部分で色々変わっていてな」「おーい、あんたら!綺麗な装甲だからって、あんまり晴れた日にスモーを見つめちゃ駄目だ、太陽の反射で目を悪くしちまうぞ!!」 (ディアナ・カウンターの兵士たち) |
関西: 『∀ガンダム』全体の雰囲気として、良い意味で本筋の流れとは直接関係のない生活感あふれる台詞が挿入されている印象があって。いい天気の日に金色のモビルスーツの下でインタビューをすれば、きっとそういう注意をされるのではないかなと想像しながら作りました。
なぜか同じ金色の百式だと、こういう思いつきは出なかったんですよ。新作の『ガンダム Gのレコンギスタ』は、そう言う意味だと『∀ガンダム』の雰囲気に近いフレーバーが多くなりそうです。あくまで個人的な受け取り方でしかありませんが。
長瀬: 通常カードはモブキャラクターが登場する一方で、キャンペーンカードでは主要キャラクター達が証言するのも、1種のルールですよね。
関西: キャンペーンカードは毎回デザイン仕様も異なっているものですし、フレーバーでも特別感を出すためにそうしていますね。実際のキャラクターを扱う分、特に神経を使いますが、「BUILD MS 3弾」のラルさんと近所の子供のやりとりや、「BUILD MS 6弾」の対デビルガンダム戦にのぞむ各作品の主人公などは作業していて楽しかったです。
最近だと「BUILD MS 8弾」でのカミーユとジュドーがお気に入りです。特に対照的な印象ですが、2人とも大好きなキャラクターなんです。
B3-067 ザクアメイジング ――イオリ模型にて『月曜日』 「ザクとは違うのだよ、ザクとは!……いや、ザクだったなこれは。つまりアメイジング(驚くほど見事)なザクということだ。ここまでの完成度だと、わたしのグフですら勝つことは難しいかもしれん……だが!このラル、たとえ素手を使ってでも戦いに勝ってみせる!」 「おじちゃん、それ反則だよ」 (常連のラルさんと近所の子供) |
B6-070 ガンダムシュピーゲル ――U.C.『0096』年 「そんなモビルスーツがいるんですか?……嫌な名前ですね、デビルガンダムって。 強い力で人の心を簡単に惑わせるようなマシーンなんて、あってはならないんだ。 僕が知るガンダムというモビルスーツは、人の心を……悲しみを感じる心を知る人間のために、力を貸してくれる存在なんです」 (バナージ・リンクス) |
B8-075 ジ・O ――カミーユと『シロッコ』 「みんな大人だからって好き勝手して……長く生きると、そういう余計な考えばかり染みつくんですか?どんなに小難しい理屈をあげたところで、それは独りよがりな決めつけでしかないんだ。口で言ってもわからないなら、戦うしかない。互いがモビルスーツに乗れば、いやでも平等になるんです」 (カミーユ・ビダン) |
B8-077 キュベレイ ――ジュドーと『ハマーン』 「さっさとこんな戦争を終わらせて、あんたもゆっくり休みたいでしょ?ネオ・ジオンのハマーンさんは怖いけど、ほかの大人たちよりは話が通じそうな気がするんだ。 美人なオネーさんだからって?……あっはっは、痛いトコロを突かれちゃったな! あの人、きっと心もキレイだよ」 (ジュドー・アーシタ) |
長瀬: あと、原作よりも女性の登場率が高い印象もありますね。ジオンの女性パイロット、とか。
関西: どうしても始めは男性口調で作るものが自然と多くなってしまうんですが、弾全体のフレーバーバランスを見直した上で、もともと男性で作っていたセリフを女性に変えることもあります。
B7-012 バンシィ・ノルン(デストロイモード) ――彼には『不要』? 「アームド・アーマーXCは、確かにNT-Dの発動を促す効果も持っていたけど……特別に、この運用データを見せてあげる。ほら、パイロットのリディ・マーセナスは自分の力だけでシステムを発動させてるでしょう? ふふ、この機能に関しては、とんだお節介だったみたいね」 (UC計画の女性関係者) |
関西: プロモーションカードは、それが付属する商品やイベントとの関連性を意識したものを作るようにしています。時に自身が関わっていた『機動戦士ガンダムUC』の劇場配布プロモーションカードでは、ストーリーの福井晴敏さんへ冗談で話していたネタを元にした、迷子の重装型グフ話を3話も続け……まさか完結できるとは思ってもいませんでした(笑)
ガンダムUC ep5イベント上映にて配布 PR-105 ユニコーンガンダム(D) 「そういや、すこし前に上空が騒がしくてな。巨大な飛行機のまわりで戦闘があったみたいだ。その中に赤い光を帯びたモビルスーツがいたんだが、もしかするとそいつかもしれない。それよりもこっちが聞きたいんだが……トリントンはこの方角であっているのかい?え、ちがう!?」 (グフ重装型に乗ったパイロット) |
ガンダムUC ep6イベント上映にて配布 ZPR-025 バンシィ・ノルン(U) ――宇宙と地球と『旅人と』 「んー……そういや確か、シャトルの発着場近くを通りかかった。1機の黒いモビルスーツを打ち上げるのに、えらく物々しい雰囲気が流れていたんだが、もしかするとそいつのことかもしれない。そんなことよりこっちが聞きたいんだが……トリントンはこの方角で……え、やっぱちがう!?」 (グフ重装型に乗ったパイロット) |
ガンダムUC ep7イベント上映にて配布 BPR-044 ユニコーンガンダム(覚醒) ――虹の彼方に『叶った』 「何をしてるって……偶然立ち寄ったこの街の復旧を手伝ってるのさ。少し前、空が虹色に輝いてな。その美しさに……ふくしゅうなんて、どうでもよくなったんだ。 ここは居心地が良く、人々も温かい。世話になった分、最後まで恩返しさせてもらうよ。それよりこっとが聞きたいんだが……えっ、ここがトリントン!?」 (グフ重装型に乗ったパイロット) |
――弾の中や、時には弾をまたいでフレーバーの内容がリンクしていることもありますね。
関西: 宇宙世紀シリーズや『機動戦士ガンダムAGE』は、時代の連続性がある作品ですのでそういう試みがしやすいですね。元々はAGEがその発想のきっかけで、フリットの時代に子どもだったキャラクターがアセムの時代になって大人になり、同様に証言をしている、というカードあたりが始まりだったと思います。で、これは宇宙世紀にも応用が利くぞ、と。
01-011 ジェノアスカスタム 「うぇーん!あの白いモビルスーツに乗ったお兄ちゃんに、『色はガンダムにわざと似せたの?』って言ったらゲンコツくらったよーーーっ!!」 (ノーラ在住の子供) |
03-007 Gバウンサー ――『伝説』の白き狼 「光栄ですよ、ガンダムと共にアンバットを陥落させた『白い狼』とお会いできるのは。 専用モビルスーツのGバウンサーも力強く、噂に違わぬ白さで……ん?そういえばわたしが子供の頃、白い機体に乗ったパイロットにゲンコツをもらった記憶が……」 (トルディアの警官) |
――フレーバーテキストは、完成までに何度か内容のやり取りがあるんですか?
長瀬: ほぼ無いですね。
細かい言葉遣いの部分でご相談することはありますが、内容レベルで僕から変更をお願いしたのは、『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』関連の1つだけ、だったと記憶しています。
「最近のキラ・ヤマトってさ、なんだか以前にまして格好良くなってない?お肌のつやが良いというか、ハッキリクッキリ見えるようになったというか……ん、えいちでぃーりますたー?なにそれ、新しい洗顔料なの!?」(カレッジの同級生)
長瀬: これは僕のこだわりで、作中の登場人物が現実世界で起きていることを話す、と急に生々しさが出てしまう気がしたんですよね。
関西: 懐かしいですね。個人的にはこのフレーバー、出来上がったときにすごく手応えを感じていたんですよね。タイムリーで、HDリマスターの宣伝にもなるじゃないですか?(笑)
決して悪ふざけをしたかったわけでは無く、設定に準じたものをしっかりと進めていく中で、トライエイジはこういうものも許容できるという懐の広さを出したかったんです。
真武者頑駄無のフレーバーも、かなり頭柔らかめに作りましたね。
Z1-045 真武者頑駄無 ――『武者』見参! 「カッ!(インタビュアーの部屋の壁に矢文が刺さる)……数多の武が咲き乱れる戦国の地には、時空を超えて伝説の武人が現れ無双すること世の常なり。名だたる機人が集いし『斗雷永時(トライエイジ)』の乱世を見逃す道理も無く……さぁ皆の衆、刮目せよ! 烈火の如き轟く名こそ、真なる武者の頑駄無……真武者頑駄無なり!!」 (謎の矢文) |
――たとえば“なぜなにモビルスーツ”などが、その発想に基づいたものなのでしょうか?
Z4-017 ガンダム試作1号機フルバーニアン ――なぜなにもびるすーつ第『1』回 「よい子のみんな、今日はビーム・サーベルについて勉強するよ……ゴホン。 円筒形の柄の先端部よりミノフスキー粒子を放出、その際に粒子収束フィルターを使用し、Iフィールドを形成させて刀身状に収束……ん、難しすぎるかな? よーするに、ビームをサーベルのカタチに固めているのさ!また約2ヶ月後に会おう!!」 (モビルスーツはかせ) |
関西: ガンダムの設定用語を説明するために普通に書こうとすると、結構難しい言い回しになってしまって。トライエイジで初めてガンダムを知る低年齢層のユーザーさんが理解しやすい表現方法が他に無いかと模索していて思いついたものですね。あと、フルバーニアンのフレーバーもこれまでにかなり作っていましたから、単純にネタが無かったというのも一因です(笑)
長瀬: 試作1号機、キュベレイやフリーダムガンダム(ミーティア装備)はイラストもそうですが、ネタ作りに苦労するようになりましたね。
関西: キュベレイは本当に難易度が高くなっています。ハマーンがキュベレイ以外でMSに乗ったことが少ないので、ハマーン側面からもなかなか話が広がらなくて。
そういう縛りの中から、面白い発想が生まれることも多々あるのですが。
――完結作品を取り扱う一方、カードは次々新しいものを作らないといけないですもんね。
関西: 改めて今までリリースされたカードの枚数を計上すると、1,500種近くのフレーバーを作ってきたことに自分でも驚きました。その中で同じような内容のフレーバーを作らないようにしていけば、もちろん弾が継続するほどに作成カロリーは大きくなっていきます。
今回、10月から新シリーズが始まると聞いた時に、良い区切りとしてフレーバー担当を降りようかと考えた時期もありました。
長瀬: この悩みは長く継続させて頂いているタイトルの宿命ですよね。
ただ、トライエイジのカードでフレーバーが占める割合はすごく大事だと思っていたので、関西さんに思いとどまってもらうようお話をしました。関西さんだからこそ作り出せる空気感を続けたくて。
関西: 自分としても立上げから3年強、フレーバー以外の部分も含めて深く関わってきた中で、やはりガンダムトライエイジに対する思い入れは非常に強く、結果的に「BUILD G1弾」以降のフレーバーも継続したいと逆にこちらから長瀬さんへお願いしたんです。
長瀬: さきほどの“なぜなにモビルスーツ”が「BUILD MS 8弾」で終わりそうな雰囲気を醸し出していたのは、実はこういう裏話がありました。ホント、終わらなくて良かった!(笑)
関西: 実は今回で、“なぜなにモビルスーツ”は記念すべき10回目なんですよ(笑)
――常に新たな面白さを作ろう、という一端が「クロスIF(※)」に繋がったのでしょうか?
※クロスIF ・・・ 稼働日までイラスト内容がシークレットのカード。
ただし、IF内容を表したフレーバーのみ公式HPにて先行で公開されている。
B1-クロスIF サイコ・ガンダム(クロスIF) ――『もしも』、永遠のフォウで 「フォウ・ムラサメ!それは危険な戦闘システムが積まれている、降りろ!!」 「同じようなマシーンで、よく言うよ!お前たちはあたしをイジメにきた……あたしから記憶を奪ったのはお前たちだ!!」 ・・・・・この続きはカードでチェック! |
関西: そうですね。単なるMSVではなく、トライエイジだからこそ許容できるガンダムのIFはどんなものなのか、カードイラストとフレーバーの組み合わせで、より面白いことはできないだろうかと考えた結果です。
長瀬: 長年トライエイジやガンダムに触れていらっしゃったユーザーさんほど、より新鮮味を感じて頂けるのでは、と思っています。
関西: フレーバーで一番心がけていることですが、パーフェクトレアでもコモンカードでも、レアリティに関係なく楽しんで頂けるように作成しています。
ぜひ今後もトライエイジに、そしてカード裏面にも目を向けていただけますと幸いです。
「ガンダムトライエイジ BUILD G1弾」特集第3回では、ガンダムシリーズのアニメ展開にあわせてアップデートを実施する制作の舞台裏をご紹介!
9月25日(木)掲載予定!ぜひともお楽しみに!
デジタルカードゲーム ガンダムトライエイジ BUILD G1弾 10月上旬稼働開始 1プレイ1枚100円(税込) ※100円につき必ず1枚カードがでます。 |
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