2010年11月26日 (金)
もっと詳しく!デジタルメモ「ポメラ」ガンダムコラボレーションモデル『DM11G』
キャラクターの特長を生かしたオリジナルデザインの本体や、遊び心のある起動時・終了時の画面、ガンダム用語の変換機能など、コラボモデルならではの魅力に迫る!
今夏開催された「GUNDAM BIG EXPO」で初公開され大きな話題を呼んだ“ガンダムポメラ”こと、『デジタルメモ「ポメラ」DM11G』が、いよいよ12月10日(金)に発売される。
今回発売に先駆け実機を借りることができたので、さっそくその魅力に迫っていきたいと思う。
デジタルメモツール「ポメラ」は、文庫本サイズのコンパクトな本体、電源ONから約2秒で起動するストレスフリーな設計、文字入力に特化したシンプルな機能性で、発売以来多くのユーザーから絶大な支持を集めている。
ユーザーは30~40代の男性が多く、今回のコラボレーションが実現した理由のひとつとして、ガンダムがこの世代に多くのファンを抱えていることが挙げられたそうだ。
ラインナップは「シャア・アズナブル モデル」、「ランバ・ラル モデル」、「ジオン軍 モデル」の3モデルがあり、それぞれ『本人が持っていたら』、あるいは『支給されていたら』をコンセプトにデザインされたとのこと。
それでは「シャア・アズナブル モデル」を中心に、随所に盛り込まれた見どころを紹介していこう。
■ シャア・アズナブル モデル
▲『赤い彗星』の異名にちなんだ真っ赤な本体。統一したデザインの専用ケースが付属する。
▲トップパネルには一年戦争でシャアが搭乗した歴代MSのモノアイ部分が並ぶ。
▲左面にはUSBポートとmicroSDカードスロットを搭載。本機で作成したテキストはUSB経由、またはmicroSDカードを介してパソコンに転送できる。
▲オリジナルデザインの専用ケース。表面にはロゴが刻印されている。
▲天板を開くと遊び心のある注意書きが。若さゆえの過ちで壊さないように気を付けよう。
▲キーボードは折りたたみ式になっており、写真のように展開する。
▲展開したキーボードのキーピッチは約17mm。充分な大きさを確保しており入力のしやすさは申し分なしだ。一般的なJIS配列となっているので、パソコンに慣れていれば、すんなりと馴染むことができる。
▲ENTERキーにはシャアのロゴが。キーの刻印もスピード感のあるモダンな字体となっている。
▲電源を入れると「機動戦士ガンダム」のロゴが表示され、その後サブタイトルが表示される。
サブタイトルは電源を入れる度に変わり、第1話から順番に表示されていくので、サブタイトルを見れば何回目の起動か知ることができる。ちなみに「コアファイター脱出せよ」は第7話です。
サブタイトルは電源を入れる度に変わり、第1話から順番に表示されていくので、サブタイトルを見れば何回目の起動か知ることができる。ちなみに「コアファイター脱出せよ」は第7話です。
▲モニターは4インチのTFTモノクロ液晶で、視認性が高く文字が読みやすい。
解像度は640×480となっており、全角で26文字×17行、最大442文字を表示できる。
日本語入力には「ATOK」を搭載。入力スタイルではWindows標準の「MS-IMEスタイル」も選べる。
解像度は640×480となっており、全角で26文字×17行、最大442文字を表示できる。
日本語入力には「ATOK」を搭載。入力スタイルではWindows標準の「MS-IMEスタイル」も選べる。
▲内蔵の辞書には約800語のガンダム用語が事前に登録されており、写真のように「しゃあざく」と入力すれば、モビルスーツ名、型式番号などが変換候補に挙がってくる。
ガンダム用語満載の文章を書いている編集部員にとっては非常に頼もしいアシスト機能だ。
ガンダム用語満載の文章を書いている編集部員にとっては非常に頼もしいアシスト機能だ。
▲間違えやすい機体の英語表記も登録されているので、誤字脱字を防いでくれる。
ちなみにゲルググの英語表記は「GERUGUGU」ではなく「GELGOOG」です。
ちなみにゲルググの英語表記は「GERUGUGU」ではなく「GELGOOG」です。
▲時にはガンダム用語の変換候補が次ページまで続くことも。人生において「ジオン訛」という言葉を使う日が果たして来るかどうかはさておいて、かなりマイナーな用語まで収録されているようだ。
▲数ある武器の名称もしっかりとカバー。
「ヒート・ソード」には中黒(・)があるが「ヒート剣」にはない。これ重要です。
「ヒート・ソード」には中黒(・)があるが「ヒート剣」にはない。これ重要です。
▲中黒といえば「ア・バオア・クー」。
どこに中黒が何個入るか中々覚えられず毎回調べていたが、これも一発で変換してくれる。
どこに中黒が何個入るか中々覚えられず毎回調べていたが、これも一発で変換してくれる。
▲「ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉」なんて超マイナーな用語まで…。
「白」の変換候補に「白い悪魔」、「白いやつ」が入っているのも心憎い。
「白」の変換候補に「白い悪魔」、「白いやつ」が入っているのも心憎い。
▲日本語入力を切り忘れて、左の写真のようになった時は「F10」を押せば半角英字にできる。
その他「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」でペースト、「Ctrl+Z」でひとつ戻すといったパソコンでお馴染みのショートカットも搭載しているので、初めて使っても戸惑うことは少ないだろう。
その他「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」でペースト、「Ctrl+Z」でひとつ戻すといったパソコンでお馴染みのショートカットも搭載しているので、初めて使っても戸惑うことは少ないだろう。
▲QRコード変換機能も搭載しており、入力した文章を手軽に携帯電話へ転送することができる。
ポメラで文章を書いて、携帯電話からメールで送信、ブログへ投稿、twitterでつぶやくなど様々なシーンで活躍する。携帯電話で文章を打つのが苦手な人には重宝するだろう。
ポメラで文章を書いて、携帯電話からメールで送信、ブログへ投稿、twitterでつぶやくなど様々なシーンで活躍する。携帯電話で文章を打つのが苦手な人には重宝するだろう。
▲終了時には様々なキャラクターの名セリフと、MSや戦艦などのメカニック解説がランダムで表示される。なお、収録される名セリフは、各モデルごとにそれぞれ異なるこだわりの仕様となっている。
▲使い心地、機能性ともに申し分なしの『デジタルメモ「ポメラ」DM11G』。
例えば会議でのメモ取りに使えば、その後のテキスト起こしの手間が省けて仕事もはかどるだろう。
さらにそのトップパネルで周りの注目を集めれば、話も弾んで一石二鳥?
例えば会議でのメモ取りに使えば、その後のテキスト起こしの手間が省けて仕事もはかどるだろう。
さらにそのトップパネルで周りの注目を集めれば、話も弾んで一石二鳥?
続いて「ランバ・ラル モデル」と「ジオン軍 モデル」の紹介となるが、機能面については3モデルともほぼ共通なので、外観のフォトレポートをお届けしていこう。
■ ランバ・ラル モデル
■ ジオン軍 モデル
開発担当者に話を伺うことができたので、開発の経緯について尋ねたところ、当初は外観だけ手を加える予定だったが、企画を進める過程で様々なアイディアが飛び出してきて、それらの機能を盛り込んでいくうちに今の形にたどり着いたとの回答があった。
最初はキャラクターの名セリフと、メカニック解説の画面は起動時に表示するつもりだったが、2秒で起動するのでメカのスペックが読めない、しかし表示時間を延ばすとせっかくの起動時間の早さが損なわれてしまう。そこで起動時にはロゴとサブタイトルを表示し、名セリフとメカ解説は終了時に表示するように変更したこと。
また、800語のガンダム用語を変換候補に盛り込むのは、実装もチェックも大変だったことなど、多くの試行錯誤や細やかな手間がかけられていることが分かった。
トップパネルのデザインについても「ガンダム」や「アナハイム・エレクトロニクス」、「黒い三連星」などの多くの候補があり、それらを絞り込んでいくのにも苦労したそうだ。
ちなみに製造元のKING JIMにちなんで「ジム」も候補にあったとのこと。
もし第2弾があればラインナップに含まれることにぜひ期待したい。
デジタルメモ「ポメラ」機動戦士ガンダムコラボレーションモデル『DM11G』は、12月10日(金)にキングジムより数量限定で発売される。 価格は各モデルとも39,900円(税込)。
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※発売日は12月22日に延期されました。
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