【8/16(金)20:00追記】
台風の影響により、本記事掲載のアート作品の展示開始は8月17日(土)午後を見込んでおります。SUMMER SONIC会場内でのコラボグッズ販売は予定通り実施予定ですが、グッズ販売の最新情報はSUMMER SONIC公式サイトをご確認ください。
※天候状況により、変更になる可能性がございます。順次情報を更新予定です。
【8/16(金)10:00追記】
現在接近中の台風の影響により、幕張新都心エリアにて予定しておりましたアート展示の開始時間が遅れる、または中止となる可能性がございます。情報は、「MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-」の公式サイトまたはSNSをご確認ください。
台風の影響により、本記事掲載のアート作品の展示開始は8月17日(土)午後を見込んでおります。SUMMER SONIC会場内でのコラボグッズ販売は予定通り実施予定ですが、グッズ販売の最新情報はSUMMER SONIC公式サイトをご確認ください。
※天候状況により、変更になる可能性がございます。順次情報を更新予定です。
【8/16(金)10:00追記】
現在接近中の台風の影響により、幕張新都心エリアにて予定しておりましたアート展示の開始時間が遅れる、または中止となる可能性がございます。情報は、「MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-」の公式サイトまたはSNSをご確認ください。
▲COIN PARKING DELIVERYさん
アーティスト・COIN PARKING DELIVERYさんとガンダムとのコラボレーション彫刻「遊びは悪じゃない」が、8月16日(金)から18日(日)まで千葉・幕張メッセ中央広場に、8月24日(土)・25日(日)には千葉・とよすなうみかぜ広場で展示される。
今回のコラボ彫刻は、文化庁が主催する音楽とアートの融合によるプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-」の一環として展示されるもの。COIN PARKING DELIVERYさんの代表的なキャラクターである「白井さん」が、ガンプラ「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の箱から飛び出すようなイメージの、迫力満点の巨大立体物となっている。
ガンダムインフォでは、本作を手掛けたCOIN PARKING DELIVERYさんへロングインタビューを実施。本作のテーマや作品を通して伝えたいこと、ガンダムとの思い出、今後の夢や目標など様々なお話を伺った。
なお、記事の最後には直筆イラスト色紙が当たるプレゼントのお知らせもあるので、お見逃しなく。
【目次】
● COIN PARKING DELIVERYの出発点
●「興味があることを徹底的にやることの美しさ」を伝えたい
● ガンダムとの出会いと思い出
● COIN PARKING DELIVERYが目指す場所
● COIN PARKING DELIVERYさん直筆イラスト色紙を3名にプレゼント!
●「MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-」千葉 開催概要
今回のコラボ彫刻は、文化庁が主催する音楽とアートの融合によるプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-」の一環として展示されるもの。COIN PARKING DELIVERYさんの代表的なキャラクターである「白井さん」が、ガンプラ「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の箱から飛び出すようなイメージの、迫力満点の巨大立体物となっている。
ガンダムインフォでは、本作を手掛けたCOIN PARKING DELIVERYさんへロングインタビューを実施。本作のテーマや作品を通して伝えたいこと、ガンダムとの思い出、今後の夢や目標など様々なお話を伺った。
なお、記事の最後には直筆イラスト色紙が当たるプレゼントのお知らせもあるので、お見逃しなく。
【目次】
● COIN PARKING DELIVERYの出発点
●「興味があることを徹底的にやることの美しさ」を伝えたい
● ガンダムとの出会いと思い出
● COIN PARKING DELIVERYが目指す場所
● COIN PARKING DELIVERYさん直筆イラスト色紙を3名にプレゼント!
●「MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-」千葉 開催概要
――ご自身のプロフィールと、活動のきっかけを教えて下さい。
活動名は「COIN PARKING DELIVERY」です。遊園地を作ることを目標に活動しています。「どうやったら遊園地を作れるだろう?」と考えたときに、アートだ!と思い、5年前にアーティストを名乗るところからスタートしました。
自分はもともとグラフィックアートがすごく好きで、街にアートを描くグラフィティに憧れていたのですが、勝手にアートを描くことは犯罪ですよね。しかも、環境美化が行き渡った場所に犯罪を犯してまでアートが描かれているにも関わらず、みんな見向きもせずにスマートフォンを見ながら歩いている。そんな日本の姿を目の当たりにして「グラフィティって何の意味があるんだろう?」と考え、これからの時代は街がデジタル化していくのではないかと思い、デジタルに直接触れる方法として、スマホで写真を撮って指だけで絵を描くことにしました。
本来、グラフィティは違法行為なので、自分の名前を4文字でサッと書いて逃げるのですが、(デジタル上で描く)自分には時間が無限にあり、かつ合法なので、アンチテーゼとしてあえて16文字の「COIN PARKING DELIVERY」という長い名前にしました。また、「新しい場所を作る・貸し出す」みたいな意味も込めています。
作品では、デジタルコンテンツの中に存在する問題提起が、過去も今も未来も変わらないのではないか、ということを提唱し続けています。
それを表すためのひとつの手段として、顔が“過去”をイメージする恐竜、体が“未来”をイメージした宇宙人になっている、過去と未来を合体させた“今”の存在として「白井さん」というキャラクターを創造したり、さまざまなアート作品を制作したりしています。
活動名は「COIN PARKING DELIVERY」です。遊園地を作ることを目標に活動しています。「どうやったら遊園地を作れるだろう?」と考えたときに、アートだ!と思い、5年前にアーティストを名乗るところからスタートしました。
自分はもともとグラフィックアートがすごく好きで、街にアートを描くグラフィティに憧れていたのですが、勝手にアートを描くことは犯罪ですよね。しかも、環境美化が行き渡った場所に犯罪を犯してまでアートが描かれているにも関わらず、みんな見向きもせずにスマートフォンを見ながら歩いている。そんな日本の姿を目の当たりにして「グラフィティって何の意味があるんだろう?」と考え、これからの時代は街がデジタル化していくのではないかと思い、デジタルに直接触れる方法として、スマホで写真を撮って指だけで絵を描くことにしました。
本来、グラフィティは違法行為なので、自分の名前を4文字でサッと書いて逃げるのですが、(デジタル上で描く)自分には時間が無限にあり、かつ合法なので、アンチテーゼとしてあえて16文字の「COIN PARKING DELIVERY」という長い名前にしました。また、「新しい場所を作る・貸し出す」みたいな意味も込めています。
作品では、デジタルコンテンツの中に存在する問題提起が、過去も今も未来も変わらないのではないか、ということを提唱し続けています。
それを表すためのひとつの手段として、顔が“過去”をイメージする恐竜、体が“未来”をイメージした宇宙人になっている、過去と未来を合体させた“今”の存在として「白井さん」というキャラクターを創造したり、さまざまなアート作品を制作したりしています。
▲COIN PARKING DELIVERYオリジナルキャラクター「白井(しらい)さん」
――今回のコラボレーションの経緯について教えてください。
基本的に、こちらから提案させていただくIP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)は、自分自身の過去に紐づいているものがベースです。実は小学生、中学生の時にガンプラとガンダムのゲームをすごくやっていて「メカが動く、ビームが出る、かっこいい!」と思いながら楽しんでいました。そんな過去の自分と、現代アーティストになった未来の自分が、「白井さん」が持っている過去と未来の部分にちょうどマッチしているなと感じたのでお声がけして、ガンダムとコラボさせていただくことになりました。
基本的に、こちらから提案させていただくIP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)は、自分自身の過去に紐づいているものがベースです。実は小学生、中学生の時にガンプラとガンダムのゲームをすごくやっていて「メカが動く、ビームが出る、かっこいい!」と思いながら楽しんでいました。そんな過去の自分と、現代アーティストになった未来の自分が、「白井さん」が持っている過去と未来の部分にちょうどマッチしているなと感じたのでお声がけして、ガンダムとコラボさせていただくことになりました。
▲COIN PARKING DELIVERY × GUNDAM「遊びは悪じゃない」
制作協力:創通、バンダイナムコフィルムワークス、BANDAI SPIRITS
※画像はイメージです。
※画像はイメージです。
――作品にはどんな想いを込めていますか?
「興味があることを徹底的にやる美しさ」を作品に込めました。
自分の祖父は昔飛行機を作っていた人なのですが、休日になると竹や段ボールを渡されて「好きなものを作れ!」と言わることがよくありました。でも、作っているうちに、細部の構造がわからないことがあって。そんなときにガンプラを作ると「あ、関節ってこんな構造になっているんだ!」といった学びがありました。
自分にとって、ガンプラ作りは最も“遊び”であり、最も今の活動に活きていることです。当時は単なる遊びでも、全力でやっていたことが今の自分につながっている。一方で、世の中には「遊びを悪とする」考え方が存在することを強く実感しています。そこで、自分なら「興味があることを徹底的にやる美しさ」を伝えられるのではないか、と思いガンプラをモチーフに選びました。
――コラボ彫刻はガンプラ「RG RX-78-2 ガンダム ver2.0」の箱から、「白井さん」が飛び出しているイメージが印象的ですね。
今の自分にとって、ガンプラの箱は小さな箱ですが、子どもの頃はもっと大きく感じていました。そんな“大きな箱”が今の自分につながっているので、机のような空間で大きなガンプラの箱を見て、子どもの頃の遊びの気持ちを思い出してもらい、遊びは悪じゃないと思ってもらうために、作品のすべてを巨大化させています。また、そんなガンプラの箱から「白井さん」がビーム・サーベル片手に飛び出すことで、過去・今・未来をつなぐ意味を込めているので、このかたちにさせてもらいました。
――作品を制作するにあたって苦労している部分はありますか。
ガンダムは日本の伝統的なアニメ作品の代表格だと思っているので、やはりプレッシャーは感じます。新しいことをやるのも大事ですが、ガンダムファンが長年支え続けてきたおかげで今につながっているので、作品に対してリスペクトがないといけないと思っています。そこは緊張感をもって取り組んでいるところです。
他には、今回は作品が巨大なので、少しビビッています(笑)。
ガンダムにも実物大立像がありますが、自分も今、やたらと大きなものを作りたくて。大きいものってすごく重要で、小さいものをずっと作っていると、制作者も鑑賞者も皆がこぢんまりしてしまって、現実を見ようとする癖がついてしまう気がします。なので今回も、できる範囲で最大限大きくしてもらっています。
――今回はガンダムシリーズ45周年記念イラストをモチーフにしたTシャツも制作されています。
最初は、自身のモチーフをテーマに作る予定でした。ただ、最終的にこのグッズを作って誰が喜ぶのかを考えたとき、「自分よりもガンダムが好きな自分のファン」は一定層いるなと思いました。それなら本物のガンダムがいたほうが良いだろうということで、このようなデザインにしました。
「興味があることを徹底的にやる美しさ」を作品に込めました。
自分の祖父は昔飛行機を作っていた人なのですが、休日になると竹や段ボールを渡されて「好きなものを作れ!」と言わることがよくありました。でも、作っているうちに、細部の構造がわからないことがあって。そんなときにガンプラを作ると「あ、関節ってこんな構造になっているんだ!」といった学びがありました。
自分にとって、ガンプラ作りは最も“遊び”であり、最も今の活動に活きていることです。当時は単なる遊びでも、全力でやっていたことが今の自分につながっている。一方で、世の中には「遊びを悪とする」考え方が存在することを強く実感しています。そこで、自分なら「興味があることを徹底的にやる美しさ」を伝えられるのではないか、と思いガンプラをモチーフに選びました。
――コラボ彫刻はガンプラ「RG RX-78-2 ガンダム ver2.0」の箱から、「白井さん」が飛び出しているイメージが印象的ですね。
今の自分にとって、ガンプラの箱は小さな箱ですが、子どもの頃はもっと大きく感じていました。そんな“大きな箱”が今の自分につながっているので、机のような空間で大きなガンプラの箱を見て、子どもの頃の遊びの気持ちを思い出してもらい、遊びは悪じゃないと思ってもらうために、作品のすべてを巨大化させています。また、そんなガンプラの箱から「白井さん」がビーム・サーベル片手に飛び出すことで、過去・今・未来をつなぐ意味を込めているので、このかたちにさせてもらいました。
――作品を制作するにあたって苦労している部分はありますか。
ガンダムは日本の伝統的なアニメ作品の代表格だと思っているので、やはりプレッシャーは感じます。新しいことをやるのも大事ですが、ガンダムファンが長年支え続けてきたおかげで今につながっているので、作品に対してリスペクトがないといけないと思っています。そこは緊張感をもって取り組んでいるところです。
他には、今回は作品が巨大なので、少しビビッています(笑)。
ガンダムにも実物大立像がありますが、自分も今、やたらと大きなものを作りたくて。大きいものってすごく重要で、小さいものをずっと作っていると、制作者も鑑賞者も皆がこぢんまりしてしまって、現実を見ようとする癖がついてしまう気がします。なので今回も、できる範囲で最大限大きくしてもらっています。
――今回はガンダムシリーズ45周年記念イラストをモチーフにしたTシャツも制作されています。
最初は、自身のモチーフをテーマに作る予定でした。ただ、最終的にこのグッズを作って誰が喜ぶのかを考えたとき、「自分よりもガンダムが好きな自分のファン」は一定層いるなと思いました。それなら本物のガンダムがいたほうが良いだろうということで、このようなデザインにしました。
「白井さん」も、『機動戦士ガンダム』の放送当時の作画や色味に近づくように何度も描きなおしましたね。
――作品制作を通して、「ガンダム」について新たな気付きはありましたか?
改めて『機動戦士ガンダム』を見直しましたが、勘違いして記憶していた部分も結構ありましたね。例えばラストシューティングの場面、衝撃的でした(笑)。
――作品制作を通して、「ガンダム」について新たな気付きはありましたか?
改めて『機動戦士ガンダム』を見直しましたが、勘違いして記憶していた部分も結構ありましたね。例えばラストシューティングの場面、衝撃的でした(笑)。
※価格・詳細は、SUMMER SONIC 2024公式サイトのグッズページをご確認ください。
※デザインはイメージです。
※デザインはイメージです。
――ガンダムに触れたきっかけは何でしょうか?
自分にとって初めてのガンダムはゲームですね。ガンダムに詳しい友達とバトルゲームをプレイしたのが最初で、そのあとガンプラを作り始めました。
初めて見たアニメ作品は『機動戦士ガンダム00』でした。新しくもガンダム感のあるモビルスーツのデザインがとても好きで。「ガンダムエクシア」から「ダブルオーガンダム」みたいに進化していくのも飽きなかったですし、最後の「ダブルオーライザー」は「ガンダムを超えた存在」というのも、中学生ながらかっこいいなと思いました。
一時的に力を解放するトランザムも好きだったので、とても心がくすぐられたことを覚えています。
――『00』でお気に入りのモビルスーツやキャラクターはいますか。
モビルスーツは「ガンダムエクシア」ですかね。機体の細さが好きなのと、ガンプラという面では可動域が広かったので、その部分もかっこいいなと感じました。青と白のカラーリングも大好きです。
あと「スサノオ」も好きです。ジャパニーズ感が強くてガンダムよりも鎧感が強いところが、かっこいいなと思っていました。
キャラもかっこいいですよね……刹那(・F・セイエイ)とかクールキャラなのに、めっちゃ叫んだり熱くなったりするところが良いですね。
――最初に作ったガンプラは何でしたか?
SDの武者頑駄無です。大きなガンプラって自分のお小遣いでは少し高くて買えなかったので、故郷の栃木にあるショップでSDを購入しては、たくさん作っていました。
――作っていて楽しかったガンプラは?
フリーダムガンダムです。翼の部分が開くとは知らず左羽を固定しまい、右羽だけが開くフリーダムガンダムを作ったことがありました。
自分はこのガンプラで「慎重にいけ」と人生の極意を学びましたね(笑)。
自分にとって初めてのガンダムはゲームですね。ガンダムに詳しい友達とバトルゲームをプレイしたのが最初で、そのあとガンプラを作り始めました。
初めて見たアニメ作品は『機動戦士ガンダム00』でした。新しくもガンダム感のあるモビルスーツのデザインがとても好きで。「ガンダムエクシア」から「ダブルオーガンダム」みたいに進化していくのも飽きなかったですし、最後の「ダブルオーライザー」は「ガンダムを超えた存在」というのも、中学生ながらかっこいいなと思いました。
一時的に力を解放するトランザムも好きだったので、とても心がくすぐられたことを覚えています。
――『00』でお気に入りのモビルスーツやキャラクターはいますか。
モビルスーツは「ガンダムエクシア」ですかね。機体の細さが好きなのと、ガンプラという面では可動域が広かったので、その部分もかっこいいなと感じました。青と白のカラーリングも大好きです。
あと「スサノオ」も好きです。ジャパニーズ感が強くてガンダムよりも鎧感が強いところが、かっこいいなと思っていました。
キャラもかっこいいですよね……刹那(・F・セイエイ)とかクールキャラなのに、めっちゃ叫んだり熱くなったりするところが良いですね。
――最初に作ったガンプラは何でしたか?
SDの武者頑駄無です。大きなガンプラって自分のお小遣いでは少し高くて買えなかったので、故郷の栃木にあるショップでSDを購入しては、たくさん作っていました。
――作っていて楽しかったガンプラは?
フリーダムガンダムです。翼の部分が開くとは知らず左羽を固定しまい、右羽だけが開くフリーダムガンダムを作ったことがありました。
自分はこのガンプラで「慎重にいけ」と人生の極意を学びましたね(笑)。
――ガンダムシリーズは今年で45周年です。COIN PARKING DELIVERY さんにとって今年○周年となる物事や、長く続けていることはありますか?
COIN PARKING DELIVERYは今年6年目に入りました。自分はアニメに助けられている側の人間で、今でも毎クール8作品前後視聴しているのですが、今後はより多くの日本のアニメに触れていきたいですね。
なぜかと言うと、自分は日本の伝統文化も好きなのですが、歌舞伎って行ってみれば楽しいのに、やっぱり腰が重かったりしますよね。大人でも結構しんどいので、若い子が行くのはなおさら難しいだろうなと思います。同じように、いくら良いアニメを作ったとしても結局時代の流れの入り口を作れないと、風化してしまうと思うんです。
アニメを風化させてはいけないぞ、ということで、海外の人も巻き込んでもっともっとコラボレーションできるようにするために、「TIP Drawing」(Transformable intellectual property drawing/変形知的財産)という戦い方を選びました。
一度放送されたアニメも、展開が終了したら取り上げられる機会が少なくなっていくと思うので、アーティストが好きな作品を取り上げることによって、アーティストのファンがもう一回そのIPに触れてくれる。そんな入口を作るために、去年からさまざまなIPと一緒に作品作りを行っています。
今後COIN PARKING DELIVERY が10周年や15周年を迎えた時に、「TIP Drawing」で作ったものが日本や世界に届いていれば、今以上にアニメをたくさんの人に見てもらえるようになるのでは、と思っています。
――今お話に出た「TIP Drawing」について詳しく教えてください。
「コラボレーション」という概念は、提案する側がされる側を食う、みたいな意味合いがあると考えています。「コラボレーション」よりも、もっともっとお互いに寄り添ったクリエイティブ手法として「TIP Drawing」という言葉を作りました。
今回のコラボの場合、ガンダムシリーズ45周年記念イラストをモチーフにしたTシャツは白井さんがガンダムに寄り添い、彫刻はガンダムが自分のモチーフに寄り添っていただいているように、win-winの関係にならないと意味がないと思うので、これからもそれを意識して作品作りをしていきたいですね。
――今後挑戦してみたい作品や夢はありますか?
パブリックアートをもっと手掛けていきたいです。今、世の中に汚い言葉があふれすぎていると感じています。また、日本人は言葉の波長をモロに受ける人種だと思うので、今存在する言葉を明るい方向に変えたいというのが一つの夢です。たとえば「乾杯!」というより「万歳!」って言った方が盛り上がりませんか?そういった、言葉の小さいズレを変えていくことで、いつか良い方向に向くのではないかと思っています。
その夢に近づくための作品として、SUMMER SONIC東京会場では、ガンダムのほかに、海浜幕張駅南口広場にも“五元気(GOGENKI)”というテーマの彫刻を出す予定です。感情を動作で表した彫刻に、それぞれのイメージカラーを塗った作品になります。
COIN PARKING DELIVERYは今年6年目に入りました。自分はアニメに助けられている側の人間で、今でも毎クール8作品前後視聴しているのですが、今後はより多くの日本のアニメに触れていきたいですね。
なぜかと言うと、自分は日本の伝統文化も好きなのですが、歌舞伎って行ってみれば楽しいのに、やっぱり腰が重かったりしますよね。大人でも結構しんどいので、若い子が行くのはなおさら難しいだろうなと思います。同じように、いくら良いアニメを作ったとしても結局時代の流れの入り口を作れないと、風化してしまうと思うんです。
アニメを風化させてはいけないぞ、ということで、海外の人も巻き込んでもっともっとコラボレーションできるようにするために、「TIP Drawing」(Transformable intellectual property drawing/変形知的財産)という戦い方を選びました。
一度放送されたアニメも、展開が終了したら取り上げられる機会が少なくなっていくと思うので、アーティストが好きな作品を取り上げることによって、アーティストのファンがもう一回そのIPに触れてくれる。そんな入口を作るために、去年からさまざまなIPと一緒に作品作りを行っています。
今後COIN PARKING DELIVERY が10周年や15周年を迎えた時に、「TIP Drawing」で作ったものが日本や世界に届いていれば、今以上にアニメをたくさんの人に見てもらえるようになるのでは、と思っています。
――今お話に出た「TIP Drawing」について詳しく教えてください。
「コラボレーション」という概念は、提案する側がされる側を食う、みたいな意味合いがあると考えています。「コラボレーション」よりも、もっともっとお互いに寄り添ったクリエイティブ手法として「TIP Drawing」という言葉を作りました。
今回のコラボの場合、ガンダムシリーズ45周年記念イラストをモチーフにしたTシャツは白井さんがガンダムに寄り添い、彫刻はガンダムが自分のモチーフに寄り添っていただいているように、win-winの関係にならないと意味がないと思うので、これからもそれを意識して作品作りをしていきたいですね。
――今後挑戦してみたい作品や夢はありますか?
パブリックアートをもっと手掛けていきたいです。今、世の中に汚い言葉があふれすぎていると感じています。また、日本人は言葉の波長をモロに受ける人種だと思うので、今存在する言葉を明るい方向に変えたいというのが一つの夢です。たとえば「乾杯!」というより「万歳!」って言った方が盛り上がりませんか?そういった、言葉の小さいズレを変えていくことで、いつか良い方向に向くのではないかと思っています。
その夢に近づくための作品として、SUMMER SONIC東京会場では、ガンダムのほかに、海浜幕張駅南口広場にも“五元気(GOGENKI)”というテーマの彫刻を出す予定です。感情を動作で表した彫刻に、それぞれのイメージカラーを塗った作品になります。
▲COIN PARKING DELIVERY「五元気」
※画像はイメージです。
赤、黄色、ピンク、紫はニュアンスがなんとなくわかると思うのですが、自分は青の感情が「悲しい」と言われている理由がずっと分からないんです。青色単体で見ると、水や空など地球にある全ての源というイメージがあるので、今回は何かを探求するエネルギーが見える動きをさせています。今回は駅に置くので、駅を出た瞬間にアートを通して、気持ちが明るくなるようなスペースになれば良いと思っています。
そして、最終的な夢は、はじめにお話ししたとおり遊園地を作ることです。次の世代の子どもたちがSNSだけしか見ていなくて、何も感動できない体になってしまうのが怖いなと思っています。自分はそれを解消するために、意味が分からないものがたくさん詰まっている場所を作りたいですね。
――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
遊びは悪じゃないので、ガンプラをいっぱい作ってください!たくさん作って、未来に引き継いでほしいです。
そして、最終的な夢は、はじめにお話ししたとおり遊園地を作ることです。次の世代の子どもたちがSNSだけしか見ていなくて、何も感動できない体になってしまうのが怖いなと思っています。自分はそれを解消するために、意味が分からないものがたくさん詰まっている場所を作りたいですね。
――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
遊びは悪じゃないので、ガンプラをいっぱい作ってください!たくさん作って、未来に引き継いでほしいです。
(ガンダムインフォ編集部)
【参加方法】
以下①と②の両方を達成すると応募完了となります。
①ガンダムインフォ公式Xアカウント「@gundam_info」とCOIN PARKING DELIVERY公式X「@coinparking_d」をフォロー(既にどちらもフォローしていただいている方は②のみで応募完了となります)。
②受付期間内に、該当ポストをリポスト。
【賞品】
COIN PARKING DELIVERYさん直筆イラスト色紙 … 3名
【受付期間】
2024年8月9日(金)18:00~8月26日(月)17:59
【賞品発送時期】
2024年8月予定
【参加資格】
●キャンペーンの参加に先立ち、参加規約をあらかじめご確認いただき、ご同意いただける方。
●未成年者の方は、保護者と一緒に参加規約をあらかじめ確認の上、保護者のご同意を得てからご参加ください。
【参加規約】
●参加者は本規約に同意したものとみなします。
●当選者の方にのみダイレクトメッセージでご連絡差し上げます。
●不正応募が発覚した場合は、予告なしに応募を無効とさせていただく場合があります。
●当選後の連絡が取れない場合、発送先住所不明などの場合は、当選を取り消しとさせていただく場合があります。
●賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。
●当選の権利は当選者様ご本人のものとなり、ご家族・ご友人等への譲渡、転売、換金はできません。
●Xのダイレクトメッセージでの当選連絡後、期日までにご連絡いただけない場合、当選の権利を無効とさせていただきます。
●ご連絡内容に虚偽の記載があった場合は、当選資格を取り消します。
●応募方法や抽選方法、当落選および賞品の発送についてのお問い合わせは受け付けておりません。
●本キャンペーンは予告無く変更、中断、または中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●発送後の賞品破損、紛失につきましては責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
●配送時に生じた、いかなる損害に関しても、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、株式会社バンダイナムコフィルムワークス(以下「当社」)は一切の責任を負いかねます。
●本キャンペーンは、当社が実施するもので、Xの運営会社は関与しておりません。
●本キャンペーンへの参加・投稿に当たってはXの規約を遵守ください。
●投稿者のツイートの内容およびツイートによるトラブルに関して、当社は一切責任を負いません。
●本キャンペーンは、予告なく内容の変更、または中止になる場合がございます。
●本キャンペーンへの参加に必要となる通信費等は、投稿者のご負担となります。
●当選者の方からいただいた個人情報(名前、住所、電話番号等)は、賞品の発送のみに使用いたします。
●本キャンペーンへの参加に当たっては、当社が定める以下のプライバシーポリシー(https://www.bnfw.co.jp/security/privacy/)が適用されます。
【該当ポスト】
以下①と②の両方を達成すると応募完了となります。
①ガンダムインフォ公式Xアカウント「@gundam_info」とCOIN PARKING DELIVERY公式X「@coinparking_d」をフォロー(既にどちらもフォローしていただいている方は②のみで応募完了となります)。
②受付期間内に、該当ポストをリポスト。
【賞品】
COIN PARKING DELIVERYさん直筆イラスト色紙 … 3名
【受付期間】
2024年8月9日(金)18:00~8月26日(月)17:59
【賞品発送時期】
2024年8月予定
【参加資格】
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●未成年者の方は、保護者と一緒に参加規約をあらかじめ確認の上、保護者のご同意を得てからご参加ください。
【参加規約】
●参加者は本規約に同意したものとみなします。
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●不正応募が発覚した場合は、予告なしに応募を無効とさせていただく場合があります。
●当選後の連絡が取れない場合、発送先住所不明などの場合は、当選を取り消しとさせていただく場合があります。
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●当選の権利は当選者様ご本人のものとなり、ご家族・ご友人等への譲渡、転売、換金はできません。
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●本キャンペーンへの参加・投稿に当たってはXの規約を遵守ください。
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●本キャンペーンへの参加に当たっては、当社が定める以下のプライバシーポリシー(https://www.bnfw.co.jp/security/privacy/)が適用されます。
【該当ポスト】
🥳ガンダムコラボ彫刻を制作!「COIN PARKING DELIVERY(CPD)さん インタビュー」掲載を記念して
— ガンダムインフォ (@gundam_info) August 9, 2024
・直筆イラスト色紙
を3名様にプレゼント!🎁
1⃣このアカウントとCPD公式X @coinparking_d をフォロー
2⃣このポストをリポスト
で応募完了!✅
🔻インタビューはこちら!🔻https://t.co/EoDMXO62kw pic.twitter.com/2cKfBt0j5t
【名称】
MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-
【会期】
2024年8月12日(月・休)~25日(日)
【会場】
・SUMMER SONIC幕張会場(幕張メッセ・周辺)/2024年8月16日(金)~18日(日)
※SUMMER SONIC幕張会場内の鑑賞には、SUMMER SONICの入場券が必要です
・JR海浜幕張駅前/2024年8月16日(金)〜25日(日)
・QVCジャパン本社/2024年8月16日(金)〜25日(日)
・JR幕張豊砂駅周辺/2024年8月24日(土)〜25日(日)
・幕張ベイタウン/2024年8月24日(土)
・イオンモール幕張新都心/2024年8月12日(月・休)〜25日(日)
【主催】
⽂化庁、独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会 令和6年度⽇本博2.0事業(委託型)
【特別協力】
SUMMER SONIC 2024(株式会社クリエイティブマンプロダクション)
【協力】
イオンモール幕張新都⼼、株式会社QVC ジャパン、株式会社千葉ステーションビル
【後援】
千葉県、千葉市、幕張新都⼼ホテル協議会、幕張新都⼼まちづくり協議会
【事務局補佐】
株式会社ギークピクチュアズ
■千葉市幕張新都心 参加アーティスト・アートプロジェクト
・COIN PARKING DELIVERY(コインパーキングデリバリー)
・witness(ウィットネス)
・HAMADARAKA(Eru Arizono / Emu Arizono)
・SILVER SATAN(ART TRUCK)+DUV
■「MUSIC LOVES ART -MICUSRAT-」プロジェクトとは
『私たちに芸術的に変容を届けてくれるマイク(Mic:マイク、Us:私たちに、Reach:届けてくれる、 Artistic:芸術的に、Transformation:変容を)』と読み込んだ「MUSIC」と「ART」のアナグラムで、特別に編成されたMICUSRAT PRODUCTIONがプロジェクトを担当。文化庁が、音楽とアートの融合による「新たな価値」を創造する作品をアーティストと産み出し、日本が世界の芸術文化発展のための拠点になることを推進するプロジェクトです。
MUSIC LOVES ART 2024 -MICUSRAT(マイクスラット)-
【会期】
2024年8月12日(月・休)~25日(日)
【会場】
・SUMMER SONIC幕張会場(幕張メッセ・周辺)/2024年8月16日(金)~18日(日)
※SUMMER SONIC幕張会場内の鑑賞には、SUMMER SONICの入場券が必要です
・JR海浜幕張駅前/2024年8月16日(金)〜25日(日)
・QVCジャパン本社/2024年8月16日(金)〜25日(日)
・JR幕張豊砂駅周辺/2024年8月24日(土)〜25日(日)
・幕張ベイタウン/2024年8月24日(土)
・イオンモール幕張新都心/2024年8月12日(月・休)〜25日(日)
【主催】
⽂化庁、独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会 令和6年度⽇本博2.0事業(委託型)
【特別協力】
SUMMER SONIC 2024(株式会社クリエイティブマンプロダクション)
【協力】
イオンモール幕張新都⼼、株式会社QVC ジャパン、株式会社千葉ステーションビル
【後援】
千葉県、千葉市、幕張新都⼼ホテル協議会、幕張新都⼼まちづくり協議会
【事務局補佐】
株式会社ギークピクチュアズ
■千葉市幕張新都心 参加アーティスト・アートプロジェクト
・COIN PARKING DELIVERY(コインパーキングデリバリー)
・witness(ウィットネス)
・HAMADARAKA(Eru Arizono / Emu Arizono)
・SILVER SATAN(ART TRUCK)+DUV
■「MUSIC LOVES ART -MICUSRAT-」プロジェクトとは
『私たちに芸術的に変容を届けてくれるマイク(Mic:マイク、Us:私たちに、Reach:届けてくれる、 Artistic:芸術的に、Transformation:変容を)』と読み込んだ「MUSIC」と「ART」のアナグラムで、特別に編成されたMICUSRAT PRODUCTIONがプロジェクトを担当。文化庁が、音楽とアートの融合による「新たな価値」を創造する作品をアーティストと産み出し、日本が世界の芸術文化発展のための拠点になることを推進するプロジェクトです。
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