PSP「機動戦士ガンダム　ギレンの野望　アクシズの脅威」特集１

「ギレンの野望」は、『もしも、黒い三連星がアムロに倒されずに生きていたら？』『もしも、ギレン総帥がア・バオア・クーで戦死しなかったら？』『もしも、ランバ・ラルにドムが届いていたら？』という、ガンダム・ファンなら一度は夢みた「もしも」のシナリオを遊ぶことのできる大人気シミュレーションゲームだ。

年末に発売した「ジージェネレーションスピリッツ」もシミュレーションゲームであるが、「Ｇジェネ」が戦闘を楽しむ「ロボゲー」と例えるなら、「ギレンの野望」にはシナリオを楽しむ「キャラゲー」であり、その奥行きはすさまじいものがある。

■シナリオ
このゲームの一番の特徴は、『歴史の i f （もしも）』のシナリオを、幅広く進行できることだ。
たとえば『ガルマ・ザビが生き残り、ガルマが統括するジオン軍』など、衝撃のシナリオルートを進行することもできる。
前作「ギレンの野望　ジオンの系譜」は、一年戦争からグリプス戦役（Ｚガンダム）までのシナリオだったが、今回の「アクシズの脅威」では、第一次、第二次ネオ・ジオン抗争（ガンダムZZ、逆襲のシャア）までのシナリオが追加された。


■モビルスーツ
シナリオが正史と違ってくると、キャラによって開発されるモビルスーツも変わってくる。
『もしシャアがRX-78の奪取に成功していたら』というシナリオで登場した真っ赤なガンダム、通称「キャスバル専用ガンダム」はこのゲームから生まれた。ゲルググとギャンの開発競争でギャンを大量生産した『ギャン大量生産先行量産型』なども登場し、「ギレンの野望」はガンダムゲーム作品の可能性を拡大してきたのだ。


■キャラクター
戦闘では『アムロＶＳアナベル・ガトー』など「夢の対決」のオンパレードだ。また、映像作品だけではなく、「機動戦士ガンダム戦記」などのゲーム作品や、「MSV」といった模型作品からも参戦する。今回はユニット数も大幅に増え、登場キャラクターは２００名以上で、「ギレンの野望」シリーズ史上最大ボリュームとなる。



■新システム
今回、追加された新システム「アライアントシステム」により、行動の善悪がゲームの展開に影響するになった。これにより奥深い戦略と戦術を駆使できる。また、今まで「ギレンの野望」をプレイしてきた人も、新たな楽しみ方ができるようになったと言える。

■収録作品
今回は収録作品をキャラクターで紹介しよう。名キャラクターはもちろん、脇役も多数登場しており、『この人が、後の時代でも生きていて参戦していたら…』という『歴史の i f （もしも）』を期待させてくれる。

●UC.0079 １年戦争
「機動戦士ガンダム」
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」
「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で」
「機動戦士ガンダム ギレンの野望」
「ガンダム戦記」 「MSV」
●UC.0083
「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」
●UC.0087 グリプス戦役
「機動戦士Ζガンダム」
●UC.0088　第一次ネオ・ジオン抗争
「機動戦士ガンダムZZ」
●UC.0093　第二次ネオ・ジオン抗争（シャアの反乱）
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」

機動戦士ガンダム　 ギレンの野望　アクシズの脅威 仕様機種：PSP （プレイステーションポータブル） ジャンル：戦略級シミュレーション 発売予定：2008年2月7日 予定価格：6,090円（税込）