バンダイが主催する公式ガンプラ世界大会「ガンプラビルダーズワールドカップ2017」の世界大会決勝戦が、12月17日(日)に東京・お台場の「ガンダムベース東京」で開催された。
会場には、16の国と地域の世界20都市で代表決定戦を勝ち抜いた、ジュニアコース12作品とオープンコース16作品の計28作品が一堂に集結。ゲスト審査員にメカニックデザイナーの大河原邦男さんを迎え、各コースの世界1位から3位と、「GUNDAM docks at TOKYO JAPAN賞」、「特別審査員賞」が選出、表彰された。
それでは、各受賞作とそのコメントを一気に紹介していこう。
■特別賞
【GUNDAM docks at TOKYO JAPAN賞】Koumajutsu(コウマジュツ)
製作者:Kirin-Leigh Lewjuan Han(キリン レイ リュジュアン ハン) / オーストラリア
「大型キットを生かしたジオラマによる、独特の世界観を評価しました。建物、フィギュアの配置など、作品全体の構成力の高さを感じさせる作品でした」(GUNDAM docks at TOKYO JAPAN)
製作者:Kirin-Leigh Lewjuan Han(キリン レイ リュジュアン ハン) / オーストラリア
「大型キットを生かしたジオラマによる、独特の世界観を評価しました。建物、フィギュアの配置など、作品全体の構成力の高さを感じさせる作品でした」(GUNDAM docks at TOKYO JAPAN)
【特別審査員賞】Sieg Zeon(ジーク ジオン)
製作者:Chen Jheng Yi(チェン ジェン イ) / 台湾
「最近のガンダムはグラフィカル的に細かくなっているなか、ノーマルなザクに安彦さん調のイラストが描いてあるのが新鮮で、懐かしい時代を思い出しました」(メカニックデザイナー・大河原邦男)
製作者:Chen Jheng Yi(チェン ジェン イ) / 台湾
「最近のガンダムはグラフィカル的に細かくなっているなか、ノーマルなザクに安彦さん調のイラストが描いてあるのが新鮮で、懐かしい時代を思い出しました」(メカニックデザイナー・大河原邦男)
▲左から大河原邦男さん、チェン ジェン イさん、キリン レイ リュジュアン ハンさん、株式会社バンダイ 垰CGO、川口名人。
■ジュニアコース(14歳以下)
【第3位】破狼撃(FATAL ATTACK)(フェイタル アタック)
製作者:Lau Chun Hei(ラウ ジュン ヘイー) / 香港
「まずはバンダイに感謝したいです。それから、自分を支えてくれた家族や友人など周りの人、自分の作品を好きになってくれた人にも感謝します」
(ラウ ジュン ヘイー)
「『鉄血』の世界観を独自のアレンジとバランス感で良く表現できていたと思います。また、ヘルムヴィーゲ・リンカーとグレイズのミキシングのバランスは見事でした」
(バンダイ ホビー事業部 安永亮彦)
製作者:Lau Chun Hei(ラウ ジュン ヘイー) / 香港
「まずはバンダイに感謝したいです。それから、自分を支えてくれた家族や友人など周りの人、自分の作品を好きになってくれた人にも感謝します」
(ラウ ジュン ヘイー)
「『鉄血』の世界観を独自のアレンジとバランス感で良く表現できていたと思います。また、ヘルムヴィーゲ・リンカーとグレイズのミキシングのバランスは見事でした」
(バンダイ ホビー事業部 安永亮彦)
【第2位】Endeavour(インデバー)
製作者:James Lim Yuan Soon(ジェームス リム) / マレーシア
「最初はとても苦労しましたが、完成できたのは家族と友達の支えがあったからです。ガンプラは自分の生活の一部です。これからも頑張ります」(ジェームス リム)
「ジオラマ作品は見た人にシチュエーションなどをシンプルに説明できるもので、この作品からはそれが伝わってきました。また、アストレイをベースにしたガンプラの個性も面白かったです」
(ホビージャパン編集部 編集長 木村 学)
製作者:James Lim Yuan Soon(ジェームス リム) / マレーシア
「最初はとても苦労しましたが、完成できたのは家族と友達の支えがあったからです。ガンプラは自分の生活の一部です。これからも頑張ります」(ジェームス リム)
「ジオラマ作品は見た人にシチュエーションなどをシンプルに説明できるもので、この作品からはそれが伝わってきました。また、アストレイをベースにしたガンプラの個性も面白かったです」
(ホビージャパン編集部 編集長 木村 学)
【第1位】Devil's contract - the final redemption(デビルズ コントラクト - ザ ファイナル リデンプション)
製作者:May Hata(畑 めい) / 日本
「2011年から7年間、毎年出してきましたが、最後に金色をとれて本当に良かったです。ありがとうございました」(畑 めい)
「このクラスにおいては、塗装・工作が一歩も二歩も抜きんでている。ウェザリングの表現も非常に多彩な仕上がりで、これからもぜひ作り続けて、オープンコースにも挑戦してほしいと思います」
(モデルグラフィックス編集部 編集長 古屋智康)
製作者:May Hata(畑 めい) / 日本
「2011年から7年間、毎年出してきましたが、最後に金色をとれて本当に良かったです。ありがとうございました」(畑 めい)
「このクラスにおいては、塗装・工作が一歩も二歩も抜きんでている。ウェザリングの表現も非常に多彩な仕上がりで、これからもぜひ作り続けて、オープンコースにも挑戦してほしいと思います」
(モデルグラフィックス編集部 編集長 古屋智康)
▲左から垰CGO、ジェームス リムさん、畑 めいさん、ラウ ジュン ヘイーさん、川口名人。
■オープンコース(15歳以上)
【第3位】SADNESS'S IN THE PAIN FELT(サッドネス イン ザ ペイン フェルト)
製作者:Wu XiaoHui(ウ ショー ヒ) / 中国
「GBWCは夢が叶う場所です。バンダイと審査員の皆様に感謝します」(ウ ショー ヒ)
「上段のビッグ・ガンを構えたドム、下段に人のフィギュアを使ったジオラマの世界観は、見事に『サンダーボルト』の世界を表現していて、ラジオなど小物の使い方も素晴らしかったです」(バンダイ ホビー事業部 安永亮彦)
製作者:Wu XiaoHui(ウ ショー ヒ) / 中国
「GBWCは夢が叶う場所です。バンダイと審査員の皆様に感謝します」(ウ ショー ヒ)
「上段のビッグ・ガンを構えたドム、下段に人のフィギュアを使ったジオラマの世界観は、見事に『サンダーボルト』の世界を表現していて、ラジオなど小物の使い方も素晴らしかったです」(バンダイ ホビー事業部 安永亮彦)
【第2位】FRX-300 Gundam Leonidas(エフアールエックス スリーハンドレッド ガンダム レオニダス)
製作者:Lui Chun(ルイ ジュン) / 香港
「まずは、このような大会を開いてくれたバンダイに感謝します。それから、家族や友人、一緒にガンプラを応援してくれた人たちにも感謝します」(ルイ ジュン)
「作りたいもののイメージが明確で、その力強さが魅力的でした。膨大な量のパーツを使っているにも関わらず、どこも丁寧な工作で好感が持てました」
(モデルグラフィックス編集部 編集長 古屋智康)
製作者:Lui Chun(ルイ ジュン) / 香港
「まずは、このような大会を開いてくれたバンダイに感謝します。それから、家族や友人、一緒にガンプラを応援してくれた人たちにも感謝します」(ルイ ジュン)
「作りたいもののイメージが明確で、その力強さが魅力的でした。膨大な量のパーツを使っているにも関わらず、どこも丁寧な工作で好感が持てました」
(モデルグラフィックス編集部 編集長 古屋智康)
【第1位】Enemy Spotted(エネミー スポッテッド)
製作者:Mark Mediavillo(マーク メディアヴィロ) / フィリピン
「まさかこのような賞をもらえるとは思ってもいませんでした。家族や友人、支えてくれて人たちに感謝します。また来年もここに戻ってこれるよう、精進していきます」(マーク メディアヴィロ)
「ミキシングビルドによるバランスが独特で、非常にセンスを感じる作品です。禍々しさの表現に加え、適材適所のパーツ選択、さらに足元のグレイズが作品のシチュエーションをよく説明しています。ぜひグレイズ目線でこの作品を見て、その圧倒的なパワーを感じてもらえればと思います」(ホビージャパン編集部 編集長 木村 学)
製作者:Mark Mediavillo(マーク メディアヴィロ) / フィリピン
「まさかこのような賞をもらえるとは思ってもいませんでした。家族や友人、支えてくれて人たちに感謝します。また来年もここに戻ってこれるよう、精進していきます」(マーク メディアヴィロ)
「ミキシングビルドによるバランスが独特で、非常にセンスを感じる作品です。禍々しさの表現に加え、適材適所のパーツ選択、さらに足元のグレイズが作品のシチュエーションをよく説明しています。ぜひグレイズ目線でこの作品を見て、その圧倒的なパワーを感じてもらえればと思います」(ホビージャパン編集部 編集長 木村 学)
▲左から垰CGO、ルイ ジュンさん、マーク メディアヴィロさん、ウ ショー ヒさん、川口名人。
結果を受けて川口名人からは「作りたいもの、表現したい思い、そして見てくれる人の気持ちも考えて作る事が大事だと思います。それを意識して、ぜひ来年も応募してくれると嬉しいです」と総括が、ゲスト審査員の大河原さんからは「実はプラモデルをあまり作ったことはないのですが、今日は本当に良いものを見させていただき、今後の創作活動の良い刺激になりました」とコメントがあり、本大会は幕を下ろした。
さらに、表彰式の最後には、「ガンプラビルダーズワールドカップ2018」の開催決定も発表された。ぜひ今年の世界代表作品をチェックして、来年エントリーする作品のアイデアを練っておこう。
なお、本大会における各作品の点数も公表されているので、ぜひガンプラビルダーズワールドカップ公式サイトの RESULTページをチェックしてみよう。
▲ジュニアコース、オープンコースの入賞者によるフォトセッション。
また、東京・お台場の「ガンダムベース東京」では、本大会に出場した各国の代表作品が2018年1月29日(月)までの期間限定で実物展示される。作品を間近で見たい人はぜひとも足を運んでみよう。
(ガンダムインフォ編集部)
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