CPS/IoTの総合展示会「CEATEC 2019」が、本日10月15日(火)、千葉・幕張メッセにてスタートした。
「CEATEC 2019」は、経済発展と社会的課題の解決を両立する「超スマート社会(Society 5.0)」の実現を目指すことを趣旨とするイベントで、企画展示エリア「Society 5.0 TOWN」では、2030年の未来の「まち」で実現が見込まれるサービスや技術を紹介している。
「Society 5.0 TOWN」内の「バンダイナムコグループブース」(ブース番号:E057)では、バンダイナムコグループ4社が研究開発中の最先端テクノロジーによる各種商品やサービスを4つのコーナーで紹介。
楽しみながら学習できる新たなSTEM学習教材「ZEONIC TECHNICS」や、VR映像体験『機動戦士ガンダム THE ORIGIN -RISING-』など、未来型ライフスタイルに合わせた「体感型」「体験型」のエンターテインメントを提案している。
それでは早速イベントの模様をレポートしていこう。
「ZEONIC TECHNICS」&「THE ORIGIN VR」登場!バンダイナムコグループブース
バンダイナムコグループブースには、バンダイ、サンライズ、バンダイナムコアミューズメント、バンダイナムコ研究所の4社が参加。
VRで遊べる新コンセプトエンターテインメント施設「MAZARIA(マザリア)」などが紹介されるなか、特に高い注目を集めていたのが、ロボティクスの基礎やプログラミングの概念を“遊びながら・学ぶ”ことができるSTEM学習教材「ZEONIC TECHNICS Robotics and Programming Course I」(ZEONIC TECHNICS)。
会場では実際に動く「ザク」が登場し、デモンストレーションを披露するほか、立命館大学 総合科学技術研究機構 ロボティクス研究センターの金岡博士からのビデオメッセージも上映。
さらに、参考展示として、脚部がタンク状のものや6脚になったもの、また、「ザクI(旧ザク)」ふうの「シリーズ初期モデル」も出品されている。
ザクが実際に歩行し、モノアイを動かしながら動作する様子を見ることができるので、会場へ足を運んだら、必ずチェックしてみよう。
さらに、同ブースにはVR体験『機動戦士ガンダム THE ORIGIN -RISING-』の特別映像も登場。
今回は、バンダイナムコ研究所の「BanaDIVE」により、CGが実写映像と融合。「BanaDIVE」は、実写映像と組み合わせることでCGの実在感を向上させる技術で、今回はガンタンクが丸の内のオフィス街を爆走するなど、全く新しい映像体験が可能となっているので、お見逃しなく。
「共創ゾーン」にも「ZEONIC TECHNICS」が登場!
「Society 5.0 TOWN」の「共創ゾーン」では、複数の業種・産業が技術とノウハウを共創することで生み出されるモノやサービスを紹介。
バンダイは、ホビーロボットの開発を長年行い豊富なノウハウを持つ「KONDO(近藤科学)」との共創事例として、「ZEONIC TECHNICS」を展示している。
また、「VAIOブース」(ブース番号:G006)には、実装受託ビジネスの事例として、「ガンシェルジュ ハロ」も登場していた。
「CEATEC 2019」は、10月18日(金)まで開催中。最新技術が目白押しの展示会となっているので、興味のある人はぜひとも足を運んでみよう。
(ガンダムインフォ編集部)
「CEATEC 2019」開催概要
【会期】2019 年10月15日(火)~18日(金) 10:00~17:00
【会場】幕張メッセ 1~6 ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
【入場】無料(全来場者登録入場制)※入場にはオンラインでの登録が必要です。
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