9月14日(土)・15日(日)、千葉・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2019(TGS2019)」が開催された。
イベントは、「もっとつながる。もっと楽しい。」をテーマに、過去最大規模の2417小間が出展。家庭用ゲーム、スマートフォン、PCなど、様々なプラットフォームに向けた幅広いジャンルの新作タイトルやサービスが発表され、2日間で約20万人が来場した。
バンダイナムコエンターテインメントブースでは、「ガンダムブレイカーモバイル」をはじめとする30タイトル以上が登場。「ガンダムゲームスペシャルステージ」も実施され、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」の発表や、緑川 光さんが登壇しての「SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ」の紹介など、最新情報を発信し大盛り上がりとなった。
このほか、ファンミーティング「第2回GPG作戦会議」も実施されたので、あわせて紹介していこう。
ブースにバルバトス&ウイングゼロ(EW版)立像が登場!
バンダイナムコエンターテインメントブースには、ガンダム・バルバトスとウイングガンダムゼロ(EW版)の立像が登場。自由に撮影可能で、絶えず黒山の人だかりができていた。
また、ブース内には、好評配信中のiOS/Android向けスマートフォンゲームアプリ「ガンダムブレイカーモバイル」と、11月28日(木)に発売される PlayStation®4/STEAM®/Nintendo Switch™ 用ゲーム「SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ」の試遊ブースも。特に「クロスレイズ」は、注目のタイトルが発売前にいち早く遊べるとあって、長い行列を作っていた。
発表盛りだくさん!「ガンダムゲームスペシャルステージ」!
9月14日(土)11時から実施された「ガンダムゲームスペシャルステージ」では、最新情報が多数公開された。
まず初めに、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ アプリ(仮)」から、プロデューサーの小川正和さんと藤原康則さんが登壇。今年1月6日(日)に東京・日本橋三井ホールで開催されたイベント「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 3rd Anniversary “THE REFLECTION”」でのみ公開された『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』のロングVer.PVを上映したのち、アプリの正式名が「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」となることを発表した。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」では、新規アニメーション付ストーリー&ゲームの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』に加え、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』シリーズの完全オリジナルゲームも楽しめる。
そして、開発中のゲーム映像として、ウルズハントの主人公機「ガンダム・端白星(はじろぼし)」のバトルシーンが初公開されると、集まった多くのファンは食い入るようにスクリーンを見つめていた。
基本的にゲーム内のMSバトルは3Dモデルにより再現されており、派手なアクションを楽しむことができるのだが、ゲームシステムは、アクションゲームが苦手な人でも楽しめる、比較的ライトな作りになっているそうだ。
また、アニメーションも高いクオリティの映像を鋭意制作中で、第1話は既にほぼ完成しているとのこと。続報公開は、年末年始ごろを目指しているとのことなので、楽しみに待とう。
次に、「SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ」から塚中健介プロデューサーと『新機動戦記ガンダムW』ヒイロ・ユイ役の緑川 光さんが登場。自分だけの部隊を作れる「グループ編成」のほか、キャラクターを育成できる「アビリティGET」、待機中のグループを活用できる「グループ派遣」といった新システムを紹介した。
また、登場ユニットの中から、「ウイングガンダム」や「ウイングガンダムゼロ(EW版)」といったヒイロ・ユイの搭乗した歴代MSをゲーム内の戦闘演出動画を交えて取り上げたほか、自らもゲームをプレイするという緑川さんが実際に「クロスレイズ」をプレイ。飛び散る火花などの高精細なエフェクトの綺麗さや、戦闘演出を再生する際のロード時間が短くスムーズに遊べる点、戦闘中やイベント中にアニメの主題歌や挿入歌など曲が流れる「プレミアムGサウンドエディション」の面白さなどを実感していた。
その後もステージでは「ガンダムブレイカーモバイル」のVer.1.1アップデート情報を公開。新機能や新パーツ、追加ストーリーなど盛りだくさんの内容を取り上げたほか、最新PVも披露した。
さらに、サービス開始1周年を迎えたPlayStation®4「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」と、ガンダムゲーム公式ポータルサイト「ガンダムパーフェクトゲームス(GPG)」の紹介も。
約1時間にわたり多彩なガンダムゲームの最新情報を公開したステージは、大盛り上がりのうちに幕を下ろした。
ゲーム開発陣と直接話せる!ファンミーティング「第2回GPG作戦会議」実施!
TGS2019の関連イベントとして、ファンミーティング「第2回GPG作戦会議」も実施された。
今回のGPG作戦会議には、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」、「SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ」、「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」の3タイトルが登場。多数の応募者の中から抽選により選ばれた当選者たちがゲーム開発陣と率直な意見交換を行った。
会場には各タイトルのフォトスポットが設置され自由に撮影できたほか、MCとしてお笑いコンビ・がっつきたいかが登場。初めての参加で緊張気味なユーザーと一緒に写真を撮ったり、楽しいトークを展開するなどして、場を和ませていた。
全体説明の後は、各タイトルごとの部屋に移動。「作戦会議」と題されてはいるものの、飲み物やお菓子をつまみながらの気楽な交流会となった。
「鉄血のオルフェンズG」の部屋には、スペシャルステージにも登壇した小川さん、藤原さんの両プロデューサーが登場。参加者全員で自己紹介をしてから、まずは「鉄血アニメ質問コーナー」でスタート。アニメのプロデューサーへ直接質問できるという貴重な機会に、最初は戸惑っていた参加者も徐々にヒートアップ。小川プロデューサーからも、設定に関する裏話や口外無用の制作秘話など、ここでしか聞けない突っ込んだ回答が飛び出し、藤原プロデューサーが慌てる一幕も。
また、アプリでどんなことがしてみたいか、自由に希望を伝えるコーナーなどもあり、参加者の熱い“鉄血愛”が感じられるイベントとなった。
「クロスレイズ」の部屋では、ゲームオリジナル機体やゲーム内ムービー制作に関する、ここでしか見られない秘蔵資料が公開されたほか、ゲームプレイの実演とシステム解説も実施。さらに、質問コーナーでは、誰もが気になる参戦作品やMSについての質問をはじめ、「ダウンロードコンテンツの計画の有無を聞きたい!」といった熱のこもった質問など、ベテランの「ジージェネ」プレイヤーならではのマニアックも質問が寄せられた。
ダウンロードコンテンツについては、「3Dモデル制作班の開発作業が徐々に完了してきており、長く遊んでもらえるような要素として追加開発も前向きに検討していきたい」といったコメントが開発陣から飛び出した。
また、「バトオペ2」の部屋には実機がずらりとならび、実際にゲームをしながら新情報を公開。実装前の新マップをいち早く試すことができたほか、発表前の新機体での出撃など、貴重なイベントに予定時間を超過するほどの盛り上がりとなった。
東京ゲームショウ2019
[日程]2019年9月14日(土)・15日(日) 10:00~17:00
[会場]幕張メッセ 国際展示場1~11ホール、イベントホール、国際会議場(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
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