8月24日(土)、25日(日)の2日間、千葉・幕張メッセ国際展示場の1~3ホールにて開催された日本最大級のキャラクター&ホビーイベント「C3AFA TOKYO 2019」。その2日目となる25日(日)のメインステージでは、「ガンダムシリーズ」にスポットを当てたスペシャルイベント「『機動戦士ガンダム』40周年ステージ」が行われた。
本ステージでは、11月29日(金)に公開が決定した劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」や、10月10日(木)から、公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信が決定した『ガンダムビルドファイターズRe:RISE』を中心に、今年40周年を迎えた「ガンダムシリーズ」の最新情報が次々と紹介されたほか、サプライズゲストも登場。
満員の観客で埋まった会場が驚きと歓声に包まれた本ステージの模様を、早速レポートしていこう。
▲左から佐藤拓也さん、十味(とーみ)さん
「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」PVの上映後、司会進行役である声優・ナレーターの綾見有紀さんが登壇。イベントの概要を説明したのち、本日のゲストである声優・佐藤拓也さんと、タレントの十味さんが招き入れられ、ふたりは来場者に挨拶を行った。
最初のコーナーは、劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」について。 ここでは、作品の冒頭3分を会場限定で上映。事前に発表されていなかっただけに、来場者からもどよめきが起きる。上映が終わると、『Gのレコンギスタ』では、ルイン・リー/マスク役で出演していた佐藤さんが、「TVシリーズがもう5年前なので、懐かしい気持ち」と感想を。また、息もつかせぬシーンで映像が終了したことに、十味さんからは「いきなり大ピンチじゃないですか?」とその急展開に驚いた様子。対して佐藤さんが「それは富野(由悠季)監督の思うツボ」と、富野監督の狙いを解説していた。
”マスク”というキャラクターについて問われた佐藤さんは、「完璧な(主人公の)ベルリに対して人間くさく、女性にすぐ甘えるところ」、また「戦いに出ても生きて帰ってくるところ。彼の生命力の強さが良い」とその人柄を語った。劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』の第1部「行け!コア・ファイター」は、11月29日(金)から劇場上映されるが、「II」以降の制作も随時進められており、佐藤さんにもイベントの前日に「II」のアフレコ台本が渡されたとのこと。全5部作として展開される劇場版に期待が高まる内容となった。
続いては、10月10日(木)から「ガンダムチャンネル」での配信が決定した『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のコーナーへ。PVが流れると、『ガンダムビルドファイターズ』シリーズにメイジン・カワグチ/ユウキ・タツヤ役として出演していた佐藤さんも、「僕もまた出たいと思いました」と出演への意欲を見せていた。
そしてこのコーナーでは、本日の目玉である、『ビルドダイバーズRe:RISE』のメインキャストと主題歌アーティストの発表も行われた。主人公のクガ・ヒロト役には、若手声優である小林千晃さんを抜擢。ほかにも、水中雅章さん(カザミ役)、渕上舞さん(メイ役)、南真由さん(パルヴィーズ役)、加隈亜衣さん(フレディ役)、水瀬いのりさん(イヴ役)、若山詩音さん(ムカイ・ヒナタ役)など、参加メンバーはフレッシュな布陣となった。
その中で、ヒロト役の小林さんがサプライズゲストとしてステージに登場。ガンダム作品の主人公が決まった喜びを、緊張の面持ちで話していた。
▲小林千晃さん
登場する追加キャラクターと追加メカも次々と紹介される中、新たに発表された女性ダイバーのイヴについて「(キャストが)水瀬いのりさんですし、間違いなくかわいいです!」と十味さんが興奮気味にコメント。メカ「エルドラブルート」については、「『機動武闘伝Gガンダム』のデスアーミーがモチーフなんですね」と、佐藤さんが豊富なガンダム知識を披露した。
さらに、主題歌のアーティストも発表。オープニングは、『ビルドダイバーズ』でもエンディングを手掛けたピュアポップ・ロックバンドの「スピラ・スピカ」が、エンディングは女性3人組GIRLSHIPHOPユニット「スダンナユズユリー」が務めることが決定。こちらもキャストに続き、フレッシュなメンバーとなった。
立て続けの発表が終了すると、ガンプラ紹介コーナーへ。ステージには、「HGBD:R アースリィガンダム」とアースリィガンダムの核となるユニット「コアガンダム」が登場。小林さんは、コアガンダムの一回り小さいサイズに改めて驚いていたほか、佐藤さんもハードポイントを使った換装が行える構造に感心していた。ガンプラ初心者の十味さんに対しては「(コアガンダムの換装は)海や山へ行くときに服を着替えるみたいなもの」と的確なレクチャーを行い、来場者からも同意を得ていた。
その後、劇場公開が予定されている『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』など最新作の紹介に続き、登録者数が12万5千人を突破した「ガンダムチャンネル」の紹介も。今後、公開予定の十味さんの番組『十味のガンダムはじめちゃいました』の収録もすでにスタートしており、お台場にあるガンプラ総合施設「THE GUNDAM BASE TOKYO」の見学や、ガンプラの組み立て体験などを行ったそう。ここでは佐藤さんが、「腕を反対方向に装着してしまった」と話す十味さんに、「腕なんか飾りだから大丈夫だよ」と、往年の名セリフにインスパイアされた発言で会場を沸かせた。
9月7日(土)・8日(日)に迫ったライブイベント「GUNDAM 40th FES."LIVE-BEYOND"」の情報、さらに直筆サイン色紙のプレゼントコーナーなど、盛りだくさんな内容となった本イベント。最後は3名の登壇者から、劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』、『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』、「ガンダムチャンネル」といった新作や新たな試みに対する見どころやポイントがメッセージとして伝えられ、大団円のうちにイベントは幕を閉じた。
まだまだ続く「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の魅力が、短い時間の中で凝縮されて伝えられた「『機動戦士ガンダム』40周年ステージ」。当日のステージの模様は、9月25日(水)まで「ガンダムチャンネル」にて配信中。
詳しい情報を知りたい人は「ガンダムチャンネル」にぜひともアクセスしてみよう。
(ガンダムインフォ編集部)
▼「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」公式サイト
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