「『舞台 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build』Blu-ray&DVD発売記念トークショー付上映会」が、8月2日(金)に東京・丸の内ピカデリーにて開催された。
上映会は、今年公演された舞台を上映するほか、刹那・F・セイエイ役の橋本祥平さん、アレルヤ・ハプティズム役の鮎川太陽さん、ティエリア・アーデ役の永田聖一朗さん、パトリック・コーラサワー役の瀬戸祐介さんが登壇。
稽古中の裏話や演じた役柄についてなどが語られたので、その模様を早速レポートしていこう。
まずはじめに、公演から約半年過ぎた心境として、橋本さんは「ついこの間という感じがしますけどね」、鮎川さんは「あっという間でしたね」とコメント。上映を観た感想については、全員が「迫力がすごい」と同調し、大スクリーンに映る自分の姿には「恥ずかしいね」と照れていた。
次に、稽古中に使用された”ライザー”(コックピット型の装置)について、橋本さんは「レバーがなかったので、レバーの感覚がつかめなかった」と話し、永田さんは「キャノンを両手で撃っていた」など、それぞれの操作方法があると説明。また、鮎川さんからは、「最初は4台でやっていたので、入れ替わりがすごく大変でした。高さもあるので、『ガンダムマイスター出る!』のセリフのタイミングがなかなか揃わなかったです」との裏話も飛び出した。
次に、演じた役柄について、「仕事とプライベートは切り替えているほうなのですが、今回は”刹那”というキャラクターにすごく引っ張られていて、アリー・アル・サーシェス役の窪寺さんに『祥平なんか暗くない?』と言われるほどでした」(橋本)、「アレルヤとハレルヤの2人の変化には気を付けなきゃいけないと思いましたし、吉野裕行さん(アレルヤ役の声優)との声質の違いに苦戦しました」(鮎川)、「中性的な役だったので、感情でどう見え隠れさせるのか、どう成長しさせていくのかにこだわりました」(永田)、「コーラサワーの役が入ってしまって、稽古場で非常に明るく振舞ってしまいました(笑)」とそれぞれ回答。
さらに、ガンダム公式チャンネル「ガンダムチャンネル」にて、『舞台 ガンダム00』の第一幕が1ヵ月の期間限定で配信中であることも紹介された。動画はこちらから。
最後は各々よりメッセージと、キャストと観客による「俺たちがガンダムだ!」のコール&レスポンスで幕を下ろした。
- 瀬戸祐介さん(パトリック・コーラサワー役)
本日はみなさん夜遅くにありがとうございました。この作品は僕も大好きで、みなさんとまた共有することができて、すごく楽しい時間でした。各々役者みんながこだわってやっていますので、何回も見て、自分なりの『ガンダム』を楽しんでください。
- 永田聖一朗さん(ティエリア・アーデ役)
たくさんの人から愛されている作品に携わることができて、本当に幸せです。また家に帰って何回でも見ていただけたら嬉しいです。
- 鮎川太陽さん(アレルヤ・ハプティズム役)
今日改めて『面白い!』と思いました。この舞台に出演できてすごく嬉しいです。台本から、いただいたメールまで、すべて家宝のように保存しているぐらい大事な作品です。またみなさんにお目にかかれる機会があったら嬉しいです。
- 橋本祥平さん(刹那・F・セイエイ役)
こうして会場に足を運んでいただける状況に、本当に幸せを感じております。稽古中も試行錯誤して、サブタイトル通り”破壊”と”再生”を繰り返して、濃い・強いシーンにした思い出のある作品です。良い作品にするために、いろんな意見を交わしたし、楽しい時間も過ごさせていただきました。たくさんの人に『舞台 ガンダム00』を見ていただきたいなと思っています。ぜひご友人やご家族におすすめしてください!本日はありがとうございました。
なお、『舞台 機動戦士ガンダム00』のセカンドシーズンが、2020年7月に上演されることが、会場にて発表された。続報をお楽しみに!
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2019年07月26日 (金)
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