『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の一挙上映イベント「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Raise our flag! 振り返り上映会」の第2回目が、5月27日(金)に東京・新宿ピカデリーにて開催された。
イベントでは、アニメ本編の第7話「いさなとり」から第13話「葬送」の一挙上映に加えて、三日月・オーガス役の河西健吾さんと昭弘・アルトランド役の内匠靖明さんによるトークショーも実施。満席で大盛況となったイベントの模様を、お伝えしていこう。
まず初めに、今回の上映会では、内匠さんにとって特別な話数であった第13話「葬送」が上映されたとあって、その悲しすぎる内容にどういったテンションで登壇すればいいのか迷っていたとのこと。また、あわせて先月発売されたBlu-ray・DVD第5巻のオーディオコメンタリーについてもふれ、「収録しているときは、録り直した方がいいのでは?と思うほど不安だったけど、皆さんの反応を見ると大丈夫だったのかな…?」と客席に励ましをもらう場面もあった。
次に、演技についての話に移ると、上映された話数での演技と第1話での演技の違いについて、河西さんは「だいぶ変わりましたね。最初は緊張もあって演技に遊びがなく、硬い感じがありましたけど、徐々に徐々に硬さが取れて、三日月に人間らしさが出てきたと思います」と自身の演技と三日月のキャラクターについて語った。
それを受けて内匠さんは、昭弘について「最初はヒューマンデブリであることにとらわれて、自分の存在価値を見いだせないでいた。でも鉄華団ができて居場所ができると、氷が解けていく様に人間味がでてきた」とキャラクターの心情の変化を語った。
また、本イベントで上映された12話と13話の話になると、内匠さんは「この話数については、声を意識すると演技が嘘になるから、まずは素直にやろうと思った。でも最初は声が軽かったかなと思い、オルガ役の細谷さんに聞いたら『昭弘もあの場面だったらああ言うよ。昭弘が出した声なんだから、それは昭弘だよ』と言ってくれてうれしかった」とアフレコ現場での裏話を披露した。
次に、2人の演じるキャラクターがガンダムに乗っていることについて問われると、内匠さんは「昭弘は、物語の流れでガンダムが出てきたから乗っているので、特別意識はしていないと思います。なので、自分もあまり意識しないようにしています」と、昭弘ならではの発言が飛び出した。それを受けて河西さんは「ガンダムが大好きな1人として、作品の主役機を『これが自分のガンダムだ』と言えることは、1ファンとしても、声優としてもうれしいです」とガンダムに乗っていることの嬉しさを笑顔で口にした。
最後は、プレゼント抽選会が実施され、「HG シュヴァルベグレイズ」、「HG グレイズ」、「HG グレイズ改」、アパレルアイテムが入った「鉄華団 トートバッグ」が、河西さんと内匠さんのサインと好きなセリフに加えて、当選者の好きなセリフ入りでプレゼントされた。
そして最後に2人からのコメントで、イベントは幕を下ろした。
河西健吾
そろそろ『鉄血のオルフェンズ』ロスが始まっている人がいるのではないでしょうか?私もその1人です。ですので2期は1期よりも視聴率をください!僕と一緒にオルフェンズを見ましょう。2期も引き続きよろしくお願いします。
内匠靖明
昌弘との話は思い入れがあるので、この場に呼んでもらえてよかったです。そんな話数を大きなスクリーンで見てもらえてうれしいですし、みなさんが『鉄血のオルフェンズ』を愛してくれているのが伝わりました。2期もまた皆さんと盛り上がっていきたいと思います。今日はご来場ありがとうございました。
イベント終了後には、3月26日(土)に開催された「最終回先行&ベストエピソード上映会」にてファンのメッセージが書き込まれた団旗が登場。
さらに新たな団旗も用意され、今回も多くの来場者が、作品への想いやキャラクターへのメッセージを書き込んだ。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Raise our flag! 振り返り上映会」は、今後も毎月1回開催される。第14話から第19話の一挙上映は6月17日(金)に、第20話から第25話の一挙上映は7月22日(金)に開催され、6月17日(金)の上映会にはユージン・セブンスターク役の梅原裕一郎さんとノルバ・シノ役の村田太志さんが、7月22日(金)にはガエリオ・ボードウィン役の松風雅也さんがゲストとして登壇する予定。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Raise our flag!振り返り上映会‐第7話~第13話‐
[日程] 5月27日(金)
[場所] 新宿ピカデリー
[日程] 5月27日(金)
[場所] 新宿ピカデリー
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