「ガンダム」シリーズのテーマ曲を担当するアーティストが集結する無料イベント「『TOKYO ガンダムプロジェクト 2015』‐ガンダムサマーライブ‐」は、本日8月20日(木)に東京・お台場の「ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場」にて開催された。
イベントには、玉置成実さん、米倉千尋さん、ハセガワダイスケ氏が登場したほか、声優ユニット「StylipS」のメンバーとして活動中の能登有沙さんがMCを担当。実物大ガンダム立像をバックに、ライブとトークが行われた。
まずトップバッターとして登場したのは、『ガンダム Gのレコンギスタ』EDテーマ「Gの閃光」を歌うハセガワダイスケ氏。サビでは「掴めプライド 掴めサクセス!」と拳をかかげ、ステージと客席が一体となった。
ハセガワ氏は元々「Gの閃光」の仮歌を歌っていたのだが、監督が気に入ったため起用されたそうで「監督ありがとーっ!」と感謝の想いを叫ぶ一幕も。富野由悠季総監督とは昨年のサンライズ忘年会で初めて会って握手をしたということで、「もっとちゃんと歌いなさいと怒られるかと思ってたら、褒めてくれた」というエピソードも披露された。
また、丸2日かかったというレコーディングは「とにかく元気を入れる」ということを目指したそうで、ダメ出しも「音が違う」というより「元気が足りない」という内容が多かったそうだ。
続いて米倉千尋さんが登場し、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』OPテーマ「嵐の中で輝いて」と、EDテーマ「10 YEARS AFTER」の2曲を歌唱。「ガンダムさんと共に輝きましょう!」という言葉で、会場は大盛り上がりとなった。
米倉さんは「ガンダムの楽曲を歌うアーティストとして、ガンダムと並んで歌うのが夢だった」そうだ。さらに、昨日誕生日を迎えたことに加え、「(本番直前に)母校が甲子園で優勝しました!」という報告もあり、まさに記念のステージとなった。
そして来年はデビュー20周年を迎えるということで、今年10月28日(水)には20周年記念ベストアルバム「BEST OF CHIHIROX II」の発売、デビュー日である来年1月24日(日)には20周年記念ライブ「Chihiro Yonekura 20th Anniversary Special Live」の開催が決定している。
そしてトリを飾ったのは、玉置成実さん。『機動戦士ガンダムSEED』OPテーマ「Believe」と「Realize」、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』EDテーマ「Reason」に加え、歴代ガンダムシリーズの主題歌をカバーしたアルバム「NT GUNDAM COVER」より『新機動戦記ガンダムW』OPテーマ「JUST COMMUNICATION」を披露。歌だけでなく、ダンスでも魅せたステージだった。
玉置さんは、ガンプラ35周年を記念した著名人によるオリジナルカラーリング企画「ガンプラサポーターズ35」にも参加している。選んだガンプラは「HGCE フリーダムガンダム」で、「10代だったらピンクにしたかったけど、大人になったので紫にしました」と語った。東京・お台場「ガンダムフロント東京」の無料ゾーン「ガンプラTOKYO」に展示されているので、ぜひともチェックしてみよう。
さらに、10月30日(金)には自身主催のアニソンイベント「MUSIC HOLIC vol.3 ‐ANIME HALLOWEEN‐」の開催も決定している。
そして最後は、能登有沙さんの音頭で「ジーク・ジオン!」を3回合唱し、スペシャルイベントは幕を閉じた。
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「TOKYO ガンダムプロジェクト」は、実物大ガンダム立像が東京都の様々な取り組みを応援し、臨海副都心エリアの活性化を推進するプロジェクト。今後も、「ガンプラ秋祭り」や高校生が日本文化でおもてなしする国際交流イベント「TOKYO MEETING」の第2回などのイベントが予定されているとのことだ。
(ガンダムインフォ編集部)
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