いよいよ映像展開が開始された『機動戦士ガンダムUC episode 6「宇宙と地球と」』。その初日舞台挨拶が3月2日(土)、新宿ピカデリーにて行われた。
舞台挨拶は、リディ・マーセナス役の浪川大輔氏を司会に、バナージ・リンクス役の内山昂輝氏、ミネバ・ラオ・ザビ役の藤村 歩さん、アンジェロ・ザウパー役の柿原徹也氏ら出演声優陣に加え、古橋一浩監督とストーリー担当の福井晴敏氏が登壇。
はじめに、浪川氏より、『機動戦士ガンダムUC episode 5「黒いユニコーン」』が、昨年のオリコン年間Blu-ray Discランキングで売上枚数1位を獲得したことのお礼が述べられ、舞台挨拶がスタート。
内山氏は、今回のepisode 6「宇宙と地球と」の収録について、ミネバとフル・フロンタルのセリフが多かったとその印象を語り、当事者である藤村さんは、特にフロンタルと対峙するシーンについて「感情的に盛り上がるシーンですから、出し方で色々なアプローチを求められて、何度も撮り直して大変でした」と収録における苦労を語った。
さらに、浪川氏がいよいよ登場した「フルアーマー・ユニコーンガンダム」の出撃シーンにて、機体を繋ぎ止めていたワイヤーが“プンッ”という音を出して切れるシーンについて、その意図を問うと、古橋監督は、メカ作画監督を務める玄馬氏のこだわりで、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のサザビーのオマージュであることを明かす。
柿原氏は、アンジェロの出番が少なかったepisode 4、5からの、満を持してepisode 6ということで「久しぶりにアンジェロが出撃する場面で、どう格好良く演じるかで頭が一杯だった」と語る。さらに、「あるシーンで、アンジェロの人間的な“慌てふためく”場面があって、あ、こういう一面も見せてくれるんだな、と演じ甲斐がありました」と強い意気込みで収録に臨んだことを語る。
続いて、福田氏と浪川氏曰く「前髪が伸びた」、「目にクマが出来た」、「座り方が酷い」など、大きな変化を遂げたリディの話題に。浪川氏はepisode 5の、“あなたの事は忘れない”とミネバに言われるシーンについて、「目を閉じると思い出します・・・」とリディだけでなく浪川氏自身も強いショックを受けたことを告白。
しかし福井氏からは、ついにバンシィ・ノルンへと乗り換えるリディについて、「でもepisode 6でのリディの主な仕事は移動だったよね」と手痛い一言も。
さらに、誰もが気になる来年春予定のepisode 7について、見所を問われた古橋監督が「Aパートはほぼバトルシーン。原作だとトーナメント的に戦っていた場面を、最短距離でまとめる形で作っています」とアニメオリジナルの要素など盛りだくさんの内容を語ると、福井氏は、「1時間越えは余裕綽綽で、いつもはAパートとBパートなんですが、今回はCパートがある」とそのボリュームについて話す。さらに、「episode 1からepisode 6までで制作したMSのアクションシーンも、人間ドラマも、全て集大成となるepisode 7の為にやってきたようなところもございますので、それをきちんとお見せできるように頑張りたいと思います」とその意気込みを語った。
最後に各人より来場したファンへ感謝とともに一言ずつ送られ、舞台挨拶は幕を閉じた。
柿原徹也(アンジェロ・ザウパー役)
本日は沢山の方にお集まりいただき、まことにありがとうございます。皆さんepisode 6を楽しんだ直後ですが、スタッフの皆さんはすぐにepisode 7に取り掛かっているということで、我々も全く休んでいる暇もなく、完結へと向かわせたいなと思っております。これからも『ガンダムUC』を応援のほど、よろしくお願いいたします。
藤村 歩(ミネバ・ラオ・ザビ役)
バナージとミネバ、若い人たちはみんな人間の可能性を信じて頑張って、でも上手くいかないこともあって、色々な葛藤の中に居ると思うんですが、感嘆に答えが出ないところが、ラストどういう風に決着が付くのか、皆さんどうぞ見守って頂きたいと思います。どうも今日は本当にありがとうございました。
内山昂輝(バナージ・リンクス役)
10代の時から始まった『ガンダムUC』が、いよいよ次で終わる訳ですけれど、“UC”をきっかけに色々な作品に参加させて頂き、そこで得たものをすべて投入して有終の美を飾れたらなと思います。毎回収録のたびに過去作を全部見直すのですが、今回も10代の頃の気持ち、“ バナージ・リンクス”を思い出して、episode 7を頑張りたいと思います。最後までぜひ見届けてください。皆さん今日はありがとうございました。
古橋一浩(監督)
私のこれまでのキャリアの中でも一番長い作品になってしまいました。
あと1年、体をなんとか維持して完走したいと思います。
福井晴敏(ストーリー担当)
おかげさまでオリコン年間Blu-ray Discランキングで1位を獲得させていただきました。episode 7に向けても引き続き頑張ってまいります。みなさん今日はどうもありがとうございました。
浪川大輔(リディ・マーセナス役)
『ガンダムUC』は画もセリフも作りこんである作品ですので、何回見てもさまざまな新しい発見があると思います。
episode 7に向けて、episdoe 1から最新作episode 6まで何度も何度も見ていただいて、みなさんで『ガンダムUC』をさらに盛り上げていただければと思います。
“リディ”も精一杯がんばらせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
■ episode 6「宇宙と地球と」ストーリー
フル・フロンタルの介入で地球連邦軍艦隊の追撃を逃れた《ネェル・アーガマ》は、『袖付き』との共同戦線をやむなく受け入れる。一方、対連邦の秘策を明かして『ラプラスの箱』への次なる座標の聞き出しを目論むフロンタル。その語る未来の非情な酷薄さに慄然するバナージとミネバ。そんななか、一隻の連邦軍哨戒艦が《ネェル・アーガマ》に接近する。
哨戒艦の爆沈か、『袖付き』との共同戦線の破棄か…。
敵味方の狭間で苦悩するバナージ達の選択は――。
宇宙世紀シリーズ最新作『機動戦士ガンダムUC』待望の最新話、episode 6「宇宙と地球と」は、現在全国16館の劇場で2週間限定のイベント上映を実施中。あわせて劇場限定版Blu-rayの先行販売、 「HGUC ローゼン・ズール 劇場限定エリートローズガードクリアver.」などの限定グッズの販売も実施されている。
さらに 「PlayStation®Store」、「J:COMオンデマンド」、「Video Store(auひかり)」、 「MOVIE SPLASH」での先行有料配信も実施中!近くに上映館がない、あるいは家でじっくりと鑑賞したいという人は、ぜひこちらを利用してみよう!
【イベント上映】
3月2日(土)~3月15日(金)の期間、全国16館にてイベント上映(2週間限定)
東京 : 新宿ピカデリー/TOHOシネマズ六本木ヒルズ/シネマサンシャイン池袋
神奈川: 横浜ブルク13/川崎チネチッタ
千葉 : シネプレックス幕張/京成ローザ(10)
埼玉 : MOVIXさいたま
栃木 : MOVIX宇都宮
大阪 : 大阪ステーションシティシネマ/なんばパークスシネマ
京都 : MOVIX京都
兵庫 : 神戸国際松竹
愛知 : ミッドランドスクエアシネマ
福岡 : 福岡中洲大洋
札幌 : 札幌シネマフロンティア
【劇場先行販売Blu-ray Disc】
期間中、上映館内にてepisode 6 劇場限定版Blu-rayを先行販売
「episode 6 シナリオ&特製生フィルムセット限定版Blu-ray」
脚本=むとうやすゆき/表紙イラスト=村瀬修功
限定18,000セット 9,000円(税込)
※episode 6 シナリオ&特製生フィルムセットは劇場販売版のみの限定特典です。
一般販売用Blu-rayには付属しません。
※一般販売用Blu-ray&DVDは、2013年3月22日(金)発売。
【先行有料配信配信】
「PlayStation®Store」
「J:COMオンデマンド」
「auひかりTVサービス(ビデオ・チャンネル)」
「MOVIE SPLASH」
※配信価格等、詳細は各配信サービスにてご確認ください。
3月2日(土)~3月15日(金)の期間、全国16館にてイベント上映(2週間限定)
東京 : 新宿ピカデリー/TOHOシネマズ六本木ヒルズ/シネマサンシャイン池袋
神奈川: 横浜ブルク13/川崎チネチッタ
千葉 : シネプレックス幕張/京成ローザ(10)
埼玉 : MOVIXさいたま
栃木 : MOVIX宇都宮
大阪 : 大阪ステーションシティシネマ/なんばパークスシネマ
京都 : MOVIX京都
兵庫 : 神戸国際松竹
愛知 : ミッドランドスクエアシネマ
福岡 : 福岡中洲大洋
札幌 : 札幌シネマフロンティア
【劇場先行販売Blu-ray Disc】
期間中、上映館内にてepisode 6 劇場限定版Blu-rayを先行販売
「episode 6 シナリオ&特製生フィルムセット限定版Blu-ray」
脚本=むとうやすゆき/表紙イラスト=村瀬修功
限定18,000セット 9,000円(税込)
※episode 6 シナリオ&特製生フィルムセットは劇場販売版のみの限定特典です。
一般販売用Blu-rayには付属しません。
※一般販売用Blu-ray&DVDは、2013年3月22日(金)発売。
【先行有料配信配信】
「PlayStation®Store」
「J:COMオンデマンド」
「auひかりTVサービス(ビデオ・チャンネル)」
「MOVIE SPLASH」
※配信価格等、詳細は各配信サービスにてご確認ください。
(本文中一部敬称略)
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