2008年1月31日 (木)
ガンダムファンのための祭典「Gフェスティバル2008」イベントレポート!
1月27日(土)28日(日)に大阪と東京で行われた「Gフェス」。東京会場のイベントレポートをお届け。会場は大いに盛り上がったぞ!
このイベントは「ガンダムエース」や「Newtype」ほか、アニメ、ホビー誌など計10誌に付属する専用用紙で応募し、抽選で選ばれた3,000人が招待された。
イベントでは「機動戦士ガンダム00」の声優陣を中心に豪華なゲストが舞台に登場し、トークショーやクイズ大会などで、大いに盛り上りあげてくれた。水島精二監督、富野由悠季監督、池田秀一さん(シャア・アズナブル役)、永井一郎さん(「機動戦士ガンダム」ナレーター)からのビデオレターも上映されたほか、歴代ガンダムのOPを中心とした映像を大スクリーンで上映するなど、イベントは盛りだくさんの内容だった。
イベント後半では「ソレステ00(文化放送で放送中のラジオ番組)出張版」と題し、ガンダムマイスターたちによるトークやクイズで会場を楽しませてくれた。
最後にはTHE BACK HORNのシークレットライヴが行われ、「ガンダム00」の第1クールのエンディング「罠」を演奏した。
締めは、古谷徹さんと「ガンダム00」声優陣、会場の2000人による『ガンダムダブル、オー!(00)』の元気なかけ声で閉幕し、イベントは大いに盛り上がりあった。
■つかみはアムロ(古谷徹)による特別映像で大爆笑
映画やイベント前に『携帯電話の電源はお切りください』などの館内注意が流れるが、Gフェスではアムロが館内注意(指令)を行ってくれたのだ。いきなりのギャグモードに会場は爆笑の渦だった。
▲アムロによる館内注意でイベントはスタート!「写真撮影、ビデオ撮影、録音は絶対にやめてください!もし露呈すると作戦中止になる可能性もあります。スパイ活動に間違われないよう、カメラ、録音機器などは受付にお預けください。Gフェスファンから誤解されて『親父にも殴られたこと無いのに!』ってなっても知りませんからね!」などの古谷徹さんのノリノリのナレーションに会場は大爆笑!
アムロの「Gフェスいきまーす!」というかけ声とファンの大拍手でGフェスはスタート!
アムロの「Gフェスいきまーす!」というかけ声とファンの大拍手でGフェスはスタート!
■MC登場!
司会は諏訪部順一さん、小野大輔さんの2人。シャア専用バスローブ姿で登場した。諏訪部さんは一番くじのシャアマスクをかぶって登場し、会場は笑いに包まれた。
■ガンダム声優陣登場!
続いて壇上に「機動戦士ガンダム00」の声優陣12名が登場。豪華ゲストの登場に、会場のボルテージは一気に高まった。
出演者
宮野真守さん(刹那・F・セイエイ役)/三木眞一郎さん(ロックオン・ストラトス役)/吉野裕行さん(アレルヤ・ハプティズム役)/神谷浩史さん(ティエリア・アーデ役)/本名陽子さん(スメラギ・李・ノリエガ役)/中村悠一さん(グラハム・エーカー役)/小笠原 亜里沙(ソーマ・ピーリス役)/浜田 賢二(パトリック・コーラサワー役)/恒松あゆみさん(マリナ・イスマイール役)/藤原啓治さん(アリー・アル・サーシェス役)/入野自由さん(沙慈・クロスロード役)/斎藤千和さん(ルイス・ハレヴィ役)[登壇順]
▲ガンダム00の声優陣が壇上に勢ぞろい!
■Gサミット「00」トーク
声優陣の和気あいあいとしたトークに会場は大盛り上がり!
まずはガンダム00の収録風景などや、それぞれが演じるキャラクターについてなどを話してくれた。「現場の雰囲気は和気あいあいとしています。」と、宮野さんが言う通り、トークショー自体も笑いで沸きかえり、また声優陣同士のふざけあいなど、スキンシップの良さが受け取られる楽しいものだった。
▲宮野さんのトークで『舞台の真ん中へ行け』とばかりに背中を押す三木さん。
▲声優陣に目をつぶらせてのアンケート。「『オレのモビルスーツが一番カッコイイなー』って思う人手を挙げて」との質問に、手を上げる宮野さん、三木さん、吉野さん、神谷さん、中村さん。司会の諏訪部さんの「ソレスタルビーイングのチームワークがいいことがわかりましたね(笑)」というツッコミに会場は爆笑。
▲それぞれに「じゃあ自分のモビルスーツのどこが好きですか?」という問いに答える4人。
吉野さん「ガシーンってなるところ!(キュリオスのシールドのクローのこと)」
神谷さん「バキャーンってなるところ!(ヴァーチェが外装をパージする場面)」
三木さん「俺のはビューンってなるところだよ!(デュナメスの狙撃能力)」
宮野さん「GNソード」
宮野さんの一人冷静なオチに全員が「なんだよ!」とツッこみ、まるで漫才なトークに会場は大盛り上がり。
吉野さん「ガシーンってなるところ!(キュリオスのシールドのクローのこと)」
神谷さん「バキャーンってなるところ!(ヴァーチェが外装をパージする場面)」
三木さん「俺のはビューンってなるところだよ!(デュナメスの狙撃能力)」
宮野さん「GNソード」
宮野さんの一人冷静なオチに全員が「なんだよ!」とツッこみ、まるで漫才なトークに会場は大盛り上がり。
■Gサミット「00」最新情報
新たなるガンダムマイスター、トリニティ三兄妹登場!
水島監督のビデオレター上映後、16話より登場した新キャラクター、新たなガンダムマイスター、トリニティ三兄弟を演じる三人が壇上に登場した。予告されていなかったシークレットゲストにお客さんは大興奮だった。
出演者
小西克幸さん(ヨハン・トリニティ)/浪川大輔さん(ミハエル・トリニティ)/釘宮理恵さん(ネーナ・トリニティ)[登壇順]
▲トリニティ三兄弟の話題を中心にトークがはずむ。小西さんの「僕、この半ズボンにびっくりしちゃった」に会場も爆笑。
■Gサミット ガンダム歴史振り返りコーナー
スペシャルゲスト古谷徹さん登場!
そして「ガンダム00」ではナレーションを担当し、「機動戦士ガンダム」でアムロ・レイを演じた古谷徹さんの登場。会場はこの日一番の盛大な拍手で迎えられた。「ナレーションという立場なので、後ろから後押しするサポーターでいたい。」と、古谷さんはガンダムにかける熱い思い話してくれたが、後半は面白いトークで会場を沸かしてくれた。「毎年ゲームが作られますが」という問いに「そうなんですよ!毎年『親父にもぶたれたことないのに!』って言ってるんですよ!」という話に会場も爆笑。
▲「古谷徹です。若井おさむじゃありません。本物です。」古谷さん(中央)の挨拶にお客さんもドッと沸いた。
▲「ガンダム歴史振り返りコーナー」では過去のガンダム作品を振り返ったり、声優陣へのガンダムクイズが出題された。
このように00声優陣とお客さんが一体になって楽しめるイベントであった。このほかにも様々な催しが行われた。
■「えもらぼ」コーナー
バンダイビジュアルが運営する デジタルビートにて配信している動画コンテンツ「えも☆らぼ」のMCの菅原さんと岡本さんが登場。小野さん、諏訪部さんと共に、「えもらぼ」の紹介のほか、SDガンダムの紹介なども行った。
■歴代ガンダム映像上映
「機動戦士ガンダム」から「機動戦士ガンダム00」までのTV、劇場、OVA作品のOPを中心とした映像が一気に流れた。どの作品からも「おー!」というファンの歓声が聞こえ、どのガンダム作品にも熱いファンがいることを感じさせてくれた。
■ビデオメッセージ
ビデオメッセージでは富野由悠季監督(「機動戦士ガンダム」の原作・総監督)、池田秀一さん(「機動戦士ガンダム」シャア・アズナブル役)永井一郎さん(「機動戦士ガンダム」ナレーション)、Gacktさん(劇場版「機動戦士Zガンダム」主題歌)それぞれの方々から熱いメッセージが贈られた。
■ソレステ00出張版
ラジオ大阪、文化放送で毎週日曜日22:00~22:30に放送中のラジオ番組「ソレスタルステーション00」のスタイルにのっとったこのコーナー。
番組パーソナリティを務める入野さんと、この日限りの特別アシスタントの斎藤さんがMCとなり、ガンダムマイスターの宮野さん、三木さん、吉野さん、神谷さんと、スメラギ役・本名さんをゲストに楽しいトークを繰り広げていた。
■ライブコーナー
「ガンダム00」の第1クールのエンディングを歌ったTHE BACK HORNのシークレットライブが行われた。こちらも告知されていなかっただけにお客さんは大盛り上がりだった。
■エンディング
あっという間の3時間半が過ぎ、最後にガンダム00声優陣全員で会場のお客さんの前で挨拶が行われた。そして最後はもちろん キャラホビで行った古谷さんのかけ声「ガンダムダブル、オー!!」で幕を閉じた。
▲古谷さん「ガンダムダブルオー」のかけ声と共に会場の2000人のガンダムファンも一斉にかけ声をかけた。
いよいよ第1シーズンの物語も佳境に入ってきた「機動戦士ガンダム00」。スタッフ、キャスト共に素晴らしいモチベーションで制作している。そんなオーラを感じることのできた「機動戦士ガンダム00」に、これからも目が離せないぞ!
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