6月3日(金)から全国185館でロードショーされる映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の完成披露舞台挨拶・最速上映イベントが、本日5月18日(水)、東京・丸の内ピカデリーで開催された。
本イベントには、アムロ・レイ役の古谷 徹さん、ククルス・ドアン役の武内駿輔さん、ブライト・ノア役の成田 剣さん、カイ・シデン役の古川登志夫さん、セイラ・マス役の潘 めぐみさん、カーラ役の廣原ふうさんに加え、安彦良和監督が登壇。本作への気持ちやおすすめポイントを語ったほか、本編のワンシーン「親父にもぶたれたことないのに」のクリップ映像の解禁や、Twitterで募集したファンからの質問に答えるコーナーも実施された。
それでは早速、イベントの模様をレポートしていこう。
本イベントには、アムロ・レイ役の古谷 徹さん、ククルス・ドアン役の武内駿輔さん、ブライト・ノア役の成田 剣さん、カイ・シデン役の古川登志夫さん、セイラ・マス役の潘 めぐみさん、カーラ役の廣原ふうさんに加え、安彦良和監督が登壇。本作への気持ちやおすすめポイントを語ったほか、本編のワンシーン「親父にもぶたれたことないのに」のクリップ映像の解禁や、Twitterで募集したファンからの質問に答えるコーナーも実施された。
それでは早速、イベントの模様をレポートしていこう。
はじめに、古谷さんから「スクリーンに15歳のアムロが帰ってきました。こんなに嬉しいことはない!」と挨拶があり、会場が温かい拍手に包まれた。
安彦監督は、本日を迎えられたことに「なぜ再び“劇場版”という形で戻ってきたのかという理由が、今日ようやくわかっていただけるのかな、と思うと、本当にワクワクした気持ちでいっぱいです」と、ほほに喜びの笑みを浮かべる。
続けて、ホワイトベースクルーが久しぶりに再会することとなり、成田さんは「40年という歳月の重さと、そして感動のシーンの数々……このガンダムのメンバーの一員になれたかなっていう気持ちになりました」とコメント。
古川さんは「劇場公開の2週間以上前だっていうのに、イベント早すぎないか?早すぎるよ~」と役になりきりつつ、「ライブビューイングでご覧のスペースノイドの皆さん、ミノフスキー粒子で映像が見にくいな~なんて方はいらっしゃいませんか?」と呼びかける気遣いを見せた。
潘さんは、ひと足先に本作を見て「受け止めるものが大きすぎて言葉になりません」と感想を述べ、ファンへ届けられる日が来たことに嬉しくてたまらない様子を見せる。今回初めてホワイトベースクルーとしての出演となったことについて、「皆さんに温かく見守っていただければな、と思います」と語った。
次に、廣原さんはカーラを演じるあたって、「子供たちと接する時はお母さんのように、優しく包み込むような感じの芝居をして欲しい」と指示があったことを明かす。本作がガンダム作品初出演となり、「まさかガンダムという作品に携わることができるとは思っていなくて……本当に光栄の極みです」と瞳を輝かせていた。
安彦監督は、本日を迎えられたことに「なぜ再び“劇場版”という形で戻ってきたのかという理由が、今日ようやくわかっていただけるのかな、と思うと、本当にワクワクした気持ちでいっぱいです」と、ほほに喜びの笑みを浮かべる。
続けて、ホワイトベースクルーが久しぶりに再会することとなり、成田さんは「40年という歳月の重さと、そして感動のシーンの数々……このガンダムのメンバーの一員になれたかなっていう気持ちになりました」とコメント。
古川さんは「劇場公開の2週間以上前だっていうのに、イベント早すぎないか?早すぎるよ~」と役になりきりつつ、「ライブビューイングでご覧のスペースノイドの皆さん、ミノフスキー粒子で映像が見にくいな~なんて方はいらっしゃいませんか?」と呼びかける気遣いを見せた。
潘さんは、ひと足先に本作を見て「受け止めるものが大きすぎて言葉になりません」と感想を述べ、ファンへ届けられる日が来たことに嬉しくてたまらない様子を見せる。今回初めてホワイトベースクルーとしての出演となったことについて、「皆さんに温かく見守っていただければな、と思います」と語った。
次に、廣原さんはカーラを演じるあたって、「子供たちと接する時はお母さんのように、優しく包み込むような感じの芝居をして欲しい」と指示があったことを明かす。本作がガンダム作品初出演となり、「まさかガンダムという作品に携わることができるとは思っていなくて……本当に光栄の極みです」と瞳を輝かせていた。
また、安彦監督は、アムロにとってカーラとマルコスが“重要な存在”だと説いていることを尋ねられると、「(カーラとマルコスは)アムロと同じ15歳なんですが、ただ精神年齢が大分違うんですね。一番年長はカーラで、一番幼いのがマルコス。同年齢というところがミソかなと思っています」と説明した。
加えて、本作には、『機動戦士ガンダム』でも描かれたアムロがブライトにぶたれるシーンも登場することが明かされた。
古谷さんは「このセリフは毎年のようにゲームとかで収録しているので、43年間ぶたれっぱなしなんです」と笑いを誘いつつも、「本当に泣きながらこのセリフを言いました。このシーンが『ククルス・ドアンの島』に出てくるとは思いもしなかったです」とコメント。
これを受け、武内さんは「『機動戦士ガンダム』のファンにはたまらない演出が本作のところどころにありますね。『機動戦士ガンダム』がどういう作品なのか、新しくガンダムを知る方にも、『ククルス・ドアンの島』を見てもらえれば、“あ、このシーン見たことある”と楽しめる要素を含んでいるんじゃないかと思います」と語った。
古谷さんは「このセリフは毎年のようにゲームとかで収録しているので、43年間ぶたれっぱなしなんです」と笑いを誘いつつも、「本当に泣きながらこのセリフを言いました。このシーンが『ククルス・ドアンの島』に出てくるとは思いもしなかったです」とコメント。
これを受け、武内さんは「『機動戦士ガンダム』のファンにはたまらない演出が本作のところどころにありますね。『機動戦士ガンダム』がどういう作品なのか、新しくガンダムを知る方にも、『ククルス・ドアンの島』を見てもらえれば、“あ、このシーン見たことある”と楽しめる要素を含んでいるんじゃないかと思います」と語った。
安彦監督は、「小形尚弘エグゼクティブ・プロデューサーに、“回想シーンいっぱい入れて良い”って言われて、“それは嬉しい。じゃあ遠慮なく”って絵コンテ切ったら、回想シーンが盛り沢山になってしまった」と裏話を披露。予定していたシーンは時間的に入れる余裕がないことがわかり、「本当に絞り込んで(アムロがブライトに)ぶたれるシーンや、いくつかBGMとかも意図してアレンジして使わせていただきました」と、こだわりも明かしていた。
続いて、Twitterで募集したファンからの質問に答えるコーナーへ。
続いて、Twitterで募集したファンからの質問に答えるコーナーへ。
Q.今作でガンダムやアニメ制作は最後かもしれない発言がありましたが、今作が大ヒットしたら続投されるご意思はおありでしょうか?
A.
安彦「僕がイベントで“最後”と言ったことについてよく聞かれますが、これは最後、最後といってお客さん呼ぼうっていうことでは別にありませんから。ご覧の通り僕も歳ですから、アニメを作るというのが非常にしんどいことですので、これで最後だろうっていう話が自然に出てきました。ただ、『機動戦士ガンダム』に関しては思い残すことはないっていうのが本音です。そして、僕よりも年寄りのあの富野由悠季が元気でちょっと困ったもんで……何が起こるかわかりません」
A.
安彦「僕がイベントで“最後”と言ったことについてよく聞かれますが、これは最後、最後といってお客さん呼ぼうっていうことでは別にありませんから。ご覧の通り僕も歳ですから、アニメを作るというのが非常にしんどいことですので、これで最後だろうっていう話が自然に出てきました。ただ、『機動戦士ガンダム』に関しては思い残すことはないっていうのが本音です。そして、僕よりも年寄りのあの富野由悠季が元気でちょっと困ったもんで……何が起こるかわかりません」
Q.これまでガンダム作品に触れたことがない人でも、今回の映画を見に行きたくなるようなおすすめポイントをぜひ教えてください。
A.
武内「迫力だけじゃなく、人物たちの表情の細かさといった、アニメーション作品としての完成度の高さはかなりおすすめできるポイントです。モビルスーツが2D(手描き)と3DCGで描かれていますが、非常にうまくマッチしていて、よりアニメーションの可能性が広がるような作品になったんじゃないかなと思います」
潘「すべてなんですけれども、子どもたち1人1人の愛くるしさや尊さ、子役さんが演じられる素敵なもの1つ1つがつまっていて、個性的なところもぜひ見ていただきたいです。あと、今この瞬間にこの物語を届けられるっていうところに意味を感じますし、今だけじゃなく未来にもつながる物語だなと思っています」
古川「すべてのガンダムについて通底するメインテーマがこの1本に凝縮されている気がいたします。その辺を安彦監督がどのように表現しているのかが、見どころだと思います」
古谷「ストーリーのテーマに加えて、モビルスーツの戦闘シーンのかっこ良さ、迫力や美しさ……あとはアムロが可愛い!」
成田「古谷さんの声の変わらなさ、古川さんはますます若返ってるんじゃないかと思うぐらいのその声ですかね。武内くんの見た目は若いのに、声はなんでこんなに老けているのかな?みたいな(笑)。でも重みがあって、とても素晴らしいなと思います。役者もそうですし、スタッフさんのお仕事も、音楽も……すべてが素晴らしいです。ブライトの可愛い表情もおすすめです」
廣原「本当にガンダムの魅力がすべて詰まっている作品となっています。子どもたち1人1人の表情や性格も違って、島で暮らすみんなの日常に沿ったような、そういったところも見てもらいたいです」
A.
武内「迫力だけじゃなく、人物たちの表情の細かさといった、アニメーション作品としての完成度の高さはかなりおすすめできるポイントです。モビルスーツが2D(手描き)と3DCGで描かれていますが、非常にうまくマッチしていて、よりアニメーションの可能性が広がるような作品になったんじゃないかなと思います」
潘「すべてなんですけれども、子どもたち1人1人の愛くるしさや尊さ、子役さんが演じられる素敵なもの1つ1つがつまっていて、個性的なところもぜひ見ていただきたいです。あと、今この瞬間にこの物語を届けられるっていうところに意味を感じますし、今だけじゃなく未来にもつながる物語だなと思っています」
古川「すべてのガンダムについて通底するメインテーマがこの1本に凝縮されている気がいたします。その辺を安彦監督がどのように表現しているのかが、見どころだと思います」
古谷「ストーリーのテーマに加えて、モビルスーツの戦闘シーンのかっこ良さ、迫力や美しさ……あとはアムロが可愛い!」
成田「古谷さんの声の変わらなさ、古川さんはますます若返ってるんじゃないかと思うぐらいのその声ですかね。武内くんの見た目は若いのに、声はなんでこんなに老けているのかな?みたいな(笑)。でも重みがあって、とても素晴らしいなと思います。役者もそうですし、スタッフさんのお仕事も、音楽も……すべてが素晴らしいです。ブライトの可愛い表情もおすすめです」
廣原「本当にガンダムの魅力がすべて詰まっている作品となっています。子どもたち1人1人の表情や性格も違って、島で暮らすみんなの日常に沿ったような、そういったところも見てもらいたいです」
イベントの最後には、「『ククルス・ドアンの島』は、見終わったときに心が温かくなる、そんな素敵な作品です」(古谷)、「『ククルス・ドアンの島』のアニメ化に“なんで?”というリアクションが非常に大きくて、そんなに意外だったかな?と思いましたが、“楽しみだ”という風に変わってきてくれているようで、僕の(アニメ化の)提案は間違っていなかったという確信が持てて大変嬉しいです。ものができるというのは、複雑な気分も伴うものなんですけれども、今回は非常にハッピーな気持ちで完成を迎えられたという気がしています。この話は見終わって暗くなる話ではないので、期待を込めて見ていただきたいと思います。ありがとうございます」(安彦監督)とメッセージがあり、大盛り上がりのうちに幕を下ろした。
なお、『ククルス・ドアンの島』の公開劇場全館では、「劇場限定版Blu-ray」が、公開日より数量限定で発売されることも本日発表された。詳細はこちらの記事をご覧ください。
(ガンダムインフォ編集部)
「本編クリップ映像 第2弾」公開!
ムビチケカード第2弾、好評発売中!
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』ティザービジュアルを使用したムビチケ第2弾が好評発売中だ。
特典として、本作のメカニカルデザインを担当する大河原邦男さんによる描き下ろしデザインの特製クリアファイルが付属。星が降り注ぐ一方、メラメラと燃え上がる炎の中で「高機動型ザク(地上用)エグバ機」と「ガンダム」が対峙する姿が描かれている。2機の背景にはサザンクロス隊の紋章が描かれており、まさに今回だけの貴重なアイテムとなっているので、お見逃しなく。
特典付前売券(ムビチケカード)第2弾
価格:1,800円(税込)[当日料金:1,900円(税込)均一]
特典:大河原邦男描き下ろしビジュアル A4クリアファイル(全1種)
販売情報はこちらをご確認ください
※ムビチケカード1枚ご購入につき、クリアファイルを1枚プレゼントいたします。
※特典は数量限定です。なくなり次第、販売終了となります。
※特典は非売品です。転売目的のご購入はご遠慮ください。
※Dolby Cinema/4D鑑賞料金に関しましては、追加料金が発生いたします。詳細は劇場HPをご確認ください。
特典として、本作のメカニカルデザインを担当する大河原邦男さんによる描き下ろしデザインの特製クリアファイルが付属。星が降り注ぐ一方、メラメラと燃え上がる炎の中で「高機動型ザク(地上用)エグバ機」と「ガンダム」が対峙する姿が描かれている。2機の背景にはサザンクロス隊の紋章が描かれており、まさに今回だけの貴重なアイテムとなっているので、お見逃しなく。
特典付前売券(ムビチケカード)第2弾
価格:1,800円(税込)[当日料金:1,900円(税込)均一]
特典:大河原邦男描き下ろしビジュアル A4クリアファイル(全1種)
販売情報はこちらをご確認ください
※ムビチケカード1枚ご購入につき、クリアファイルを1枚プレゼントいたします。
※特典は数量限定です。なくなり次第、販売終了となります。
※特典は非売品です。転売目的のご購入はご遠慮ください。
※Dolby Cinema/4D鑑賞料金に関しましては、追加料金が発生いたします。詳細は劇場HPをご確認ください。
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』
公開日:2022年6月3日(金)全国ロードショー
配給:松竹ODS事業室
【STORY】
オデッサ作戦を控えたアムロたちホワイトベース隊は、「帰らずの島」と呼ばれる無人島での残置諜者(敵地に残って破壊諜報活動などを行う兵士)掃討の任務を拝命する。捜索に当たっていたアムロは1機のザクと遭遇、囚われの身となってしまう。目覚めたアムロが見たのは「ククルス・ドアン」と名乗る男と20人の子どもたちであった。アムロは失ったガンダムを取り戻し、島の秘密へとたどり着けるのか?
【メインスタッフ】
企画・制作:サンライズ
原作:矢立 肇 富野由悠季
監督:安彦良和
副監督:イムガヒ
脚本:根元歳三
キャラクターデザイン:安彦良和、田村 篤、ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原邦男、カトキハジメ、山根公利
総作画監督:田村 篤
美術監督:金子雄司
色彩設計:安部なぎさ
撮影監督:葛山剛士、飯島 亮
3D演出:森田修平
3Dディレクター:安部保仁
編集:新居和弘
音響監督:藤野貞義
音楽:服部隆之
製作:バンダイナムコフィルムワークス
主題歌:森口博子「Ubugoe」(キングレコード)
【メインキャスト】
アムロ・レイ:古谷 徹
ククルス・ドアン:武内駿輔
ブライト・ノア:成田 剣
カイ・シデン:古川登志夫
セイラ・マス:潘 めぐみ
ハヤト・コバヤシ:中西英樹
スレッガー・ロウ:池添朋文
ミライ・ヤシマ:新井里美
フラウ・ボゥ:福圓美里
エグバ・アトラー:宮内敦士
ウォルド・レン:上田耀司
ユン・サンホ:遊佐浩二
セルマ・リーベンス:伊藤 静
ダナン・ラシカ:林 勇
マルコス:内田雄馬
カーラ:廣原ふう
シャア・アズナブル:池田秀一
公開日:2022年6月3日(金)全国ロードショー
配給:松竹ODS事業室
【STORY】
オデッサ作戦を控えたアムロたちホワイトベース隊は、「帰らずの島」と呼ばれる無人島での残置諜者(敵地に残って破壊諜報活動などを行う兵士)掃討の任務を拝命する。捜索に当たっていたアムロは1機のザクと遭遇、囚われの身となってしまう。目覚めたアムロが見たのは「ククルス・ドアン」と名乗る男と20人の子どもたちであった。アムロは失ったガンダムを取り戻し、島の秘密へとたどり着けるのか?
【メインスタッフ】
企画・制作:サンライズ
原作:矢立 肇 富野由悠季
監督:安彦良和
副監督:イムガヒ
脚本:根元歳三
キャラクターデザイン:安彦良和、田村 篤、ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原邦男、カトキハジメ、山根公利
総作画監督:田村 篤
美術監督:金子雄司
色彩設計:安部なぎさ
撮影監督:葛山剛士、飯島 亮
3D演出:森田修平
3Dディレクター:安部保仁
編集:新居和弘
音響監督:藤野貞義
音楽:服部隆之
製作:バンダイナムコフィルムワークス
主題歌:森口博子「Ubugoe」(キングレコード)
【メインキャスト】
アムロ・レイ:古谷 徹
ククルス・ドアン:武内駿輔
ブライト・ノア:成田 剣
カイ・シデン:古川登志夫
セイラ・マス:潘 めぐみ
ハヤト・コバヤシ:中西英樹
スレッガー・ロウ:池添朋文
ミライ・ヤシマ:新井里美
フラウ・ボゥ:福圓美里
エグバ・アトラー:宮内敦士
ウォルド・レン:上田耀司
ユン・サンホ:遊佐浩二
セルマ・リーベンス:伊藤 静
ダナン・ラシカ:林 勇
マルコス:内田雄馬
カーラ:廣原ふう
シャア・アズナブル:池田秀一
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