一般社団法人日本動画協会が主催し、東京都が共催する国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル 2021(TAAF2021)」の授賞式が、3月15日(月)に実施された。
式には、TAAF2021の「コンペティション部門」「アニメ オブ ザ イヤー部門」、アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した人を顕彰する「アニメ功労部門」から受賞者が登場。『機動戦士ガンダム』を生み出し総監督を務めるなど、日本の巨大ロボットアニメに新時代を切り開いたとして選出された富野由悠季監督も登壇した。
授賞式は、席と席の間隔を空けるなど様々な感染症対策に配慮した上で開催され、記念品の贈呈や各賞の受賞作品の紹介が行われた。
さらに、TAAF2021開催期間中に実施された「アニメ功労部門顕彰特別展示」の様子も、写真を中心に紹介しよう。
式には、TAAF2021の「コンペティション部門」「アニメ オブ ザ イヤー部門」、アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した人を顕彰する「アニメ功労部門」から受賞者が登場。『機動戦士ガンダム』を生み出し総監督を務めるなど、日本の巨大ロボットアニメに新時代を切り開いたとして選出された富野由悠季監督も登壇した。
授賞式は、席と席の間隔を空けるなど様々な感染症対策に配慮した上で開催され、記念品の贈呈や各賞の受賞作品の紹介が行われた。
さらに、TAAF2021開催期間中に実施された「アニメ功労部門顕彰特別展示」の様子も、写真を中心に紹介しよう。
富野由悠季監督「アニメ功労部門」授賞コメント
功労賞、本当にありがとうございます。
この「ありがとう」について、当然協力してくれたスタッフに言いたいのは第一なんですけれども、実はその前にもう1つあります。
それは、かつてこの地にあった豊島公会堂で、48年前に日本で一番はじめにアニメファンが一堂に会したという出来事がありました。
48年前ですから、当時15歳だった子が何歳になっているかはご想像がつくと思います。彼女たちがここに集まってくれたおかげで、僕はアニメの仕事とは「絵を描く仕事」ではなく、「観客がいてくれるということ」を徹底的に教えられました。それがこの場所なんです。
つまり、僕にとってこの地は地霊があった、つまり地面の力があったからこそ今日までやってこれたと思っています。そういう意味で、ここに集まってくれた彼女たちに感謝したいと思います。今日は本当にありがとうございました。
「アニメ功労部門顕彰特別展示」フォトレポート
TAAF2021開催期間中、東京建物Brillia HALLパークプラザにて「アニメ功労部門顕彰特別展示」も実施。富野監督からは、劇場版『Gのレコンギスタ』第1部「行け!コア・ファイター」より絵コンテとメカ設定の展示が行われた。
東京アニメアワードフェスティバル 2021
[会期]2021年3月12日(金)~15日(月)
[会場]東京・池袋
[会期]2021年3月12日(金)~15日(月)
[会場]東京・池袋
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