▲「スコード!」の掛け声で写真撮影に応じるハセガワダイスケさん、菅野祐悟さん、富野由悠季総監督
アニメ映画と秋葉原の魅力を国内外に発信する「秋葉原国際映画祭2024」にて、11月9日(土)に劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」のトークショー付き上映が実施された。
本トークショーには、富野由悠季総監督と、本作の音楽を担当した菅野祐悟さんが登壇。劇伴制作の舞台裏や、TV放送10周年を迎えた現在の心境が語られたほか、サプライズゲストとしてハセガワダイスケさんも登場し、会場全体が大盛り上がりとなった。
それでは早速、トークショーの模様をレポートしていこう。
本トークショーには、富野由悠季総監督と、本作の音楽を担当した菅野祐悟さんが登壇。劇伴制作の舞台裏や、TV放送10周年を迎えた現在の心境が語られたほか、サプライズゲストとしてハセガワダイスケさんも登場し、会場全体が大盛り上がりとなった。
それでは早速、トークショーの模様をレポートしていこう。
トークショーレポート
司会の呼び込みで大きな拍手に迎えられて登壇した富野総監督と菅野さん。はじめの挨拶で富野総監督は「僕のような昭和16年生まれ83歳の人間には、秋葉原でこういうこと(映画祭)をやるのは許せない。どうしてかと言うと、僕の時代はラジオの部品しか売ってなかったのね。それが少し進化してテレビを組み立てるような時代にもなったんだけど、僕はテレビを組み立てることができなかったので、ラジオを作るために2、3度秋葉原に来ていました。その時の街の景色を知っているので、こんな建物が建ったりこんなイベントをやったりするのが、基本的に許せない。というのが富野さんのご挨拶の第一声です(笑)」と、早速の富野節を披露する。
続く菅野さんの簡潔な挨拶に、富野総監督は「今、菅野さんはおとなしく自己紹介しましたけど、嘘です。かなりブイブイいう人です。どういうこと?って思う人は菅野祐悟のコンサートに来てください。威張ってます」と指摘。菅野さんは「威張っているみたいなので、ぜひ見に来てください(笑)」と返答し、笑顔も交えつつフリートーク形式でトークショーはスタートした。
最初の話題は、本作の音楽について。
菅野さんが「『Gのレコンギスタ』の曲だけでオーケストラコンサートをやりたいなってずっと思っているんです」と願望を明かすと、富野さんは感謝を述べつつ「アニメごときの音楽がホールでコンサートをやる?って思ってしまう人間ですが、菅野祐悟のコンサートは桁が違うので、菅野祐悟がサントリーホールで『Gのレコンギスタ』をやったらホールが光り輝くんじゃないかと思えて、今の発言は嬉しいです。とても期待しているので、僕が死んでからやってください」と冗談交じりにエールを送る。
続けて、「もう杖をつかないと歩けないような状態なので、来年死んでも良いっていう覚悟を決めました。決めたんだけども、溜まっている本を整理し始めたら、この半年ぐらい全く整理ができなくて、死にきれません」と近況を明かすと、富野総監督の健康を祈るように会場からは大きな拍手が巻き起こった。
続く菅野さんの簡潔な挨拶に、富野総監督は「今、菅野さんはおとなしく自己紹介しましたけど、嘘です。かなりブイブイいう人です。どういうこと?って思う人は菅野祐悟のコンサートに来てください。威張ってます」と指摘。菅野さんは「威張っているみたいなので、ぜひ見に来てください(笑)」と返答し、笑顔も交えつつフリートーク形式でトークショーはスタートした。
最初の話題は、本作の音楽について。
菅野さんが「『Gのレコンギスタ』の曲だけでオーケストラコンサートをやりたいなってずっと思っているんです」と願望を明かすと、富野さんは感謝を述べつつ「アニメごときの音楽がホールでコンサートをやる?って思ってしまう人間ですが、菅野祐悟のコンサートは桁が違うので、菅野祐悟がサントリーホールで『Gのレコンギスタ』をやったらホールが光り輝くんじゃないかと思えて、今の発言は嬉しいです。とても期待しているので、僕が死んでからやってください」と冗談交じりにエールを送る。
続けて、「もう杖をつかないと歩けないような状態なので、来年死んでも良いっていう覚悟を決めました。決めたんだけども、溜まっている本を整理し始めたら、この半年ぐらい全く整理ができなくて、死にきれません」と近況を明かすと、富野総監督の健康を祈るように会場からは大きな拍手が巻き起こった。
次に、富野総監督は、菅野さんについて「こういう方がやってくださるんだったら『G-レコ』も少しは何とかなるんじゃないのかな、と思いました。やはり時代を背負って作曲をなさっている、ということが聞こえてくるからです。そういう意味では、やはり年齢は隠せないものだという自覚があります」と語る。
続けて「それでも、僕と同い年の宮崎 駿監督は僕とはレベルが違って、はるかに天才的な方なのでああいう作品を作れて、アメリカ人も騙してしまったのは見事だなと思っています。そういうものを本当は『G-レコ』で目指したいんだけども、やはり巨大ロボットモノをやっていると、絶対的な巨大ロボットモノの枷があって。それを突破していくためには菅野祐悟の楽曲が必要だった」と、改めて楽曲を評価。
そして、「最後までやってもらいましたが、最後に菅野祐悟の名誉を潰すようなこともやってしまって本当に申し訳なく思っていますし、殴ってくれていいですよ」と懺悔すると、菅野さんは「いやいや、(作品にとって)大事なことですから」とフォローした。
富野総監督が「名誉を潰すようなこと」と表現した、劇場版の終盤でDREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)の楽曲を採用した理由については、「菅野祐悟も現代的な人だけれども、ドリカムの楽曲もこの20年古びることはなく現代性を持っていて、使わせてもらいたいとお願いに上がりました。すると“『G-レコ』は菅野祐悟もやっているからいいよ”、と言っていただけて、ありがたいなと思いました」とのエピソードを披露。「『G-レコ』がこれだけ大きな作品になってしまって、自己満足のような終わり方をしてしまうんじゃないのかと思ったことがあるんです。事実、ドリカムから曲をいただいた瞬間にエンディングの作り方が思っていたものと決定的に変わった。つまり、菅野さんと僕のコンビだけではできない、あのラストシーンに誘導してくれたのは、やはりあの曲だった。本当の意味でコラボレーションした結果、生み出されたものがああいうエンディングでした」と振り返った。
菅野さんは「最後に『Gの閃光』のインストゥルメンタル(歌なし)バージョンを作ってほしいというオーダーを受けました。『G-レコ V』の一番いいところで長く使っていただいて、ドリカムさんの楽曲へと移っていく流れを見た時に、本当に素晴らしい演出だなと、監督の愛も感じました」と、自身の心境を明かした。
続けて「それでも、僕と同い年の宮崎 駿監督は僕とはレベルが違って、はるかに天才的な方なのでああいう作品を作れて、アメリカ人も騙してしまったのは見事だなと思っています。そういうものを本当は『G-レコ』で目指したいんだけども、やはり巨大ロボットモノをやっていると、絶対的な巨大ロボットモノの枷があって。それを突破していくためには菅野祐悟の楽曲が必要だった」と、改めて楽曲を評価。
そして、「最後までやってもらいましたが、最後に菅野祐悟の名誉を潰すようなこともやってしまって本当に申し訳なく思っていますし、殴ってくれていいですよ」と懺悔すると、菅野さんは「いやいや、(作品にとって)大事なことですから」とフォローした。
富野総監督が「名誉を潰すようなこと」と表現した、劇場版の終盤でDREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)の楽曲を採用した理由については、「菅野祐悟も現代的な人だけれども、ドリカムの楽曲もこの20年古びることはなく現代性を持っていて、使わせてもらいたいとお願いに上がりました。すると“『G-レコ』は菅野祐悟もやっているからいいよ”、と言っていただけて、ありがたいなと思いました」とのエピソードを披露。「『G-レコ』がこれだけ大きな作品になってしまって、自己満足のような終わり方をしてしまうんじゃないのかと思ったことがあるんです。事実、ドリカムから曲をいただいた瞬間にエンディングの作り方が思っていたものと決定的に変わった。つまり、菅野さんと僕のコンビだけではできない、あのラストシーンに誘導してくれたのは、やはりあの曲だった。本当の意味でコラボレーションした結果、生み出されたものがああいうエンディングでした」と振り返った。
菅野さんは「最後に『Gの閃光』のインストゥルメンタル(歌なし)バージョンを作ってほしいというオーダーを受けました。『G-レコ V』の一番いいところで長く使っていただいて、ドリカムさんの楽曲へと移っていく流れを見た時に、本当に素晴らしい演出だなと、監督の愛も感じました」と、自身の心境を明かした。
ここで、司会者から『G-レコ』10周年を迎えた心境を問われ、富野総監督は「今日聞かれるまで10年経ったと思っていなかったのでびっくりしています。まだ、現在進行形で『G-レコ』の音が鳴っているんです。これは音楽という意味ではなくて、まだ響いている。そういう響きを10年経っても持っているという意味では、まあ作り方は最低限間違ってはいなかったのかもしれない。だけれども、この場に小学生がいないので、やっぱりフェードアウトしていくのかなっていう恐怖はあります」と、自身の胸の内を語る。
それを受けて菅野さんは「みなさんお子さんに見せていただいて、繋いで行きましょう」と会場に投げかけつつ「先ほど監督はロボットアニメとおっしゃいましたが、やはり本作には宇宙戦争の側面が当然強くあるわけですよね。もちろん世相を切っている部分も大きいし、すごく恐ろしい話ではあると思うんです。現代でも本当に人が殺されて、憎しみ合うという失敗を何度も繰り返している。そういうものに、微かな希望を言葉で残すため監督が作ってきたことをすごく感じました。そのお手伝いができるような音楽、戦争を題材にしているアニメとはいえ、人の心の許す気持ちや優しさ、人種とか、いろんなものを考え直すきっかけになるような音楽が作れたらいいなと思っていました。自分がどこまでそんな音楽を作れたかは分かりませんが、『G-レコ』が人々に投げかけたいものはすごく伝わってきて。素晴らしい作品に関われたことを喜んでおります」と、感謝の気持ちを述べた。
富野総監督は企画時を振り返り「西暦の時代が終わってしまった後でも、人類は生き延びるためにどうするんだろうか、ということを考えて『G-レコ』を作りました。『G-レコ』では、人類が一度全滅寸前まで行ったかもしれないという世界を描いています。だけどまた再生の時代になった時、おそらく20年後ぐらいには『G-レコ』の評価がきちんと決まるんじゃないか、という自惚れはございます」と自身の作品を評価した。
それを受けて菅野さんは「みなさんお子さんに見せていただいて、繋いで行きましょう」と会場に投げかけつつ「先ほど監督はロボットアニメとおっしゃいましたが、やはり本作には宇宙戦争の側面が当然強くあるわけですよね。もちろん世相を切っている部分も大きいし、すごく恐ろしい話ではあると思うんです。現代でも本当に人が殺されて、憎しみ合うという失敗を何度も繰り返している。そういうものに、微かな希望を言葉で残すため監督が作ってきたことをすごく感じました。そのお手伝いができるような音楽、戦争を題材にしているアニメとはいえ、人の心の許す気持ちや優しさ、人種とか、いろんなものを考え直すきっかけになるような音楽が作れたらいいなと思っていました。自分がどこまでそんな音楽を作れたかは分かりませんが、『G-レコ』が人々に投げかけたいものはすごく伝わってきて。素晴らしい作品に関われたことを喜んでおります」と、感謝の気持ちを述べた。
富野総監督は企画時を振り返り「西暦の時代が終わってしまった後でも、人類は生き延びるためにどうするんだろうか、ということを考えて『G-レコ』を作りました。『G-レコ』では、人類が一度全滅寸前まで行ったかもしれないという世界を描いています。だけどまた再生の時代になった時、おそらく20年後ぐらいには『G-レコ』の評価がきちんと決まるんじゃないか、という自惚れはございます」と自身の作品を評価した。
トークショーの後半では、より具体的な制作時のエピソードが披露された。
菅野さんは劇場版『G-レコ』の仕事を振り返り、「(本作では)人が人を物理的に傷つけることだけじゃなくて、例えば(ベルリにとってアイーダが)自分のお姉ちゃんだったことが判明したりとか、そういうショッキングな出来事があります。映画ではTV版にはないシーンを追加していますが、映像にぴったり合うように音楽を作り直しました。こういう悲しみをリアリティをもって感じられない日本人が、この映画を見ることによって、リアリティをもって感じるために必要な音楽を書かなきゃいけないなと思って。そこは自画自賛ですが、良い音楽が作れたなと思います」と振り返ると、富野総監督は「いや、自画自賛じゃなくて全くおっしゃる通りです」と太鼓判を押す。
また、「これがチームワークで作業するということです。『G-レコ』は富野由悠季が作った作品ではありません。菅野祐悟の楽曲を含めて、音響をコントロールしてくれているスタッフがいて。口パクの2/24フレームのずれを合わせてくれるやつがいるんです。場合によっては絵の方でタイミング変えることまでやっているので、(観客は)何も考えずに見ることができる。そういう意味では、スタッフ全員を褒めてやっていただきたいなと思います」と、スタッフを称賛した。
さらに「だけど何よりも、あの楽曲がなかったら合わせられないので。そういうことはあのシーンだけじゃなくて、全編に渡ってある。『G-レコ』の楽曲を菅野祐悟さんに作っていただけて本当に幸せだったと思っています」と菅野さんにも最大限の賛辞を贈った。
一方、制作時には苦労もあったそうで、菅野さんは「最初に5~60曲ぐらい出した時も、一曲一曲に富野さんの手書きのメッセージが書いてあって。でも、よく読むと全曲直さなきゃいけないな?みたいな(笑)。愛情のこもった手紙なんだけど、これってダメ出しだな、みたいな感じでしたね」と当時を回想。
富野総監督は「愛情はないです。『必要だ!』って(笑)」と、笑顔を交えつつ作品をさらに良いものにしていくためのこだわりを覗かせた。続けて「ひとつだけ言い訳をすると、僕の要求でもないんです。アニメーターがよってたかって作画をしていく中で、こちらが思っている以上の予定外のことが起こるのはしょっちゅうなんです。それをフォローしていくときに、一番はじめに菅野祐悟が作った曲があるんだから(予想以上の出来のものを)全部潰す、という不精をしたくなかった。本来はすべてを見通した上で楽曲を依頼するのが礼儀なんだろうけれども、やはりTVシリーズレベルの物量はそう簡単な量ではないので。そういう意味ではごめんなさいね。そういうことを言う機会がなかったんで、本当ごめんなさい」と、制作時の苦悩とこだわりの結果、菅野さんへの対応を謝罪した。
菅野さんは「でも、富野さんとお仕事しないとお手紙はもらえないですから、貴重ですよ。本当にありがとうございます」と感謝していた。
菅野さんは劇場版『G-レコ』の仕事を振り返り、「(本作では)人が人を物理的に傷つけることだけじゃなくて、例えば(ベルリにとってアイーダが)自分のお姉ちゃんだったことが判明したりとか、そういうショッキングな出来事があります。映画ではTV版にはないシーンを追加していますが、映像にぴったり合うように音楽を作り直しました。こういう悲しみをリアリティをもって感じられない日本人が、この映画を見ることによって、リアリティをもって感じるために必要な音楽を書かなきゃいけないなと思って。そこは自画自賛ですが、良い音楽が作れたなと思います」と振り返ると、富野総監督は「いや、自画自賛じゃなくて全くおっしゃる通りです」と太鼓判を押す。
また、「これがチームワークで作業するということです。『G-レコ』は富野由悠季が作った作品ではありません。菅野祐悟の楽曲を含めて、音響をコントロールしてくれているスタッフがいて。口パクの2/24フレームのずれを合わせてくれるやつがいるんです。場合によっては絵の方でタイミング変えることまでやっているので、(観客は)何も考えずに見ることができる。そういう意味では、スタッフ全員を褒めてやっていただきたいなと思います」と、スタッフを称賛した。
さらに「だけど何よりも、あの楽曲がなかったら合わせられないので。そういうことはあのシーンだけじゃなくて、全編に渡ってある。『G-レコ』の楽曲を菅野祐悟さんに作っていただけて本当に幸せだったと思っています」と菅野さんにも最大限の賛辞を贈った。
一方、制作時には苦労もあったそうで、菅野さんは「最初に5~60曲ぐらい出した時も、一曲一曲に富野さんの手書きのメッセージが書いてあって。でも、よく読むと全曲直さなきゃいけないな?みたいな(笑)。愛情のこもった手紙なんだけど、これってダメ出しだな、みたいな感じでしたね」と当時を回想。
富野総監督は「愛情はないです。『必要だ!』って(笑)」と、笑顔を交えつつ作品をさらに良いものにしていくためのこだわりを覗かせた。続けて「ひとつだけ言い訳をすると、僕の要求でもないんです。アニメーターがよってたかって作画をしていく中で、こちらが思っている以上の予定外のことが起こるのはしょっちゅうなんです。それをフォローしていくときに、一番はじめに菅野祐悟が作った曲があるんだから(予想以上の出来のものを)全部潰す、という不精をしたくなかった。本来はすべてを見通した上で楽曲を依頼するのが礼儀なんだろうけれども、やはりTVシリーズレベルの物量はそう簡単な量ではないので。そういう意味ではごめんなさいね。そういうことを言う機会がなかったんで、本当ごめんなさい」と、制作時の苦悩とこだわりの結果、菅野さんへの対応を謝罪した。
菅野さんは「でも、富野さんとお仕事しないとお手紙はもらえないですから、貴重ですよ。本当にありがとうございます」と感謝していた。
サプライズプレゼントとしてハセガワダイスケさんが「Gの閃光」を披露!
トークショーの最後にはハセガワダイスケさんが登場。11月5日(火)に83歳を迎えた富野総監督の誕生日をお祝いするスペシャルプレゼントとして『Gのレコンギスタ』の主題歌「Gの閃光」をマイクを使わずに生歌で披露。会場の参加者たちも合唱し、富野総監督は満開の笑顔を見せた。
歌唱が終わり、菅野さんは「みなさんちゃんと歌詞を覚えているんですね、素晴らしい。嬉しくなっちゃいました。監督、愛されてますね」とコメント。
富野総監督は「はじめに言ったとおり、僕の世代ではこうやって現実を見せられても信用したくない。アニメごときのものがこんなふうに受け入れられているのが、未だに僕にはよくわからない、ってくらい、すごく頑固に古い人間なんですよ。そんな古い人間がアニメにしがみついたことで、こういうことができる。こうやってみなさんにお会いする場をいただけて、本当に嬉しく思います。そういう意味では、今日は83歳の誕生日祝いになりました」と感想を述べ、参加者からの大きな拍手とともに、トークショーは終了した。
富野総監督は「はじめに言ったとおり、僕の世代ではこうやって現実を見せられても信用したくない。アニメごときのものがこんなふうに受け入れられているのが、未だに僕にはよくわからない、ってくらい、すごく頑固に古い人間なんですよ。そんな古い人間がアニメにしがみついたことで、こういうことができる。こうやってみなさんにお会いする場をいただけて、本当に嬉しく思います。そういう意味では、今日は83歳の誕生日祝いになりました」と感想を述べ、参加者からの大きな拍手とともに、トークショーは終了した。
(ガンダムインフォ編集部)
「秋葉原国際映画祭2024」劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて
開催日:2024年11月9日(日)
会場:UDXシアター(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F)
」上映前トークショー付き開催日:2024年11月9日(日)
会場:UDXシアター(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F)
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