3月22日(金)から24日(日)にかけて千葉・幕張メッセにてプラモエンターテインメントフェス「HYPER PLAMO Fes. 2024」が開催された。
イベントでは、豪華アーティストによるスペシャルライブやトーク、プラモデルにまつわる企画を行うステージを展開。最新アイテムの展示やプラモデルの遊びと進化、魅力を感じられる展示・体験コーナーや会場限定物販も実施され、大盛況となった。
本レポートでは、「HYPER PLAMO Fes. 2024」の開催宣言が行われた「オープニングステージ」と、ガンプラの最新商品情報が発表された「ガンプラ情報めちゃ濃いいステージ」のレポートをお届けする。
なお、展示の様子はこちらの記事をご覧ください。
イベントでは、豪華アーティストによるスペシャルライブやトーク、プラモデルにまつわる企画を行うステージを展開。最新アイテムの展示やプラモデルの遊びと進化、魅力を感じられる展示・体験コーナーや会場限定物販も実施され、大盛況となった。
本レポートでは、「HYPER PLAMO Fes. 2024」の開催宣言が行われた「オープニングステージ」と、ガンプラの最新商品情報が発表された「ガンプラ情報めちゃ濃いいステージ」のレポートをお届けする。
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オープニングステージ
イベントの初日、3月22日(金)に行われた「オープニングステージ」には、本郷奏多さんとLINKL PLANETが登壇。
2組も出演した前回の「HYPER PLAMO Fes. 2023」を振り返った後、LINKL PLANETが『ガンダムビルドメタバース』の主題歌「Days of Birth」を披露して会場を盛り上げた。
ステージの最後には、本郷さんが「HYPER PLAMO Fes. 2024スタート!」と開催宣言を行い、イベントが幕を開けた。
2組も出演した前回の「HYPER PLAMO Fes. 2023」を振り返った後、LINKL PLANETが『ガンダムビルドメタバース』の主題歌「Days of Birth」を披露して会場を盛り上げた。
ステージの最後には、本郷さんが「HYPER PLAMO Fes. 2024スタート!」と開催宣言を行い、イベントが幕を開けた。
ガンプラ情報めちゃ濃いいステージ
「オープニングステージ」に続いて行われた「ガンプラ情報めちゃ濃いいステージ」にも、引き続き本郷奏多さんが登壇。ガンプラの最新商品情報をお届けしながら、企画開発担当者がこだわりや想いを熱く語るステージを展開した。
ステージ前半戦にはBANDAI SPIRITS ホビーディビジョンの栗原さんが登壇。
最初に紹介されたのは、大ヒット上映中の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』より、5月発売予定の「HG マイティーストライクフリーダムガンダム」。本アイテムには「SEEDシリーズ」のダイナミックかつ人体のような柔軟性を備えたポージングを再現するために「SEEDアクションシステム」が搭載されているとのことで、本郷さんは「関節のギミックなんてとっくに最高到達点なのかと思いきや、HGシリーズでさらに上を言ってくるじゃないですか。5年後、10年後にはとんでもないクオリティになっているんじゃないかって思わせるくらいですよね」と日々進化するガンプラの可動域への驚きと今後の期待を語った。
ステージ前半戦にはBANDAI SPIRITS ホビーディビジョンの栗原さんが登壇。
最初に紹介されたのは、大ヒット上映中の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』より、5月発売予定の「HG マイティーストライクフリーダムガンダム」。本アイテムには「SEEDシリーズ」のダイナミックかつ人体のような柔軟性を備えたポージングを再現するために「SEEDアクションシステム」が搭載されているとのことで、本郷さんは「関節のギミックなんてとっくに最高到達点なのかと思いきや、HGシリーズでさらに上を言ってくるじゃないですか。5年後、10年後にはとんでもないクオリティになっているんじゃないかって思わせるくらいですよね」と日々進化するガンプラの可動域への驚きと今後の期待を語った。
続いて、「HG デュエルブリッツガンダム」「HG ライトニングバスターガンダム」「SDガンダム クロスシルエット マイティーストライクフリーダムガンダム」が登場。
7月発売予定の「HG デュエルブリッツガンダム」は、全身を覆う装甲「アサルトシュラウド」が着脱式になっているところがポイント。本郷さんは「ギミックも武装もいっぱいあって、これを動かして遊ぶのが楽しみですよね」とプレイバリューの高さに期待を寄せた。
また、「Figure-rise Standard ルナマリア・ホーク」もあわせて紹介。今回はスクリーンでのスライドのみの紹介となった本アイテムだが、栗原さんからは「かなり可愛い造形の成形品があがってきています」と、自信をのぞかせるコメントがあった。
7月発売予定の「HG デュエルブリッツガンダム」は、全身を覆う装甲「アサルトシュラウド」が着脱式になっているところがポイント。本郷さんは「ギミックも武装もいっぱいあって、これを動かして遊ぶのが楽しみですよね」とプレイバリューの高さに期待を寄せた。
また、「Figure-rise Standard ルナマリア・ホーク」もあわせて紹介。今回はスクリーンでのスライドのみの紹介となった本アイテムだが、栗原さんからは「かなり可愛い造形の成形品があがってきています」と、自信をのぞかせるコメントがあった。
次に、2024年秋よりNetflixで世界独占配信される新作オリジナルアニメーション『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の予告動画をスクリーンで上映。ハイクオリティな映像を見た本郷さんは「今までのアニメーションにはなかったメッセージ性を受け取れそうで楽しみ」と興奮した様子。
HGシリーズでの発売も決定している「ザクII ソラリ機」と「ガンダムEX」に対しては、「1年戦争の間にガンダム作り過ぎじゃないですか?笑」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
HGシリーズでの発売も決定している「ザクII ソラリ機」と「ガンダムEX」に対しては、「1年戦争の間にガンダム作り過ぎじゃないですか?笑」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
さらに、ここで『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』から新アイテム4点がサプライズ発表された。
まず最初に「HG ボリノークサマーン(仮)」を発表。本郷さんも思わず「渋っ!」とこぼす新アイテムに、会場からもどよめきと拍手があがった。次に「HG ハイザックカスタム(A.O.Z RE-BOOT版)」「HG サイコガンダムMk-II(仮)」と続き、最後には「Figure-rise Standard プルツー」がお披露目されると、会場からは大きな歓声と拍手があがり、各アイテムへの期待の高さが感じられた。
各商品は発売日、価格ともに後日発表予定となっているので、続報をお楽しみに。
まず最初に「HG ボリノークサマーン(仮)」を発表。本郷さんも思わず「渋っ!」とこぼす新アイテムに、会場からもどよめきと拍手があがった。次に「HG ハイザックカスタム(A.O.Z RE-BOOT版)」「HG サイコガンダムMk-II(仮)」と続き、最後には「Figure-rise Standard プルツー」がお披露目されると、会場からは大きな歓声と拍手があがり、各アイテムへの期待の高さが感じられた。
各商品は発売日、価格ともに後日発表予定となっているので、続報をお楽しみに。
そしてステージ後半戦ではBANDAI SPIRITS 商品企画担当の大久保さん、西澤さんが登壇し、8月発売予定の「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」について、その詳細とこだわりについて紹介した。
今あるRGの全ての技術を注ぎ込んで作られているという本アイテムは、RGの原点に立って「モビルスーツのリアルとは一体何か」を改めて振り返り、「実際にモビルスーツを作ったらこうなるだろう、ということを作りながら、そして遊びながら体感できる」がコンセプトとなっている。
本アイテムのインナーフレームについて大久保さんは「『RX-78-2 ガンダム』の設定によると、同機は“セミ・モノコック構造”で作られている、と定義されているが、それ自体がどういった構造かは判明していないんです。今回はRGの解釈として『これが“セミ・モノコック構造”なんだ』ということが組み上げながらも感じ取れるものになっています」と並々ならぬこだわりを明かす。
また関節構造についても、これまではガンプラの独自解釈として、フィールドモーターから上下に関節位置をズラして可動域を確保していたが、今回は関節のフィールドモーターからしっかりと回転したうえで90度以上曲がるように設計していると解説。
さらに、「組み立てるのが大変そうに思われるかもしれないが、スライド金型などの技術をふんだんに駆使しており、パーツ数自体は従来のRGシリーズとさほど変わらず、今まで通りのインナーフレームのあるガンダムが作れる」と、設定や可動、ディティールだけでなく、組み立てやすさもアピールする。
デザインに関しては、従来白一色だった肩の部分に、内部装甲が見える小さい点が増えている。これは、小さい点が増えることで、1/144スケールのなかでも、実物の18mの大きさがよりわかりやすくなるという工夫とのこと。
本郷さんから、ボディにライトグレーなどの色が使われていることを指摘されると、大久保さんは「実物大の大きさでつくような陰影を意図的に表現するため、あえて色分けを行っている」と、“実物大の大きさを感じさせる”ことへのこだわりを説明していた。
今あるRGの全ての技術を注ぎ込んで作られているという本アイテムは、RGの原点に立って「モビルスーツのリアルとは一体何か」を改めて振り返り、「実際にモビルスーツを作ったらこうなるだろう、ということを作りながら、そして遊びながら体感できる」がコンセプトとなっている。
本アイテムのインナーフレームについて大久保さんは「『RX-78-2 ガンダム』の設定によると、同機は“セミ・モノコック構造”で作られている、と定義されているが、それ自体がどういった構造かは判明していないんです。今回はRGの解釈として『これが“セミ・モノコック構造”なんだ』ということが組み上げながらも感じ取れるものになっています」と並々ならぬこだわりを明かす。
また関節構造についても、これまではガンプラの独自解釈として、フィールドモーターから上下に関節位置をズラして可動域を確保していたが、今回は関節のフィールドモーターからしっかりと回転したうえで90度以上曲がるように設計していると解説。
さらに、「組み立てるのが大変そうに思われるかもしれないが、スライド金型などの技術をふんだんに駆使しており、パーツ数自体は従来のRGシリーズとさほど変わらず、今まで通りのインナーフレームのあるガンダムが作れる」と、設定や可動、ディティールだけでなく、組み立てやすさもアピールする。
デザインに関しては、従来白一色だった肩の部分に、内部装甲が見える小さい点が増えている。これは、小さい点が増えることで、1/144スケールのなかでも、実物の18mの大きさがよりわかりやすくなるという工夫とのこと。
本郷さんから、ボディにライトグレーなどの色が使われていることを指摘されると、大久保さんは「実物大の大きさでつくような陰影を意図的に表現するため、あえて色分けを行っている」と、“実物大の大きさを感じさせる”ことへのこだわりを説明していた。
ここで、2010年7月に発売された「RG RX-78-2 ガンダム」が舞台上に登場。改めて2体を比べながら、RGシリーズの立ち上げに関わった西澤さんが当時を振り返る。
ガンプラ30周年に合わせて発売されたRGシリーズは、当時公開された等身大ガンダムの公開を受けて、そのスケール感・本物感が伝わるものを作成しようと、その時の技術を集めて作った商品だったとのこと。
ガンプラHGシリーズとMGシリーズの間をつなぐ、1/144のサイズで楽しく短い時間で作れるガンプラとして企画されたのがRGシリーズだという。本郷さんは、卓上に並べられた1体を触りながら、「小学生の頃、上手にできなくてMGを頓挫したことがある」と告白。「インナーフレームから作ってみたい、と憧れていたころにRGシリーズが発売された。1/144のサイズでここまでやるか、と驚きました」と、発売当時の衝撃を語った。
「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の全貌は5月公開予定とのことなので、続報を楽しみに待とう。
ガンプラ30周年に合わせて発売されたRGシリーズは、当時公開された等身大ガンダムの公開を受けて、そのスケール感・本物感が伝わるものを作成しようと、その時の技術を集めて作った商品だったとのこと。
ガンプラHGシリーズとMGシリーズの間をつなぐ、1/144のサイズで楽しく短い時間で作れるガンプラとして企画されたのがRGシリーズだという。本郷さんは、卓上に並べられた1体を触りながら、「小学生の頃、上手にできなくてMGを頓挫したことがある」と告白。「インナーフレームから作ってみたい、と憧れていたころにRGシリーズが発売された。1/144のサイズでここまでやるか、と驚きました」と、発売当時の衝撃を語った。
「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の全貌は5月公開予定とのことなので、続報を楽しみに待とう。
ステージの最後には、「バンダイの技術、ガンプラの面白さはまだまだ進化していきますので、これからもご期待ください」(大久保さん)、「ガンプラの進化は止まりません。ファンの皆さんとともにガンプラを育てていけたらと思います」(西澤さん)とコメントがあり、大盛り上がりとなったステージが締めくくられた。
(ガンダムインフォ編集部)
HYPER PLAMO Fes. 2024
開催日:2024年3月22日(金)~24日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場 7ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1 展示ホール7)
開催日:2024年3月22日(金)~24日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場 7ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1 展示ホール7)
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