イベントには、キラ・ヤマト役の保志総⼀朗さん、ラクス・クライン役の⽥中理恵さん、シン・アスカ役の鈴村健⼀さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野 紘さん、グリフィン・アルバレスト役の森崎ウィンさんらに加え、主題歌を担当する西川貴教さん、福田己津央監督、仲 寿和プロデューサーも登壇。TVシリーズを振り返りつつ、遂に完成した『SEED FREEDOM』について、今の心境を語った。
また、本作のエンディングテーマを担当するSee-Sawより作品の完成を祝う手紙が到着したほか、週替わり入場者プレゼントや公開記念舞台挨拶などの最新情報も続々と解禁され、華やかで大盛り上がりのイベントとなった。
オフィシャルレポートが到着したので、早速紹介していこう。
オフィシャルレポート
保志さん(キラ・ヤマト役):キラ・ヤマトを演じさせていただいております、保志総一朗です。いよいよ完成したということで僕も楽しみにしております。皆さん、(公開まで)もう少しです!
田中さん(ラクス・クライン役):ラクス・クライン役の田中理恵です。今日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます!楽しんでいってください。
鈴村さん(シン・アスカ役):シン・アスカ役の声を担当しております、鈴村健一です。今日はよろしくお願いいたします。たまたま着た服が保志さんと被る、これも運命。まさに“DESTINY”。
下野さん(オルフェ・ラム・タオ役):オルフェ・ラム・タオ役、下野 紘です。皆さんお越しいただきありがとうございます。最後まで楽しんでいってください。
森崎さん(グリフィン・アルバレスト役):グリフィン・アルバレスト役の森崎ウィンです。会場にお越しの皆さん、そして配信の皆さんも楽しんでいっていただければと思います。
西川さん(主題歌):やっと皆さんに作品をお届けすることができ本当に嬉しく思っております、西川貴教です。この作品について、やるのか、やらないのか、やってないのか、忘れてしまったのか(笑)。言い続けて参りましたがこうやって皆様にご覧いただけるようになり感無量でございます。よろしくお願いいたします。
仲プロデューサー:自身も大学生の頃見ていた作品ですが、こうやって自分がこの場で「完成しました」とご報告させていただけるのが大変光栄です。よろしくお願いいたします。
福田監督:皆さん、今日はネタバレしないですからね(笑)。20年越しの作品を作らせていただきました。その間に色々公私共にいろんなことがありました。僕としては2~3年くらいしか経ってないつもりで頑張って作りました。気持ちもだいぶ若くなりましたし、作品も若くなったら嬉しいと思っております。できるだけ多くの人に見ていただければと思います。僕も7、8回見ても十分楽しめましたので皆さんなら20回ほど楽しめると思います。ぜひよろしくお願いいたします。
イベント冒頭では、会場内のモニターに本作を見る前のポイントとして『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のTVシリーズのダイジェスト映像が流れ、登場キャラクターの関係性や制作エピソードなどが語られた。
そしてトークは劇場版パートへ。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が遂に公開間近となった今の心境をMCから問われると、福田監督は「20年ぶりですか。多くのスタッフの方が苦労してくださってようやく完成した作品なので、本来はおめでとうと言ってもらえるのは僕ではなく、映画にクレジットされている全ての人だと思っております。代わってお礼を述べさせていただきます、本当に皆さんありがとうございます」と代表して感謝の意を表した。
ついに完成した本作について保志さんは「見ちゃいましたよ。アフレコの時は実際どうなるかまだまだわからない部分が多く、公開できるのかなという心配がありましたが、『完成してる!凄かった!』というのが今言える感想です」、田中さんは「涙腺崩壊しました。これからご覧になる方は最低3つポケットティッシュを持っていってください!」、鈴村さんは「改めてシリーズを見直した時に、あまりのドラマティックさに惹かれて、ファン目線として見入ってしまいました。『SEED DESTINY』の時には自分が演じるので精一杯だったので冷静に見れなかったんですが、今回の『SEED FREEDOM』を見た時に『あの時の“SEED”だ』とめちゃくちゃ感じました。皆さん、ご安心ください、『SEED』『SEED DESTINY』全部入ってます!待ってたものがそこにあるなと期待していただければと思います!」と自信を滲ませたほか、下野さんは「収録時に見たのは、まだ色も入っていないシーンがほとんどだったので、ここがあそこに繋がるのか!というのがいっぱいありました。エンディングまで余すことなくドラマティックだなと思いました」、森崎さんは「劇場で見るべき作品です。アクションシーンなどの迫力がすごくて、クレジットに書いてあるスタッフの皆様の20年の賜物が集まっているんだなと、一視聴者としてすごく伝わってきました」、西川さんは「物語だけじゃなくて、キャストの皆さんの演技が瑞々しかったです。20年っていう時間がぎゅーっと縮まって、まるで続けて見たように感じられたのが僕にとって素晴らしい感動でした。たくさんの方に同じような経験をしていただければと思います」とそれぞれコメント。
そして、歴代の「SEEDシリーズ」の楽曲を担当してきた西川さんが本作で主題歌を担当。主題歌「FREEDOM」は、<西川貴教 with t.komuro>として小室哲哉さんとの初のコラボレーション楽曲。この曲に込めた想いについて問われると、「主題歌を担当させていただいたことに感謝しつつ、いろんな形のたくさんの皆さんの思いを楽曲を通じてお届けしたいなという気持ちと、お待たせしたファンの皆様がこの作品を通じて過去の作品を見返していただくでもいい、そんな出会いになっていただければと思います。今日取材いただいた方が、「当時小学3、4年生だった自分が今こうやって作品をPRする立場になっていて感動的です」という話をされていて、そんな時代を超越した作品をこの「FREEDOM」で届けられたらという思いで小室さんにお願いしました。もちろん過去の作品の繋がりもありますが、僕自身にとってT.M.Revolution、元を辿ればTM NETWORK、いみじくも歴史を繋ぎながら時代を越えた作品を届けていきたいという思いを込めています。たくさんの方に応援いただけると嬉しいです」と熱いメッセージを送った。
さらに「漢字1文字で表すとしたら」というファンからの質問に、監督は“SEED”に因み「種」と答え、理由と問われると「長く植えていた種がついに花開いたっていうことですね」と仲プロデューサーがすかさずフォロー。
イベント終盤では、本作のエンディングテーマ「去り際のロマンティクス」を担当するSee-Sawより福田監督へ完成のお祝いの手紙が読まれる場面も。
石川智晶(See-Saw Vocal & Chorus)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の劇場公開を前に、改めましてこの作品に関わらせて頂き本当にありがとうございます。
「SEEDシリーズ」と最初に出会ったのは約20年前。長い時間を経て再び自分の手の中に戻ってくるとは思っていませんでした。ただ、あの時から地続きのように何か終わってないようなざわざわした気持ちがあったのは確かです。
楽曲の制作前に福田監督と雑談をさせて頂く機会がありましたが、具体的なオーダーをあえて控えて頂いたのか、「石川さんがこれまでの人生の中で感じてきたものを書いて頂ければいい」とおっしゃって頂きました。逆に最も大きな宿題をもらってしまった!と思いました。
ただ不思議と気負いはなく、大事なのはシナリオをなぞるだけでは出てこない「生きた言葉」をどれだけ作詞に入れられるか、そして「SEED」らしさがあるか、それだけでした。
監督はもうご存知ですが、私は今回、「SEEDシリーズ」のお仕事を最初に頂いた時には、全く遠い存在であった人物の目線で歌詞を書かせて頂いてます。立ち姿を思い浮かべ、その背中に広がる景色を想像し始めたら、自然と或るべき場所へ導いてくれました。エンディングテーマは作品の着地点であり、未来でもありますが、最もふさわしい人と共に歩めた気がします。
「SEEDシリーズ」は時代を越えても、ある種の色を持ち続けている作品だと思っています。今回の楽曲も今まで以上に驚くほど「SEED」らしさを感じるものになっています。
同じだけ時間を積み重ねてきたお客様と、感謝と敬意を持って『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を一緒に楽しみたいと思っております!
梶浦由記(See-Saw Keybords)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』本編完成おめでとうございます!
約20年という年月が過ぎていたことがまず驚きでしたし、そして制作発表を受けてのファンの皆様の反応の大きさに、年月を超えて強く支持されている作品なのだな、と改めて感じ入っておりました。そして新たに紡がれる物語の最後に、See-Sawの音楽が欲しい、と言っていただけたことが本当に光栄です。作品と、そしてファンの皆様の思いに答えられる音楽であることを祈っております。
1ファンとして、私もこの作品を待ち焦がれておりました。完成した映像を拝見できる時が心より楽しみです。
最後に代表して保志さんより挨拶。
「20年近く待ち続けた作品が完成して、見てほしい!という気持ちは十分伝わったと思うので、僕も余計なことを言わないようにと意識していました。いろんなドラマが詰まってます。今までのキャラや新しいキャラも沢山いて、そのキャラクターのドラマも気になっていることと思います。ご覧になった後もこの後の“SEED”の世界はどうなっているんだろうとか、いろんな思いを馳せていただきたいと思います。ようやくできた喜びを1月26日以降みんなと共有したいと思いますので、楽しみにしていただければ嬉しいです」と、本作の公開を楽しみに待つファンへ向けメッセージが送られた。
その後、週替わり入場者プレゼント、劇場先行販売のガンプラやパンフレットなどの商品に加え、公開記念舞台挨拶の実施決定などなど本作の新情報が続々と解禁された。さらにはエンディングテーマ、See-Saw 「去り際のロマンティクス」MV(Short Ver.)がサプライズ公開された。MVが流れると会場は万雷の拍手に包まれ、イベントは大盛り上がりの中、幕を閉じた。
開催日:2024年1月10日(水)
会場:丸の内ピカデリー1(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F)
完成会見イベントで公開された新情報はこちら!
・『SEED FREEDOM』入プレ第1弾は「後藤リウ書き下ろし短編小説&アーセナルベースPRカード」!劇場先行ガンプラやパンフも販売決定!
・『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』1月28日に公開記念舞台挨拶&全国ライブビューイング開催決定!
公開予定日:2024年1月26日(金)全国ロードショー
ムビチケカード好評発売中:上映予定劇場(一部劇場を除く)、メイジャー通販サイト、MOVIE WALKER STORE
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