▲U-14コース第1位 小島柚紀さん、OVER-21コース第1位 morish/もりっシュさん、U-20コース第1位 koseiさん
BANDAI SPIRITSが主催する公式ガンプラ世界大会「ガンプラビルダーズワールドカップ 11thトーナメント」(GBWC11th)の日本代表を決める「日本大会決勝戦・表彰式」が、本日11月18日(土)、ガンダムベース東京で開催された。
GBWC11thは、「U-14コース」「U-20コース」「OVER-21コース」の3コースで開催。日本大会決勝には、各コースより10作品ずつ、計30作品が進出した。
表彰式では、各コースの上位3位に加え、一般ユーザーのWEB投票によって決まる「オーディエンス賞」の受賞作品も発表。審査委員を務めたBANDAI SPIRITSホビーディビジョン クリエイション部の清宮僚太さん、狩野義弘さん、西澤純一さんが入賞作品への講評を行った。
GBWCは今回、4年ぶりのリアル開催となり、司会を担当した京極雅美さんとバロン山崎さんも大きな笑顔で「感無量」と話す。受賞者たちも一様に興奮を見せ、ファイナリスト同士、お互いの健闘を称えあい握手を交わす熱い場面もあった。
それではさっそく、各受賞作と講評に加え、チャンピオンへのインタビューを紹介していこう。
なお、GBWC11th世界大会決勝は、12月16日(土)に開催。各エリアから毎年ハイレベルな代表作品が集結するので、熾烈な戦いのフィナーレをお見逃しなく。
GBWC11thは、「U-14コース」「U-20コース」「OVER-21コース」の3コースで開催。日本大会決勝には、各コースより10作品ずつ、計30作品が進出した。
表彰式では、各コースの上位3位に加え、一般ユーザーのWEB投票によって決まる「オーディエンス賞」の受賞作品も発表。審査委員を務めたBANDAI SPIRITSホビーディビジョン クリエイション部の清宮僚太さん、狩野義弘さん、西澤純一さんが入賞作品への講評を行った。
GBWCは今回、4年ぶりのリアル開催となり、司会を担当した京極雅美さんとバロン山崎さんも大きな笑顔で「感無量」と話す。受賞者たちも一様に興奮を見せ、ファイナリスト同士、お互いの健闘を称えあい握手を交わす熱い場面もあった。
それではさっそく、各受賞作と講評に加え、チャンピオンへのインタビューを紹介していこう。
なお、GBWC11th世界大会決勝は、12月16日(土)に開催。各エリアから毎年ハイレベルな代表作品が集結するので、熾烈な戦いのフィナーレをお見逃しなく。
U-14コース
<第1位>
作品:カミーユ 宇宙へ・・・
作者:小島柚紀
講評:劇中のシーンをそのまま再現するのではなく、キャラクターの心情を表現しているのに心を打たれた。ガンダムMk-IIはRG、サイコ・ガンダムはHGと、異なるブランドを組み合わせているのでメリハリができている。密度間、サイズ感もよく表現されている。
作品:カミーユ 宇宙へ・・・
作者:小島柚紀
講評:劇中のシーンをそのまま再現するのではなく、キャラクターの心情を表現しているのに心を打たれた。ガンダムMk-IIはRG、サイコ・ガンダムはHGと、異なるブランドを組み合わせているのでメリハリができている。密度間、サイズ感もよく表現されている。
<第2位>
作品:ジャブローの狩人
作者:キノピー
講評:「ジャブロー」「スナイパー」という、ガンプラ好きにとって大好物のシチュエーションを50x50cmのスペースにうまく収めている。工作の見せ所をスナイパーライフルに集中しているところが高く評価された
作品:ジャブローの狩人
作者:キノピー
講評:「ジャブロー」「スナイパー」という、ガンプラ好きにとって大好物のシチュエーションを50x50cmのスペースにうまく収めている。工作の見せ所をスナイパーライフルに集中しているところが高く評価された
<第3位>
作品:「決着」
作者:ゆわっしー
講評:イザークの乗るデュエルガンダムと、ディアッカの乗る94式ベースジャバーという設定で、キャラクターまで想像して各機体をカラーリングしているところが特に良い。
作品:「決着」
作者:ゆわっしー
講評:イザークの乗るデュエルガンダムと、ディアッカの乗る94式ベースジャバーという設定で、キャラクターまで想像して各機体をカラーリングしているところが特に良い。
U-20コース
<第1位>※オーディエンス賞とのダブル受賞
作品:Valiant
作者:kosei
講評:応募写真の時点ですごくインパクトがあった。せっかく作ったMSの正面を見せないのは勇気のいること。「この構図で見せたい!」という強い意志と、それを実現する緻密な構成力がある。様々な角度から眺めたくなる、見る人を引き込むパワーのある作品。
作品:Valiant
作者:kosei
講評:応募写真の時点ですごくインパクトがあった。せっかく作ったMSの正面を見せないのは勇気のいること。「この構図で見せたい!」という強い意志と、それを実現する緻密な構成力がある。様々な角度から眺めたくなる、見る人を引き込むパワーのある作品。
<第2位>
作品:最強と最恐
作者:彦夏
講評:最も強くて、最も恐ろしい、ふたつのものを融合するビルド。ベースになったのは「Hi-νガンダム」と「プロヴィデンスガンダム」で、宇宙世紀とコズミックイラが融合しているし、ガンダムやガンプラの歴史の融合でもある。一見シンプルに見えるが、1機のなかに複数の融合を丁寧に組み合わせており、激シブに仕上がっている。
作品:最強と最恐
作者:彦夏
講評:最も強くて、最も恐ろしい、ふたつのものを融合するビルド。ベースになったのは「Hi-νガンダム」と「プロヴィデンスガンダム」で、宇宙世紀とコズミックイラが融合しているし、ガンダムやガンプラの歴史の融合でもある。一見シンプルに見えるが、1機のなかに複数の融合を丁寧に組み合わせており、激シブに仕上がっている。
<第3位>
作品:逆光-革命の旗揚げ-
作者:GARAPAGOS
講評:作品から「ここを見てくれ!」という声が聞こえてくるよう。羽根のグラデーション塗装など、見る人の気持ちや視点を細かく考えて作られている。非常にバランスが整っている。
作品:逆光-革命の旗揚げ-
作者:GARAPAGOS
講評:作品から「ここを見てくれ!」という声が聞こえてくるよう。羽根のグラデーション塗装など、見る人の気持ちや視点を細かく考えて作られている。非常にバランスが整っている。
OVER-21コース
<第1位>※オーディエンス賞とのダブル受賞
作品:RIGGING 艤装
作者:morish/もりっシュ
講評:作者がスタークジェガンを好きなことが伝わってくる。メインのスタークジェガンを引き立たせるためのバックボーンとして周りの部分が作られており、各要素がよく考えて配置されている。電飾や、ハッチを開ける人物など、視線の誘導が巧みで、ストーリーラインが見えるような作品。
作品:RIGGING 艤装
作者:morish/もりっシュ
講評:作者がスタークジェガンを好きなことが伝わってくる。メインのスタークジェガンを引き立たせるためのバックボーンとして周りの部分が作られており、各要素がよく考えて配置されている。電飾や、ハッチを開ける人物など、視線の誘導が巧みで、ストーリーラインが見えるような作品。
<第2位>
作品:女王の試練
作者:ハス寝る
講評:『水星の魔女』をモチーフに、魔女的な雰囲気が表現されている。チューニングがうまく、メカニカルな部分と、魔導、使い魔といった要素が良くまとまっている。ギミックの見せ方も上手で、楽しい作品に仕上がっている。
作品:女王の試練
作者:ハス寝る
講評:『水星の魔女』をモチーフに、魔女的な雰囲気が表現されている。チューニングがうまく、メカニカルな部分と、魔導、使い魔といった要素が良くまとまっている。ギミックの見せ方も上手で、楽しい作品に仕上がっている。
<第3位>
作品:Re:taliate
作者:Ririto
講評:「これで勝負するぞ!」という気合を感じた。細かくあら探しをしても、ひとつのミスも見つからないくらい丁寧な仕事をしている。パーツの使い方がものすごくうまく、仕込まれているというギミックも見てみたい。
作品:Re:taliate
作者:Ririto
講評:「これで勝負するぞ!」という気合を感じた。細かくあら探しをしても、ひとつのミスも見つからないくらい丁寧な仕事をしている。パーツの使い方がものすごくうまく、仕込まれているというギミックも見てみたい。
チャンピオンインタビュー
Q. 年齢とガンプラ歴、今回の作品のコンセプト、制作期間を教えてください
小島柚紀(U-14コース第1位)「12歳で、ガンプラ歴は1年と少しです。ファースト(『機動戦士ガンダム』)の再放送でガンダムにハマって、続けて再放送された『機動戦士Ζガンダム』も見続けました。『Ζガンダム』第20話のシーンが印象に残ったので作品にしました。ただ、劇中をそのまま再現するのでは面白くないので、ニュータイプの緑とフォウの髪の色のイメージをミックスさせました。制作期間は3か月です」
kosei(U-20コース第1位)「19歳です。ガンプラ歴は、中学1年生からなので6年くらい。『閃光のハサウェイ』を見て印象に残ったΞガンダムのシーンを再現したくて、今回の作品ができました。設定画をもとにジオラマを作っている時間が長かったのですが、設定画にない部分も作る必要があり、想像して作りました。制作期間は10か月くらいです」
morish/もりっシュ(OVER-21コース第1位)「33歳で、ガンプラ歴は『SEED』が放送していたころからなので、20年ですね。私は量産機が好きで、量産機の頂点であるジェガンを作りました。『ガンダムUC』冒頭のスタークジェガンが印象的で、スタークジェガンを重武装にするのがコンセプト。ただ、なんでも付け足すのではなく、“逆に付けない”引き算をして、全体のバランスに気を使いました。本体と台座を作った時点では特にストーリー性はなかったのですが、一度バラして組み直す時にインスピレーションが湧いてきて、コックピットや周囲のMSを付け加えていきました。制作期間は1か月くらいです」
Q. チャンピオンになったことを伝えたい人はいますか?また、世界大会決勝への意気込みを教えてください
小島柚紀「1番は母親なんですが、ガンプラを通じて仲良くなった方々にも伝えたいと思います。チャンピオンになった実感はまだ無いのですが、せっかく世界大会に参加できるので、行くからには結果を残したいです」
kosei「小さいころからずっと応援してくれた親と、サークルの仲間に伝えたいです。世界大会でも良い報告ができるよう、これからも頑張ります」
morish/もりっシュ「まずは妻に伝えたいです。寛大な気持ちで見守ってくれ、ガンプラを作る時間やスペースをサポートしてくれました。また、ふたりのこどもたちにも感謝の気持ちを伝えたいです。日本大会決勝にも素晴らしい作品の数々が出品されていたので、私の作品が世界大会に行って良いものなのか、心の準備ができていませんが…日本の全GBWC参加者の思いを背負って、胸を張って行きたいと思います」
小島柚紀(U-14コース第1位)「12歳で、ガンプラ歴は1年と少しです。ファースト(『機動戦士ガンダム』)の再放送でガンダムにハマって、続けて再放送された『機動戦士Ζガンダム』も見続けました。『Ζガンダム』第20話のシーンが印象に残ったので作品にしました。ただ、劇中をそのまま再現するのでは面白くないので、ニュータイプの緑とフォウの髪の色のイメージをミックスさせました。制作期間は3か月です」
kosei(U-20コース第1位)「19歳です。ガンプラ歴は、中学1年生からなので6年くらい。『閃光のハサウェイ』を見て印象に残ったΞガンダムのシーンを再現したくて、今回の作品ができました。設定画をもとにジオラマを作っている時間が長かったのですが、設定画にない部分も作る必要があり、想像して作りました。制作期間は10か月くらいです」
morish/もりっシュ(OVER-21コース第1位)「33歳で、ガンプラ歴は『SEED』が放送していたころからなので、20年ですね。私は量産機が好きで、量産機の頂点であるジェガンを作りました。『ガンダムUC』冒頭のスタークジェガンが印象的で、スタークジェガンを重武装にするのがコンセプト。ただ、なんでも付け足すのではなく、“逆に付けない”引き算をして、全体のバランスに気を使いました。本体と台座を作った時点では特にストーリー性はなかったのですが、一度バラして組み直す時にインスピレーションが湧いてきて、コックピットや周囲のMSを付け加えていきました。制作期間は1か月くらいです」
Q. チャンピオンになったことを伝えたい人はいますか?また、世界大会決勝への意気込みを教えてください
小島柚紀「1番は母親なんですが、ガンプラを通じて仲良くなった方々にも伝えたいと思います。チャンピオンになった実感はまだ無いのですが、せっかく世界大会に参加できるので、行くからには結果を残したいです」
kosei「小さいころからずっと応援してくれた親と、サークルの仲間に伝えたいです。世界大会でも良い報告ができるよう、これからも頑張ります」
morish/もりっシュ「まずは妻に伝えたいです。寛大な気持ちで見守ってくれ、ガンプラを作る時間やスペースをサポートしてくれました。また、ふたりのこどもたちにも感謝の気持ちを伝えたいです。日本大会決勝にも素晴らしい作品の数々が出品されていたので、私の作品が世界大会に行って良いものなのか、心の準備ができていませんが…日本の全GBWC参加者の思いを背負って、胸を張って行きたいと思います」
(ガンダムインフォ編集部)
日本大会決勝戦 結果速報配信中!
ガンプラビルダーズワールドカップ 11thトーナメント 日本大会決勝戦・表彰式
開催日:2023年11月18日(土)
会場:ガンダムベース東京
開催日:2023年11月18日(土)
会場:ガンダムベース東京
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