展覧会「日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が、9月9日(土)より福岡市美術館で開催されることが決定した。
初の巨大ロボットアニメ『鉄人28号』放映から60年を迎えて開催される本展覧会は、日本で脈々と制作されてきた巨大ロボットアニメのデザインとその映像表現の歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない内容となっている。
会場では、『機動戦士ガンダム』より「RX-78-2 ガンダム」の大きさを体験できるコーナーのほか、『太陽の牙ダグラム』『超時空要塞マクロス』『マジンガーZ』といった数々のロボットアニメから多様な展示を実施。作品のリアリティ形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に、テーマに迫る。
チケットは、ARTNEチケットオンライン、チケットぴあ、ローソンチケットにて好評発売中。チケットぴあ限定の、お得な「図録付きチケット」も数量限定で登場しているので、お見逃しなく。
なお、本展は、2024年2月10日(土)から神奈川・横須賀美術館、2024年夏からは京都でも開催され、以降も追加巡回を調整中とのこと。 続報をお楽しみに。
このほか、6月27日(火)に実施された本展の記者発表のオフィシャルレポートも到着したので、あわせて紹介していこう。
初の巨大ロボットアニメ『鉄人28号』放映から60年を迎えて開催される本展覧会は、日本で脈々と制作されてきた巨大ロボットアニメのデザインとその映像表現の歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない内容となっている。
会場では、『機動戦士ガンダム』より「RX-78-2 ガンダム」の大きさを体験できるコーナーのほか、『太陽の牙ダグラム』『超時空要塞マクロス』『マジンガーZ』といった数々のロボットアニメから多様な展示を実施。作品のリアリティ形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に、テーマに迫る。
チケットは、ARTNEチケットオンライン、チケットぴあ、ローソンチケットにて好評発売中。チケットぴあ限定の、お得な「図録付きチケット」も数量限定で登場しているので、お見逃しなく。
なお、本展は、2024年2月10日(土)から神奈川・横須賀美術館、2024年夏からは京都でも開催され、以降も追加巡回を調整中とのこと。 続報をお楽しみに。
このほか、6月27日(火)に実施された本展の記者発表のオフィシャルレポートも到着したので、あわせて紹介していこう。
展覧会「日本の巨大ロボット群像」福岡会場 開催概要
【会期】
2023年9月9日(土)~11月12日(日)9:30~17:30
※休館日:毎週月曜(ただし、9月18日と10月9日は開館し翌日休館)
※9月・10月の金曜・土曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
【会場】
福岡市美術館
(福岡県福岡市中央区大濠公園1-6)
【チケット料金】
・一般 … 1,600円(税込)
・高大生 … 800円(税込)
・小中生 … 500円(税込)
【チケット発売情報】
・ARTNEチケットオンライン
・チケットぴあ(Pコード:686-520)
・ローソンチケット(Lコード:83534)
・【チケットぴあ限定】図録付きチケット
※数量限定販売となります。
詳しくはオフィシャルサイト、オフィシャルTwitterをご確認ください。
2023年9月9日(土)~11月12日(日)9:30~17:30
※休館日:毎週月曜(ただし、9月18日と10月9日は開館し翌日休館)
※9月・10月の金曜・土曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
【会場】
福岡市美術館
(福岡県福岡市中央区大濠公園1-6)
【チケット料金】
・一般 … 1,600円(税込)
・高大生 … 800円(税込)
・小中生 … 500円(税込)
【チケット発売情報】
・ARTNEチケットオンライン
・チケットぴあ(Pコード:686-520)
・ローソンチケット(Lコード:83534)
・【チケットぴあ限定】図録付きチケット
※数量限定販売となります。
詳しくはオフィシャルサイト、オフィシャルTwitterをご確認ください。
■今後の開催情報
・神奈川会場
【会期】
2024年2月10日(土)~4月7日(日)10:00~18:00
【会場】
横須賀美術館
(神奈川県横須賀市鴨居4-1)
※休館日:2024年3月4日(月)、4月1日(月)
・京都会場
【会期】
2024年夏
以降、追加巡回を調整中。
・神奈川会場
【会期】
2024年2月10日(土)~4月7日(日)10:00~18:00
【会場】
横須賀美術館
(神奈川県横須賀市鴨居4-1)
※休館日:2024年3月4日(月)、4月1日(月)
・京都会場
【会期】
2024年夏
以降、追加巡回を調整中。
展覧会のみどころ
①巨大ロボットの「メカニズム」に注目!
主人公のロボットへの「搭乗」、そして「合体」、「変形」は巨大ロボットの、いわば「お約束」。玩具展開を前提としたデザインには工夫が凝らされています。が、そのデザインに隠された「メカニズム」には、それなりの合理性があります。
本展では、そうしたメカニズムの魅力を、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した造作物によってお伝えします。
②気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!
巨大ロボットの「大きさ」は、アニメ劇中にていかに表現されてきたか?1980年代になると、巨大なロボットは実用機械レベルに小さくなり、同時にその表現はリアリティを増します。
現実にありそうなそうしたロボットたちの一部分(あるいは全部)を、劇中で設定された通りの大きさに引き延ばしたらどう見えるか?アニメの登場人物になった気分でご鑑賞ください!
③「内部メカ」にもえる!
架空のロボットが、あたかも本当に存在するかのように、「内部透視図」が描かれてきました。装甲の裏側、そして隙間にのぞくメカは、架空メカの「実体化」への欲望なのか、制作者のフェティシズムか?
現在ではプラモデルや玩具でも当たり前のように内部メカが再現されることが多くなったロボットの「内部」に注目します。
④メカニックデザイナー・宮武一貴氏による圧巻の巨大絵画を展示!
宮武一貴氏(スタジオぬえ)が巨大ロボットをテーマとした、描きおろしの巨大絵画を本展のために制作。美術館ならではの大画面で、宮武氏の描くロボットワールドを堪能してください!
主人公のロボットへの「搭乗」、そして「合体」、「変形」は巨大ロボットの、いわば「お約束」。玩具展開を前提としたデザインには工夫が凝らされています。が、そのデザインに隠された「メカニズム」には、それなりの合理性があります。
本展では、そうしたメカニズムの魅力を、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した造作物によってお伝えします。
②気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!
巨大ロボットの「大きさ」は、アニメ劇中にていかに表現されてきたか?1980年代になると、巨大なロボットは実用機械レベルに小さくなり、同時にその表現はリアリティを増します。
現実にありそうなそうしたロボットたちの一部分(あるいは全部)を、劇中で設定された通りの大きさに引き延ばしたらどう見えるか?アニメの登場人物になった気分でご鑑賞ください!
③「内部メカ」にもえる!
架空のロボットが、あたかも本当に存在するかのように、「内部透視図」が描かれてきました。装甲の裏側、そして隙間にのぞくメカは、架空メカの「実体化」への欲望なのか、制作者のフェティシズムか?
現在ではプラモデルや玩具でも当たり前のように内部メカが再現されることが多くなったロボットの「内部」に注目します。
④メカニックデザイナー・宮武一貴氏による圧巻の巨大絵画を展示!
宮武一貴氏(スタジオぬえ)が巨大ロボットをテーマとした、描きおろしの巨大絵画を本展のために制作。美術館ならではの大画面で、宮武氏の描くロボットワールドを堪能してください!
記者発表オフィシャルレポートが到着!
記者発表には、山口洋三(本展監修者、福岡アジア美術館学芸課長)、廣田恵介(本展ゲストキュレーター)、五十嵐浩司(本展ゲストキュレーター)が出席。
「巨大ロボットの「メカニズム」に注目!」「気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!」「『内部メカ』にもえる!」「メカニックデザイナー・宮武一貴による圧巻の巨大絵画を展示!」という4つのポイントを軸に、廣田の「製作資料をいくら並べたところで魅力は伝えられない。美術館の特性を最大限に生かす展示の仕方をしたい」という想いの下、「飛び出す絵本の中に入り込んだような感覚」「ロボットの足元からてっぺんまでを体感できる仕組み」「いろいろ発見をし、考察を深めてもらえる内容」など、本展の数々の魅力が語られました。
後半には、本展のために巨大絵画を制作した宮武一貴氏 (メカニックデザイナー)が登場。宮武氏は「精神的に堪えるものがありました」と苦笑しつつ、「いざ鉛筆を持ってみると、体が自然に動くんですね」「このロボットたちにどう皆様に接していただくか、どう魅力を伝えられるか、それを思って描きました」とコメント。
廣田は今回の依頼について「お寺に銅像があるように、架空のものを扱う以上、美術館にも神がかった像を配置しないと、と。じゃあ神を宿らせることができる人って誰だろうと考えたとき、アニメーターさんたちが動く絵を描くための出発点となるのが設定画なので、その設定画を描く宮武さんだろうと」と説明。
宮武氏は「魂を宿らせることができるかどうか、自分自身への課題でした」「宿せなかったら自分がいる意味がない。そう思いました。完成作品はぜひ会場で御覧いただければと思います」と呼びかけました。
本会見の模様は後日公開予定です。
「巨大ロボットの「メカニズム」に注目!」「気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!」「『内部メカ』にもえる!」「メカニックデザイナー・宮武一貴による圧巻の巨大絵画を展示!」という4つのポイントを軸に、廣田の「製作資料をいくら並べたところで魅力は伝えられない。美術館の特性を最大限に生かす展示の仕方をしたい」という想いの下、「飛び出す絵本の中に入り込んだような感覚」「ロボットの足元からてっぺんまでを体感できる仕組み」「いろいろ発見をし、考察を深めてもらえる内容」など、本展の数々の魅力が語られました。
後半には、本展のために巨大絵画を制作した宮武一貴氏 (メカニックデザイナー)が登場。宮武氏は「精神的に堪えるものがありました」と苦笑しつつ、「いざ鉛筆を持ってみると、体が自然に動くんですね」「このロボットたちにどう皆様に接していただくか、どう魅力を伝えられるか、それを思って描きました」とコメント。
廣田は今回の依頼について「お寺に銅像があるように、架空のものを扱う以上、美術館にも神がかった像を配置しないと、と。じゃあ神を宿らせることができる人って誰だろうと考えたとき、アニメーターさんたちが動く絵を描くための出発点となるのが設定画なので、その設定画を描く宮武さんだろうと」と説明。
宮武氏は「魂を宿らせることができるかどうか、自分自身への課題でした」「宿せなかったら自分がいる意味がない。そう思いました。完成作品はぜひ会場で御覧いただければと思います」と呼びかけました。
本会見の模様は後日公開予定です。
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