世界最大級のクリエイティブ・カンファレンスイベント「SXSW2024」(サウス・バイ・サウスウエスト2024)が、3月8日(金)から16日(土)までの9日間、アメリカ・オースティンコンベンションセンターで開催された。
イベント内の「Featured Session: Bringing a Major Franchise Into XR: The Gundam Example」にて、ヴァーチャル・リアリティ(VR)による新規映像作品『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』に関するパネルセッションを実施。
本作の監督を務める鈴木健一氏、Astrea社編集長のZoé Lemaire氏、Meta社XRプロデューサーのRyan Genji Thomas氏、バンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘エグゼクティブプロデューサーが登壇し、ガンダムをVR作品として表現するにあたっての技術的な挑戦や今後の展望が語られた。
また、セッション内で本作の開発中最新情報ムービー(紹介記事は
こちら)も初公開。鈴木監督は「VRでの作品づくりは私個人としてもやりたいという思いがありました。ガンダムの世界に入ったらこういったことを経験したいよね、といったところをいくつか散りばめています。初めてVRの世界でガンダムを見ると、1/1を見た時のような感動がありますので、ぜひそれを楽しみにしておいていただければと思います」とコメントした。
『銀灰の幻影』は、バンダイナムコフィルムワークスと、フランス・パリに本社を置くVR制作会社「Atlas V」が共同で制作。多数のVR作品を展開するAstrea社がディストリビュートを担当し、Meta社のVRヘッドセット「Meta Quest」にて展開予定となっている。
3月22日(金)には新たな作品情報が公開されるとのことなので、続報をお楽しみに。