『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』は、いよいよ本日9月2日(土)より全国35館にて4週間限定の劇場上映がスタートした。
東京・丸の内ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われ、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、ギレン・ザビ役の銀河万丈さん、アムロ・レイ役の古谷 徹さん、カイ・シデン役の古川登志夫さん、安彦良和総監督が登壇。
初日に相応しいプレミアムメンバーが集結した舞台挨拶の模様は、全国の上映館でライブビューイングされるなど盛大に催しとなった。
今回のメンバーが揃って舞台に立つのは、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』においても無く、38年の歴史で初とのこと。
この日第5話の劇場公開を迎えることができたこととともに、「一緒に立てるのが感無量」、「こんなに嬉しいことはない」と喜びを分かち合った。
『THE ORIGIN』という作品について問われると、池田さんは「ファーストガンダムにはなかった話なので新鮮な気持ち」と語る。
また、銀河さんが「年に逆行するので演技が難しい」と語ると、「8歳…とは思ったが、安彦総監督の指名なのでやるしかない」(古谷)、「高校生の声が出るのか?と思ったが、大好きなキャラクターなので精一杯頑張った」と、同じ点で苦労したことを明かす。
一方、安彦総監督はファーストガンダムの頃は、ずっとスタジオで絵を描いていたため銀河さんと面識がなく、『THE ORIGIN』で初めて銀河さんと会ったという。「そのまんまでビックリした。見た目は怖いけど優しい方でした」の感想に会場は大いに沸いた。
そして次の第6話「誕生 赤い彗星」への意気込みを問われると、安彦総監督は「当初『THE ORIGIN』は全4話の予定だったが、皆様に支えられて第5話・第6話のルウム編を作ることができるようになった。『THE ORIGIN』には、この先に一年戦争編が存在している。皆様の支持があればまた作れることができるかもしれないので、ぜひよろしく」と熱く語った。
最後はそれぞれにとっての「ガンダムとは」のコメントがあり、初日舞台挨拶は幕を閉じた。
古川登志夫(カイ・シデン役)
『ガンダム』は日本のアニメの金字塔です。自分の代表作は『ガンダム』『カイ・シデン』と、これからも言っていきたい。
古谷 徹(アムロ・レイ役)
『THE ORIGIN』はシャアが主役だが、一年戦争編からはアムロが主役になります。私を主役にさせてください!
銀河万丈(ギレン・ザビ役)
当時は声の仕事を始めた時期だったので、ギレンは自分の役作りの原点。そんな作品に出会えて幸せです。
池田秀一(シャア・アズナブル役)
もう1本主役をさせてください。『THE ORIGIN』をよろしくお願いします。
安彦良和総監督
一度は離れたが『THE ORIGIN』という形でまた『ガンダム』に帰ってきた。これはもう逃れられないものとして、財産として付き合っていきます。
なお、この日は貴重なプレミアムメンバーが集結したということで、会場の全員で「ジーク・ジオン!」の合唱をすることに。
銀河さんによるギレンの掛け声で「ジーク・ジオン!」の大合唱が響き渡った。
さらに、会場のファンに向けたフォトセッションのために、登壇キャストたちが演じるキャラクターのイラストも用意されるなど、豪華な内容の初日舞台挨拶となった。
▲全員で「ジーク・ジオン!」の大合唱!
▲ギレン、シャア、アムロ、カイがパネルを持った貴重なイラスト!
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』は、全国35館にて9月29日(金)までの4週間限定で劇場上映中だ。
上映劇場では、初回限定版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN V Blu-ray Disc Collector’s Edition」や、主題歌「I CAN’T DO ANYTHING ―宇宙(そら)よ―」の劇場仕様盤CD、劇場限定ガンプラ、各種グッズを販売しているほか、週替わりの入場者プレゼントも配布している。
ぜひとも劇場へ足を運んで『THE ORIGIN』最新作を観てみよう。
※本文中、一部敬称略
(ガンダムインフォ編集部)
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