2012年5月14日 (月)
「Q.『機動戦士ガンダムAGE』キオ編スタート!ガンダムで祖父と孫といえば?」はデギンとミネバが1位!【2012年4月30日~2012年5月6日】
■第251回 2012年4月30日~2012年5月6日
Q.『機動戦士ガンダムAGE』キオ編スタート!ガンダムで祖父と孫といえば?」はデギンとミネバが1位!
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「孫は目に入れても痛くない」というが、現実は指が目に当たっただけで相当痛い。たしかに自分の遺伝子を継ぐあどけない姿を見るとかわいいだろう。しかし、それは直接的な子育てという責任を次の世代である父親や母親に委譲しているからである。キオのように父親のアセムが居ない状況では、おじいさんであるフリットが父親の役目も果たさねばならない。当然、厳しくならざるを得ないのだ。ということで今回はおじいさんと孫を調査してみた。 |
第1位はデギンとミネバ。ジオン公国の公王でザビ家一族の支配体制を固めたデキン・ソド・ザビと三男ドズルの娘、ミネバのペアが43ポイント強の支持を得た。ミネバは『ガンダムUC』でも、ザビ家の忘れ形見として活躍しているので、人気が上がっているようだ。デキンとは赤ん坊のころに死別してしまうので、本編でふたりの直接的なエピソードはない。しかしガルマの死を悼むデキンの姿を思い返すと、命の危険を顧みず和平交渉に出かけたのは、もしかするとミネバの為だったかもしれないと考えさせられるほどだ。そんな「無償の愛」もおじいちゃんの特長だ。 |
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第2位はフリットとキオが22ポイント強の支持を得た。いつまでも元気なフリットじいさんと純粋無垢なキオの関係は溺愛とはいいがたい。過酷な環境にキオを連れ出し、スパルタ教育ともいえる強引な指導を続けている。しかし自らの経験や宿願を世代を越えて伝えようとするフリットの熱意は強力だ。この「伝えたい」という気持ちも、おじいちゃんの特長ではないだろうか。古今東西、仇討ちや仕返しというのは枚挙にいとまがない。本能的な感情なのかもしれない。しかし3世代に渡って、その感情を維持し続けるのは並大抵ではないだろう。 |
「愛することと、伝えること」このふたつがおじいさんの役割なのかもしれない。愛は尊敬の気持ちを育て、伝えることで一族の繁栄を維持し続けることができる。 おじいちゃんと孫の話で有名なのは徳川家康と3代将軍家光の話ではないだろうか。敬愛するおじいちゃんのために日光東照宮の大規模改築を行った。「~日光山に小さな堂を建てて~」というおじいちゃんの遺言とはほど遠い荘厳な社殿に改築したのだ。そして計10回も参詣している。当時は将軍が参詣するとなったら大変だったろう。この関係が徳川300年治世の基礎となった。はたして、フリットとキオの関係がどのような歴史を残すのであろうか。 |
ガンダムインフォ編集部
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