「Q．『RE/100 イフリート改』発売記念！暑苦しい軍人と言えば？」【4/11～4/17】

ミスター・ブシドー	55.1%
アナベル・ガトー	13.9%
イザーク・ジュール	8.8%
アイン・ダルトン	6.0%
マスク	5.8%
アンジェロ・ザウパー	2.8%
グレミー・トト	2.7%
ヘルベルト・フォン・カスペン	2.6%
ニムバス・シュターゼン	2.3%

（回答2,970人）

「RE/100 イフリート改」発売記念！暑苦しい軍人と言えば？

グフとドム好きにはたまらない「イフリート改」が「RE/100」で発売された。設定では、グフとドムの間になる機体だ。開発はドムを作ったツィマッド社。マッシブなドムもいいが、グフの機動性とスタイリッシュなシルエットが好きな人には、特におすすめの機体である。何度か映像化の噂もあったようだが、いまだ映像化されておらず、PS3「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」やゲームなどに登場する。パイロットはニムバス・シュターゼン大尉。撤退命令を出した上官を殺してしまうほど、好戦的で冷酷な男だ。パイロットとしての優れた技量をもちながら、いったん戦場に出ると、味方を手にかけることもあった。国王に忠実な騎士道精神を重視する暑苦しい男である。
ということで、今回はニムバスのような暑苦しい軍人を調査してみた。



が過半数を超える支持を獲得した。
うんうん。たしかに私も同感である。『機動戦士ガンダム00』に登場するやたらセリフが暑苦しいキャラであった。ファーストシーズンで刹那に敗れ、日本の武士道に傾倒して修行をし、仮面をかぶってミスター・ブシドーとなった。その正体は、独立治安維持部隊アロウズに所属する金髪のエースパイロット、グラハム・エーカーである。仮面をつける前から、「会いたかった…会いたかったぞ、ガンダム！」とか、「抱き締めたいな、ガンダム！」。そして、極め付けは「この気持ち…まさしく愛だ！」などと、なんか勘違いしそうなセリフを連発し、異彩を放つキャラである。声優さんの演技力もあったのだろうが、放送当時からイベントなどでも大人気であった。



が14ポイント弱の支持を集めた。
こちらは、まさに「漢」という字が似合う熱い男である。『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場した一年戦争後のジオン残党で、「ソロモンの悪夢」の異名を持つエースパイロット。ガトーは義を重んじる性格と四字熟語を引用したセリフが特徴的である。また、月での潜伏期間中にはニナ・パープルトンと恋仲だったようで、暑苦しい男に憧れるのも女性の性（さが）なのかな～と、若き頃の我々はガトーに憧れたものである。



さて、イフリート改に搭載されたのはEXAMシステムというニュータイプを倒すために作られたソフト＆ハードである。『機動戦士ガンダム』の重要なテーマは「ニュータイプの提唱」である。宇宙に適応した新人類を指すニュータイプであるが、その先読み能力が戦場で多大な戦果を挙げるようになり、そのような新人類（ニュータイプ）を受け入れず、駆逐しようという動きが出てきた。これは自然なことで、新しい兵力にはそれに対抗する兵力を用意するのが戦いの常である。『機動戦士Ζガンダム』ではフォウのような強化人間、『機動戦士ガンダムUC』ではNT-Dなど、ほかの作品でも対ニュータイプ技術が開発されている。対ニュータイプではないが『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の「阿頼耶識システム」も似たようなコンセプトであろう。そして、操縦する手や足を媒介するのすらやめ、より操縦系に脳を近づけようとする極端な例がアインであった。似たようなことが『機動戦士ガンダム サンダーボルト』でも描かれている。
イフリート改のような、強くて、カッコイイ兵器についつい憧れてしまうのは、他人より優位に立ちたいがために、力を求める人の業なのだろうか。でも、アインになるのは嫌だ～。